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悩み相談・愚痴アプリ「きいて」2024年のデータを公開

業績報告
2025年2月5日 10:30
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M Media Appsが提供する悩み相談・愚痴アプリ「きいて」は孤独感の低減や自殺予防を目的としたSNSです。この度運営開始から4年目を迎えた2024年のサービス利用データを公開しました。


愚痴アプリきいて1

愚痴アプリきいて1


■1日平均で616件の投稿

2024年は225,366件の投稿があり、1日あたりの平均は616件でした。1日平均524件だった前年と比べると投稿数は増えました。


愚痴アプリきいて2

愚痴アプリきいて2


投稿するとき、悩みの種類に応じてカテゴリーを1つ選びます。デフォルトかつ汎用的なカテゴリーである「心」がもっとも多く、投稿数は126,579件でした。次いで「その他」が23,841件、「恋愛」が19,372件、「人間関係」が14,295件でした。前年と比較して「学校」の割合が減り、「家庭」と「職場・仕事」の割合が増えたため、学生だけでなく幅広い年代に利用されていることが分かります。



■1日平均で807人のアプリユーザー

2024年は前年よりもアクティブユーザー数が増えました。きいてにはアプリ版とウェブ版があり機能が若干異なります。以下のグラフはアプリとウェブそれぞれのユーザー数です。


愚痴アプリきいて3

愚痴アプリきいて3


アプリ版のアクティブユーザーは1日あたり平均で807人でした。前年は608人だったためユーザーは増えており、比較的安定して多くのユーザーがいる状態となりました。8月25日に極端に増えているのはプッシュ通知の一括送信をした影響です。


愚痴アプリきいて4

愚痴アプリきいて4


ウェブ版の2023年1月1日から2024年12月31日までのアクティブユーザー数を見ると、2024年は大幅に増加しています。2023年は1日あたり平均で188人、2024年は1日あたり平均で454人でした。ページ読み込み速度の改善などを行ったことで、検索から「きいて」にアクセスするユーザーが増えました。アプリよりもウェブの方が多いものの、ウェブはすぐに離脱しやすい流動的なユーザーが多く、アプリは悩み相談などを目的として継続しやすいユーザーが多いという傾向があります。



■メール数が大幅に増加

2024年に送信されたメールの総数は474,689通でした。前年が291,113通だったため大幅に増加しました。


愚痴アプリきいて5

愚痴アプリきいて5


きいてではChatGPTを活用した「きいてコメントAI」を導入しています。今までは投稿に対してコメントを送る機能しかありませんでしたが、2024年7月にAIとメールができる機能を公開しました。他の人に見られず自分とAIだけの1対1のやり取りができるということで多くのユーザーに利用され、AIが送ったメール数は68,016通になりました。また10月に導入したスタンプ機能も利用されており1,556通の送信がありました。


【きいてコラム】悩み相談・愚痴アプリ「きいて」 2024年のデータを公開しました

https://kiiteyo.net/article/kiite_2024/

データ詳細は上記のきいてコラムに掲載しています。



■悩み相談・愚痴アプリ「きいて」

「きいて」は無料で利用できる匿名性のSNSです。悩みや愚痴の相談ができるサービスとして2021年から運営されています。誰にも言えない悩みから日常のちょっとした愚痴まで気軽に投稿することができ、投稿を見た人・きいてカウンセラー・AI等からコメントが届きます。自分の気持ちを文字にまとめて投稿して他の人からの返事をもらうことで、不安の軽減や悩みの改善などのカウンセリング効果が期待できます。



■誰も自殺しなくて良い社会を作りたい

きいては「誰も自殺しなくて良い社会を作る」ことを目指しています。2024年はアクセス数や投稿数やメール数が増加し、サービスとしての重要性を感じる結果となりました。コメント数や効果検証といった課題にも取り組みながら、悩んでいる方の手助けとなれるよう、今後もサービスの改善を続けてまいります。


悩み相談アプリ・愚痴サイト「きいて」

【ウェブ】 https://kiiteyo.net/

【iOSアプリ】 https://itunes.apple.com/jp/app/id1551809329

【Androidアプリ】 https://play.google.com/store/apps/details?id=net.kiite

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