生活者の「社会的意識・行動に関する調査」結果を発表 オーガニックやエコ、フェアトレードなど人や地球にやさしい商品を 購入したことがある人は幸福度が高いことが判明!
~そうした商品の購入者は消費意欲も旺盛で、今後の消費活性化の主役として期待~
株式会社SoooooS.カンパニー(本社:東京都中央区、代表取締役:中間 大維)は、生活者の社会的意識や行動を探るためのアンケート調査を2017年3月に実施しました。
東京オリンピックの食材・資材調達基準でも話題になっているオーガニックやエコ、フェアトレードなどの人や地球にやさしい商品(=ソーシャルプロダクツ)ですが、今回の調査では、そのような商品を購入したことがある人は、購入したことがない人と比べて幸せな人が多い(主観的幸福度が高い人が多い)ことが分かりました。
また、全体の半分を占めるソーシャルプロダクツの購入経験者は購入未経験者と比べて消費に対する意欲が高いこと、商品に倫理的な問題があると知った場合は購入するのをやめる人が多いことも明らかとなりました。
オーガニックのものを選択する人に世間はポジティブなイメージを持っており、今後そうした商品を購入する人は増加することが予想されていますが、オーガニックをはじめとするソーシャルプロダクツの購入者から企業が支持されるためには、ソーシャルプロダクツではない一般の商品であっても、商品や素材の正確な背景把握、情報発信、倫理的な行動が求められることが示唆されました。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~60代の男女500人
調査地域:全国
調査期間:2017年3月7日~8日
調査会社:株式会社マーシュ
【調査結果とポイント】
(1)ソーシャルプロダクツの購入経験者は、購入未経験者と比べて幸せな人が多い
現在の幸福度を0から10の間で主観的に評価してもらった際に、7以上の高い幸福度を誇っている人の割合は、ソーシャルプロダクツの購入経験者が6割近くに達したのに対して、購入未経験者は3割にとどまりました。ボランティアに参加したり、寄付をしたりしている人の幸福度はそうしたことを行っていない人に比べて高いといった調査や論文などもありますが、ソーシャルプロダクツも人や地球にやさしい商品、より良い社会につながる商品として、同じ側面を持っている可能性があります。
<グラフ(1)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_1.jpg
※SP=ソーシャルプロダクツ。本調査においては、「フェアトレード商品」「オーガニック商品」「エコ商品(環境配慮型商品)」「寄付付き商品」「地域や伝統に根ざした商品」など、社会性のある商品の総称として用いている。
(2)ソーシャルプロダクツの購入経験者は、購入未経験者と比べて消費に対する意欲が高い
ソーシャルプロダクツを購入したことがない人で「強い消費意欲がある」「やや消費意欲がある」と回答した人は合わせて3割程度であるのに対して、購入したことがある人では5割以上となっています。ソーシャルプロダクツを購入するような人をターゲットにすることで、今後の消費の活性化が期待されます。
<グラフ(2)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_2.jpg
(3)商品に倫理的な問題があると知った場合、ソーシャルプロダクツ購入経験者の3人に1人以上が商品の購入をやめる
商品に児童労働や違法伐採した木材の利用などの倫理的な問題があると知った場合に、ソーシャルプロダクツの購入経験者では、「とても気になるので、商品を購入するのをやめる」とする回答が36.4%にもなりました。購入未経験者も合わせた全体でも4人に1人が、そうした場合に「商品の購入をやめる」と回答しています。この結果から、企業が倫理性を軽視して商品を開発・販売することは、極めてリスクが高いということが分かります。
<グラフ(3)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_3.jpg
(4)オーガニックを重視して商品を選択する人に対する世間のイメージはポジティブである
今回は、ソーシャルプロダクツの中でもオーガニック商品に絞ってその購入者(オーガニックを重視して商品を選択する人)に対するイメージを調べました。その結果、「健康志向でよい」(50.8%)、「環境志向でよい」(34.8%)などのポジティブなイメージを持っている人が多く、「自分の価値観を押し付けそう」(17.2%)、「こだわりすぎる」(16.0%)、「トレンドにのっているだけ」(8.8%)といったネガティブなイメージを持つ生活者は限られることが分かりました。一方で、「経済的に余裕がありそう」とのイメージを持つ人も3割近くおり、裕福な人が選ぶものというイメージもうかがえます。
<グラフ(4)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_4.jpg
■株式会社SoooooS.カンパニー
SoooooS.カンパニーは、より良い社会づくりにつながるソーシャルな事業や商品の開発、マーケティング・コミュニケーション支援を専門に行っています。また、フェアトレード、オーガニック、3R、寄付つきなど、ソーシャルプロダクツに特化したオンライン・ショッピングモールSoooooS.(スース http://sooooos.com )も運営中です。
所在地:東京都中央区銀座5丁目12番5号 白鶴ビルディング3階
代表者:代表取締役 中間 大維
東京オリンピックの食材・資材調達基準でも話題になっているオーガニックやエコ、フェアトレードなどの人や地球にやさしい商品(=ソーシャルプロダクツ)ですが、今回の調査では、そのような商品を購入したことがある人は、購入したことがない人と比べて幸せな人が多い(主観的幸福度が高い人が多い)ことが分かりました。
また、全体の半分を占めるソーシャルプロダクツの購入経験者は購入未経験者と比べて消費に対する意欲が高いこと、商品に倫理的な問題があると知った場合は購入するのをやめる人が多いことも明らかとなりました。
オーガニックのものを選択する人に世間はポジティブなイメージを持っており、今後そうした商品を購入する人は増加することが予想されていますが、オーガニックをはじめとするソーシャルプロダクツの購入者から企業が支持されるためには、ソーシャルプロダクツではない一般の商品であっても、商品や素材の正確な背景把握、情報発信、倫理的な行動が求められることが示唆されました。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~60代の男女500人
調査地域:全国
調査期間:2017年3月7日~8日
調査会社:株式会社マーシュ
【調査結果とポイント】
(1)ソーシャルプロダクツの購入経験者は、購入未経験者と比べて幸せな人が多い
現在の幸福度を0から10の間で主観的に評価してもらった際に、7以上の高い幸福度を誇っている人の割合は、ソーシャルプロダクツの購入経験者が6割近くに達したのに対して、購入未経験者は3割にとどまりました。ボランティアに参加したり、寄付をしたりしている人の幸福度はそうしたことを行っていない人に比べて高いといった調査や論文などもありますが、ソーシャルプロダクツも人や地球にやさしい商品、より良い社会につながる商品として、同じ側面を持っている可能性があります。
<グラフ(1)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_1.jpg
※SP=ソーシャルプロダクツ。本調査においては、「フェアトレード商品」「オーガニック商品」「エコ商品(環境配慮型商品)」「寄付付き商品」「地域や伝統に根ざした商品」など、社会性のある商品の総称として用いている。
(2)ソーシャルプロダクツの購入経験者は、購入未経験者と比べて消費に対する意欲が高い
ソーシャルプロダクツを購入したことがない人で「強い消費意欲がある」「やや消費意欲がある」と回答した人は合わせて3割程度であるのに対して、購入したことがある人では5割以上となっています。ソーシャルプロダクツを購入するような人をターゲットにすることで、今後の消費の活性化が期待されます。
<グラフ(2)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_2.jpg
(3)商品に倫理的な問題があると知った場合、ソーシャルプロダクツ購入経験者の3人に1人以上が商品の購入をやめる
商品に児童労働や違法伐採した木材の利用などの倫理的な問題があると知った場合に、ソーシャルプロダクツの購入経験者では、「とても気になるので、商品を購入するのをやめる」とする回答が36.4%にもなりました。購入未経験者も合わせた全体でも4人に1人が、そうした場合に「商品の購入をやめる」と回答しています。この結果から、企業が倫理性を軽視して商品を開発・販売することは、極めてリスクが高いということが分かります。
<グラフ(3)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_3.jpg
(4)オーガニックを重視して商品を選択する人に対する世間のイメージはポジティブである
今回は、ソーシャルプロダクツの中でもオーガニック商品に絞ってその購入者(オーガニックを重視して商品を選択する人)に対するイメージを調べました。その結果、「健康志向でよい」(50.8%)、「環境志向でよい」(34.8%)などのポジティブなイメージを持っている人が多く、「自分の価値観を押し付けそう」(17.2%)、「こだわりすぎる」(16.0%)、「トレンドにのっているだけ」(8.8%)といったネガティブなイメージを持つ生活者は限られることが分かりました。一方で、「経済的に余裕がありそう」とのイメージを持つ人も3割近くおり、裕福な人が選ぶものというイメージもうかがえます。
<グラフ(4)>
https://www.atpress.ne.jp/releases/128586/img_128586_4.jpg
■株式会社SoooooS.カンパニー
SoooooS.カンパニーは、より良い社会づくりにつながるソーシャルな事業や商品の開発、マーケティング・コミュニケーション支援を専門に行っています。また、フェアトレード、オーガニック、3R、寄付つきなど、ソーシャルプロダクツに特化したオンライン・ショッピングモールSoooooS.(スース http://sooooos.com )も運営中です。
所在地:東京都中央区銀座5丁目12番5号 白鶴ビルディング3階
代表者:代表取締役 中間 大維
- カテゴリ:
- 調査・報告
- タグ:
- その他ライフスタイル 経済(国内) 自然・エコロジー
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