鉄道高架下の空間を活用した「歩くまち京都」のモデルに! 「洛西口~桂 駅間プロジェクト」の整備計画概要を作成!
京都市と阪急電鉄では,平成27年12月に包括連携協定を締結し,阪急京都線洛西口駅付近の連続立体交差化事業(鉄道高架化)により,高架下に生み出された総延長約1km,面積約11,200平方メートルの空間を活用した「洛西口~桂 駅間プロジェクト」に取り組んできました。このプロジェクトは,市民の皆さまと共にまちづくりを進めていくことを基本に据え,市民の皆さまとのワークショップを開催するなど,これまで多くの御意見をいただいております。
この度,いただいた御意見等を基に,「洛西口~桂 駅間プロジェクト」の整備計画概要を別紙のとおり作成しましたので,お知らせします。
今後は,この整備計画概要に基づき,平成30年度に阪急電鉄は,駐輪場・レンタサイクルなどの「洛西口駅附属施設」を開業します。また,「まちづくりを進めるエリア」についても,平成32年度までに,両者で順次整備・開業を進めてまいります。
整備計画概要はこちら
https://www.atpress.ne.jp/releases/138713/att_138713_1.pdf
(参考1)洛西口~桂 駅間プロジェクト
京都市は「洛西ニュータウン再生」や「大原野“地域ブランド戦略”」など,地域と共に西京区の個性を生かした魅力あふれるまちづくりに取り組んでいます。一方,阪急電鉄では幅広い世代の方に「来訪したい,末永く住み続けたい」と思っていただける沿線・まちづくりを目指しています。
それらを踏まえ,このプロジェクトでは,洛西口~桂の駅間を拠点とした,歩いて楽しいまちづくりに取り組み,長期的なまちづくりの視点を持って,周辺地域の利便性を向上させます。同時に,地域外からも多様な人を呼び込む新しい仕掛けの導入や周辺まちづくりとの連携を図り,西京区全体の活性化につなげることを目指します。
(参考2)市民の皆さまからいただいた主な御意見
整備計画概要の作成に当たっては,市民の皆さまから多くの御意見をいただきました。これらの御意見は,大別すると下表のとおり「地域交流」,「子育て」,「文化」,「観光」,「健康・防災」の大きく5つのテーマに分類することができます。
テーマ:(1)地域交流
皆さんからいただいた御意見:
まちの交流・人とのつながりづくりに役立つ「地域交流」の場にしたい
イメージされる使い方:
○つながりをつくるマルチスペースいろんな企画やアイデアを実現でき,その場でつながりも生まれる
○夢を実現できる場所参加・体験・チャレンジを通して自己実現を図る場所
○くつろぎのカフェ 子どもと一緒に楽しめるカフェ
テーマ:(2)子育て
皆さんからいただいた御意見:
子どもたちの笑顔と見守るみんながくつろげる「子育て」の場にしたい
イメージされる使い方:
○子どもの遊び広場 子どもが思いっきり遊べる,安全な広場
○子育て支援の場 地域の子育てニーズに対応するサービスを提供する場
○子どもの感性・元気を伸ばす場 地域の人材・資源を活用した子どもの教育の場
テーマ:(3)文化
皆さんからいただいた御意見:
西京カルチャーを発信・体験できる「文化」のある場にしたい
イメージされる使い方:
○ストリートカルチャー発信拠点 ストリート文化を楽しめる場所
○芸術・文化の発信拠点や創作拠点 この場所からアーティストを生み出したい
○クラフトマンストリート モノづくりの場
テーマ:(4)観光
皆さんからいただいた御意見:
ここに来たら手に入る・ここに来たら経験できる「観光」のあるまちにしたい
イメージされる使い方:
○こだわりの物販・飲食がほしい この場所ならではの物販・飲食機能
○西京区まちの駅 西京区・洛西方面へのツーリズムの拠点
テーマ:(5)健康・防災
皆さんからいただいた御意見:
個性的な空間を利用して安心安全でスポーツ・健康づくりに役立つ「健康・防災」のまちにしたい
イメージされる使い方:
○高架下運動場 スポーツ・健康づくりの場
○医療・福祉の拠点 地域の安心を支える
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
プレスリリース添付資料
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