三井化学の圧電ラインが 「CEATEC AWARD 2017 準グランプリ」を受賞 ~超高感度で温度変化の影響を受けない フレキシブル・極細センシング材料~
三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:淡輪 敏)の次世代センシング材料である圧電ラインが、「CEATEC AWARD 2017」コネクテッドインダストリーズ部門 準グランプリを受賞いたしました。
本アワードは、出展されている技術・製品・サービス等の中から、審査委員会が学術的・技術的観点、将来性や市場性等の観点から、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。
■圧電ラインとは?
高感度、非焦電性(温度変化の影響を受けない)の特徴を持つ有機圧電材料を極細(φ0.4mm)の同軸線形状等にした、フレキシブルかつ任意の長さに「切って、貼って、測る」ことができる、これまでにない圧電センサです。
これまでセンサの配置が難しかった凹凸を含む3次元形状や広い面積の歪み、振動を高感度に検出することができるため、様々な対象物にセンサを設置することができ、歪みや振動データを取得することができます。
生体情報(心拍・脈拍・呼吸)やインフラのモニタリングなど、今後ニーズが拡大する様々な用途での展開を進め、IoT社会の実現に貢献してまいります。
■審査委員会による選評
-張力により電圧が発生することで待機電力を必要とせず、曲げ・接触・振動などのセンサとして利用可能
-人の脈拍や呼吸なども感知できる繊細さと非焦電性のため、インフラ系でも利用可能な高い信頼性があり、幅広い用途に期待
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