モリンガエキスの抗老化作用・肌状態改善作用について検証結果を...

モリンガエキスの抗老化作用・ 肌状態改善作用について検証結果を発表

株式会社シャルレ(本社:神戸市、代表取締役社長:奥平 和良)は、植物であるモリンガの生命力に着目し、モリンガの葉から抽出したモリンガエキスの肌に対する作用について、株式会社ファーマフーズ(本社:京都市、代表取締役:金 武祚)との共同研究により検証を行いましたので、結果についてお知らせいたします。


モリンガの葉


■モリンガエキスの抗老化作用・肌状態改善作用について

モリンガは熱帯、亜熱帯地域で生育するワサビノキ科の植物で、栄養豊富な葉が食用として利用されているほか、古来よりインド医学のアーユルヴェーダで生薬として使用されています。シャルレでは、1年に5~10mも成長するモリンガのたくましい生命力に着目。モリンガの葉から抽出したモリンガエキスの作用について研究に取り組み、サーチュイン(抗老化)遺伝子が活性化することで、セルサイクル(新しい細胞を生み出す力)を正常化することを明らかにしました。

本検証結果は、日本農芸化学会2018年度大会(2018年3月17日)にて発表しました。

また、モリンガエキスを配合した液剤を顔に使用したときの、肌に対する作用を検証し、皮膚のターンオーバーや真皮のコラーゲン密度を改善することを確認しました。



■モリンガエキスの効果

1. サーチュイン(抗老化)遺伝子の活性化

2. セルサイクル(新しい細胞を生み出す力)の正常化

3. 肌状態の改善


1. サーチュイン(抗老化)遺伝子の活性化について

モリンガエキスを1回塗布することで、皮膚細胞のサーチュイン遺伝子が活性化しました。


モリンガエキスを培養細胞に加えると、サーチュイン遺伝子が活性化することが明らかになりました。実際のヒト皮膚でも同様の効果がみられるかを検証したところ、わずか1回の塗布でモリンガエキスが皮膚細胞のサーチュイン遺伝子を活性化することが確認できました。


図1 モリンガエキスによるサーチュイン遺伝子の活性化作用



2. セルサイクル(新しい細胞を生み出す力)の正常化について

モリンガエキスは老化細胞のセルサイクル(新しい細胞を生み出す力)を正常化しました。


図2の写真は細胞に対するモリンガエキスの作用を示しています。老化細胞ではほとんど見られなかった細胞分裂がモリンガエキスを添加することで活性化することが確認できました。モリンガエキスは滞ったセルサイクルを正常化する作用があると考えられます。


図2 モリンガエキスによるセルサイクル(新しい細胞を生み出す力)の正常化



3. 肌状態の改善

(1)ターンオーバーを改善する

モリンガエキス配合液剤を使用することで、肌のターンオーバーが改善しました。

モリンガエキス配合液剤を使用したところ、角質細胞の重なりが改善されました。ターンオーバーが順調な肌では角質細胞の重なりが少ないことがわかっており、モリンガエキスによる肌のターンオーバーの改善が確認できました(図3)。


図3 モリンガエキスの角質層への効果 ~ターンオーバーの改善~


(2)真皮のコラーゲンを増やす

モリンガエキス配合液剤を使用することで、真皮中のコラーゲンが増加しました。

真皮中のコラーゲンは加齢や炎症などの影響で減少します。超音波で真皮中のコラーゲンの状態を分析することができ、コラーゲンの密度やAge-band(エイジバンド/加齢により広がる、表皮下のコラーゲンが少ない領域)の幅を知ることができます(図4)。


図4 皮膚の超音波画


モリンガエキスを配合した液剤を顔に使用したところ、肌のコラーゲン密度、Age-bandの両方の解析結果から、コラーゲンの増加が確認できました(図5)。


図5 モリンガエキス塗布による真皮コラーゲンの変化



■会社概要

商号    : 株式会社シャルレ

所在地   : 兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番2号

代表者   : 代表取締役社長 奥平 和良

コード番号 : 9885

上場取引場所: 東証第二部

事業内容  : レディースインナーを主体とする衣料品・化粧品・

        健康食品等の販売

URL     : http://www.charle.co.jp/

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