芝浦工大の学生がデザインした江戸切子のお猪口を製品化 限定90個を11月に一般販売開始予定
~ 地域の伝統工芸技術とのコラボで豊洲キャンパスを表現 ~
芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)デザイン工学部デザイン工学科の学生が、江東区の伝統工芸職人とコラボレーションして豊洲キャンパスを表現した江戸切子のお猪口をデザインし、製品化に至りました。このたび2018年11月から一般販売予定です(限定90個)。
品名 :豊洲キャンパス江戸切子
制作 :清水秀高 江東区 伝統工芸士(清秀硝子工房)
デザイン :伊藤崇真(2017年度卒業)
企画・研究指導:古屋繁(デザイン工学部長)、橋田規子(デザイン工学部教授)
問い合わせ :株式会社エスアイテック(谷田)
TEL( 03-5859-7884 )/E-mail( tanida@sitech-jp.com )
■ポイント
・さかんな産学連携活動による地域とのつながりを活かし、江東区の伝統工芸技術を応用
・海外大学との交流が増加する中で、実用的且つ芝浦工業大学らしさと東京らしさを併せ持つ贈答品に
・大学のブランド力向上に寄与することを目的に「芝浦工大お土産プロジェクト」で学生の力をグッズ開発に活用
■背景/芝浦工大お土産プロジェクト
芝浦工業大学は、2014年に私立理工系大学で唯一「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」に採択されて以来、海外で実施するグローバルPBLプログラムや海外協定大学の数を増やし続けてきました。さかんな交流を続ける中で、教職員間でギフト交換する機会も増えており、より芝浦工業大学らしい贈答品を製作するために2017年度古屋繁デザイン工学部長により「芝浦工大お土産プロジェクト」が発足しました。
■豊洲キャンパス江戸切子ができるまで
担当した学生(当時4年生)は、まず教職員に市場調査アンケートを実施し、実用的で小さいものが好まれ、既存の低価格帯がメインのグッズに加え高級価格帯のお土産も必要とされていることを把握しました。また、同時に大学イメージ調査も実施。アピールしきれていない活発な産学連携活動を贈答品に応用するため、江東区の各種技術を持つ企業を調査しました。結果、橋田規子教授(デザイン工学部)が2014年度に共に製品開発に取り組んだ江戸切子を扱う工房に依頼することとなりました。学生は何度も工房に足を運び、製作しやすさやコストを考慮しながらデザインを検討し、豊洲キャンパスをモチーフとした「豊洲キャンパス江戸切子」が完成しました。
2018年度、完成した豊洲キャンパス江戸切子を韓国・タイの協定大学の先生方にお土産として渡したところ、大変好評を頂きました。実学と産学連携を重視する芝浦工業大学では、今後も学生による製品開発と、地域産業や伝統産業の連携を推進して参ります。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)