幻の台湾産コーヒーを南蛮屋全店で12月1日より販売開始！

『台湾阿里山珈琲～走廊珈琲園(コリドー農園)タニブさんの珈琲～』

2018.11.21 11:00

南蛮屋株式会社(所在地：神奈川県厚木市、代表取締役社長：平井誠一郎)は、12月1日より珍しい台湾産のコーヒー豆を販売いたします。56g入り1,400パック限定です。

パッケージと豆_正面

※『南蛮屋』とは？

1984年創業。自社工場で炭火焙煎した豊かなコクを持つコーヒー豆を25種類ほど販売している他、独自のコーヒー関連商品や自社の焼き菓子工房で製造したオリジナル菓子類も多種販売している。神奈川を中心に27の直売店とネットショップ通販を展開。また、カフェカーでのイベント出店なども展開。

南蛮屋ホームページ： http://www.nanbanya.co.jp

●台湾への産地訪問で出会ったコーヒーが2年ぶりに入荷

2年前の2016年3月、南蛮屋スタッフのコーヒー産地訪問としては初めての地『台湾』へ訪問しました。その際、阿里山の山腹の「コリドー農園」で出会ったのが、農園主のタニブさんと、タニブさんが丹精こめて生産したマイクロ・ロットコーヒー(＊)です。今回そのタニブさんのコーヒーが2年ぶりに南蛮屋に入荷、販売いたします。『ヤユヌ』エリアで2018年春に収穫された特別なマイクロ・ロット、その突出した個性溢れる香味を皆様にお届けします。

2016年農園訪問時の様子

コリドー農園の農園主タニブさん

スタッフ訪問レポートURL：

http://www.nanbanya.co.jp/report/2016_taiwan_report/

(＊)マイクロ・ロットコーヒーとは…

従来の大規模な精製ではなく丁寧に精製できる小さい設備で少量生産されたコーヒー豆のこと。環境の違いから生まれる繊細な味わいが残されたコーヒー。

●熟したマンゴーにたとえられる香味

このコリドー農園のコーヒーは、柔らかくて深い苦味と甘く濃厚なコクが、ふわりと優しく広がります。濃厚なマンゴーネクターを思わせる甘い風味、南国フルーツ系の甘くキラキラとしたジューシーな酸など、シルキーな口当たりの中で様々な香味が混ざり合い広がるバランスの味わいは見事です。

南蛮屋の炭火焙煎によってマイクロ・ロットの個性が際立っており、特に今回のマイクロ・ロットの熟したマンゴーのような甘い風味は素晴らしい香味です。

南蛮屋味わいのグラフとコーヒー豆

●南蛮屋推奨4杯分 56g入り特別仕様パック

今回この「台湾阿里山珈琲～走廊珈琲園(コリドー農園)タニブさんの珈琲～」は、鮮度を最優先するために、焙煎後、豆のままの状態で酸化防止のための窒素ガスを充填してパック詰めしました。

1パックには、南蛮屋が推奨している『4杯分で56g』という贅沢な味わいで楽しめる量を入れ、美味しさを長期間保つ特別仕様のパッケージにてお届けします。

●かつて皇室にも献上された幻の台湾産コーヒー

台湾といえば「お茶の産地」のイメージが強いですが、実はコーヒー栽培の歴史も意外に古く、17世紀にオランダ人によって持ち込まれた説や、東インド会社から清国経由で台湾南部にもたらされたなど諸説あります。台湾のコーヒー栽培は、戦前の日本統治時代に最も盛んになり、「日本産」としてその品質の良さから皇室に献上されたという記録が残されています。しかし、戦後になると台湾のコーヒー産業は、一気に衰退してしまいます。それでも、海外大手コーヒーチェーンの台湾進出をきっかけに、2000年以降台湾国内でコーヒーの愛飲家が増加。「幻のコーヒー」と言われた台湾産のコーヒーも再び脚光を浴びるようになり、現在は台湾中南部や東部の山間部で栽培されています。コーヒーベルトに位置し、標高、土壌と見事な条件を兼ね備えた台湾、阿里山産コーヒー。しかし栽培面積は非常に狭く生産量も極めて少ない事から、未だ「幻のコーヒー」と言われています。

阿里山のお茶畑とコーヒーの木