SMBCコンシューマーファイナンス調べ 結婚意欲と年収の関係...

SMBCコンシューマーファイナンス調べ  結婚意欲と年収の関係  「年収400万円あれば結婚に前向き」は4割強、 昨年と比べ結婚へのハードルが低下!

~20代の金銭感覚についての意識調査2018~

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:幸野 良治、http://www.smbc-cf.com)は、2018年10月2日~3日の2日間、20歳~29歳の男女を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2018」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


[調査結果]

【20代のお小遣い・貯蓄事情 リアルと理想】

≫20代のお財布の中身 「5千円以下」が半数以上 平均は9.4千円、「手持ちが2千円を切っていると不安」7割強

≫毎月のお小遣い額が昨年比2.5千円アップも、貯蓄額は昨年比17万円ダウン


全国の20歳~29歳の男女1,000名(全回答者)に対し、お財布事情やお小遣い、貯蓄に関する質問を行いました。

まず、普段(平日)、どのくらいの現金を財布にいれておくことが多いかを聞いたところ、「5,000円超~1万円以下」(27.7%)や「3,000円超~5,000円以下」(23.7%)に回答が集まり、『5千円以下』は累計で51.0%、『1万円以下』は累計で78.7%でした。また、平均額は9,396円となりました。


また、財布の中の現金がどのくらいに減ったとき、手持ちが少なくて不安になるかを聞いたところ、手持ちが3,000円を切っていると不安な人(「2,000円以上」の累計)が46.0%、2,000円を切っていると不安な人(「1,000円以上」の累計)が73.1%となり、平均額は2,513円でした。財布の中の千円札が1、2枚になると財布にお金を補充している人が多いのではないでしょうか。


次に、全回答者(1,000名)に、毎月自由に使えるお金はいくらくらいか聞いたところ、平均額は32,224円となりました。婚姻状況別にみると、平均額は未婚者35,411円、既婚者22,351円となり、自由に使えるお小遣いは未婚者のほうが13,060円多い結果となりました。

また、自由に使えるお金がどのくらいあれば満足できるか聞いたところ、平均額は61,777円となり、実際に自由に使えるお金の平均額(32,224円)と比べて、2倍近い金額となっています。

昨年(2017年)の調査結果と比較すると、実際のお小遣い額(毎月自由に使える金額の平均額)は「2017年29,694円→2018年32,224円」と2,530円増加し、理想のお小遣い額(毎月自由に使えたら満足できる金額の平均額)は「2017年60,041円→2018年61,777円」と1,736円増加しました。20代のお小遣い事情は改善の傾向にあるようです。

続いて、現時点でどのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、全体の平均額は116万円となりました。

昨年(2017年)の調査結果と比較すると、貯蓄の平均額は「2017年133万円→2018年116万円」と17万円減少しました。

昨年(2017年)の調査結果と比べて、お小遣いの平均額は増加しているものの、貯蓄の平均額は減少していることを考えると、20代の中には貯蓄疲れをしている人や自分の好きなもの・ことにお金を使いたいという人が増えてきているのかもしれません(※1)。


※1 商品やサービスを購入する際の考え方を聞いた質問では、<自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」にお金をかけたい>という考え方に同意した20代は87.6%でした。


≫リタイアまでに貯蓄できたら安心する金額は平均4,026万円で、昨年比1,029万円ダウン


また、全回答者(1,000名)に、仕事をリタイアする年齢までに、どのくらいの貯蓄があれば安心だと思えるかを聞いたところ、「1万円~500万円以下」(21.4%)や「500万円超~1千万円以下」(27.0%)に回答が集まり、1千万円あれば安心する人(「1千万円以下」の累計)が51.2%となりました。半数以上の人が、リタイアまでに1千万円の貯蓄があれば安心できると考えているようです。一方、「3千万円超~5千万円以下」(12.2%)や「5千万円超~1億円以下」(11.2%)との回答も1割以上となっており、平均額は4,026万円でした。

昨年(2017年)の調査結果と比較すると、安心できる貯蓄の平均額は「2017年5,055万円→2018年4,026万円」と、1,029万円の減少となりました。

現在、国が定める継続雇用年齢は65歳となっていますが、これを70歳に引き上げようとする法改正検討が始まっているという報道があります。法改正が実現した場合、働く意欲が高いシニアは、65歳を過ぎても就業機会を確保しやすくなります。このような「70歳継続雇用」時代到来に向けての法改正の動きや、緩やかな景気回復・雇用環境の改善、働き方改革の推進による消費機会の増大などは、若年層の消費意欲を着実に刺激している可能性があります。雇用機会の拡大や底堅い景気の状況などが、毎月のお小遣い額の増加や、安心できる貯蓄額・実際の貯蓄額の減少の要因となっているのではないでしょうか。


≫フリマアプリが副業手段に? 1年以内にフリマアプリに出品した20代は3割 年間売上高は平均3.1万円


フリマアプリの登場により、気軽に物品を売り買いできるようになりましたが、最近では、フリマアプリが収入源の一つとなっている人が増えていることが話題となっています。


そこで、全回答者(1,000名)に、直近1年間に、フリマアプリで出品したことがあるかを聞いたところ、出品経験がある人は30.4%となりました。

男女別にみると、男性23.8%、女性37.0%となり、20代女性の4割近くが直近1年間でフリマアプリでの出品経験があることがわかりました。


では、フリマアプリでいくらくらいの収入を得ている人が多いのでしょうか。

直近1年間にフリマアプリでの出品経験がある人(304名)に、直近1年間のおおよその売上高を聞いたところ、「5,000円以下」(38.2%)に多くの回答が集まりましたが、「2万円超~5万円以下」(14.1%)や、「5万円超」(12.8%)などの回答もみられ、平均額は31,040円となりました。


【20代の消費意識と消費実態】

≫“倹約”から“堅実”に? 20代の消費意識 優勢なのは“背伸び消費”より“等身大消費”

 「多少無理しても良いものにお金をかけたい」5割半 一方、「無理をせず買える範囲で良いものを選びたい」は8割半

 “調べ尽くし消費”も20代のスタイル 「口コミチェック」は8割強、「最安値チェック」は8割半が実践

≫社会貢献意識は高め 20代の約4割が「エシカル消費」に前向き、男性では半数近くに


20代の消費行動には、どのような傾向があるのでしょうか。全回答者(1,000名)に、お金の使い方に関する様々な意識について、それぞれどの程度同意するかを聞きました。


まず、<多少無理しても、良いものにお金をかけたい>では、『そう思う(計)』(「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計、以下同じ)が56.4%、<無理をせず、買える範囲で良いものを選びたい>では、『そう思う(計)』が86.3%となりました。“背伸び消費”より“等身大消費”が20代の消費スタイルのようです。

また、<購入検討する際、同じ商品群・サービスの中で「最安値」のものは必ずチェックする>では、『そう思う(計)』が85.4%、<商品やサービスのレビュー(口コミ)を必ずチェックする>では、『そう思う(計)』が81.1%となりました。買える範囲でしっかりと良いものを選ぶためにも、最安値や口コミのチェックは欠かせない、“調べ尽くし消費”は20代の常識といえそうです。20代の貯蓄の平均額が減少している一方でお小遣いの平均額が増加していたことを踏まえると、20代では“倹約”志向よりも“堅実消費”志向が強くなってきているといえるのではないでしょうか。


さらに、<多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい>では、『そう思う(計)』が38.5%となりました。男女別にみると、『そう思う(計)』は男性47.4%、女性29.6%となり、企業の社会貢献度が消費のきっかけになる“エシカル消費”には、男性のほうが前向きであることがわかりました。


≫ポイント還元がキャッシュレス化を促進?

 20代がキャッシュレス決済を選びたくなるシーン 1位は「ポイントが2重、3重に貯まるとき」


続いて、支払い手段に関する質問を行いました。


全回答者(1,000名)に、スーパーやコンビニなどでの普段の買い物では現金決済よりキャッシュレス決済のほうが多いと思うか聞いたところ、『そう思う(計)』は44.1%、『そう思わない(計)』は55.9%で、キャッシュレス派が少数派という結果となりました。

男女別にみると、『そう思う(計)』は男性48.8%、女性39.4%で、男性のほうが10ポイント近く高くなりました。キャッシュレス決済を利用することが多いのは女性より男性のようです。


また、支払いの際に、キャッシュレス決済を選びたくなるシーンを聞いたところ、「ポイントが2重、3重に貯まるとき」が47.9%で最も多く、次いで、「お得な特典(割引優待やポイント付与など)があるとき」が43.2%、「ネット通販で買うとき」が41.6%、「高額な商品を買うとき」が30.7%、「急いでいるとき」が29.9%となりました。キャッシュレス決済でお得になる機会が増えると、キャッシュレス派の20代は増えていくのではないでしょうか。


≫堅実な20代でも財布の紐が緩んでしまうのは?

 「こだわり消費」には9割近く、「つながり消費」には5割強が前向き、「SNS映え消費」「ネタ消費」は消極派が多数

≫「こだわり消費」にかけられる金額は平均1.1万円/月 「つながり消費」には平均7千円/月


無理をせず、じっくり調べてから買い物をする、堅実な20代の消費傾向が明らかになりましたが、そんな20代の財布の紐が緩んでしまうのは、どのようなときなのでしょうか。


全回答者(1,000名)に、お金をかけたい対象について、それぞれどの程度同意するかを聞きました。

まず、<自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」にお金をかけたい>では、『そう思う(計)』が87.6%となりました。“こだわり消費”には、大多数の20代が前向きなようです。

また、<友人とのつながりを感じるための「もの」や「こと」にお金をかけたい>では、『そう思う(計)』が51.1%となりました。20代の半数以上が“つながり消費”に前向きなようです。

一方、<SNS映えしそうな「もの」や「こと」(SNSに写真をアップすると目を引く「もの」や「こと」)にお金をかけたい>では、『そう思う(計)』が25.7%、『そう思わない(計)』が74.3%となりました。“SNS映え消費”に前向きな人は4人に1人という結果でした。昨年(2017年)の調査(※2)や、今年(2018年)の3月に発表した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2018」(※3)をみると、SNSにアップする写真や動画を撮影するためにお金を使った経験がある人の割合は、20代では33.0%と、30代(60.4%)・40代(56.4%)と比べて低くなっています。SNS映え消費の経験率や今後の意向率の低さを考えると、20代は“SNS映え消費”に消極的といえるのではないでしょうか。

また、<話のネタになりそうな、珍しい「もの」や「こと」にお金をかけたい>では、『そう思う(計)』が35.8%、『そう思わない(計)』が64.2%となりました。“ネタ消費”にお金をかけたいと思わない20代も多いようです。


※2 20代の金銭感覚についての意識調査2017 http://www.smbc-cf.com/news/news_20171201_913.html


※3 30代・40代の金銭感覚についての意識調査2018 http://www.smbc-cf.com/news/news_20180306_917.html


次に、それぞれの消費に対して、ひと月あたり、いくらくらいまでならお金を使えるかを聞きました。


お金をかけたいと思う人に、かけられる上限額を聞き、その平均額をみると、最も高かったのは、<自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」>で10,618円、次いで、<友人とのつながりを感じるための「もの」や「こと」>が6,732円、<SNS映えしそうな「もの」や「こと」>が2,781円、<話のネタになりそうな、珍しい「もの」や「こと」>が2,371円となりました。20代は自分が好きなことや自分の楽しみにお金を多くかけたいと思っていることがわかりました。


≫初デートで安心できる財布の中身は平均1.8万円 男性は平均2.3万円、女性は平均1.4万円

≫「デートは割り勘が多い」は恋人がいる20代の5割半、割り勘派は男性より女性に多い結果に

≫今年のXmasプレゼントは期待できる? 特別な日に奮発するプレゼント予算は平均2.2万円 上昇傾向継続中


気になる相手とのデートでは、どのようなお金の使い方をする20代が多いのでしょうか。

まず、全回答者(1,000名)に、気になる異性と初デートをするときに、財布にどのくらいの現金をいれておけば安心できるかを聞いたところ、「1万円超~2万円以下」(32.6%)や「5,000円超~1万円以下」(29.3%)に多くの回答が集まり、平均額は18,163円となりました。普段の財布の中身の平均額が9,396円だったことを考えると、初デートには普段の2倍程度のお金を用意して挑むと安心できるようです。

男女別に平均額をみると、男性は22,801円と、女性は13,525円となりました。気になる異性との初デートでは、男性は女性の1.7倍ほどの手持ちがないと安心できないということがわかりました。


次に、未婚者で、かつ、現在恋人がいる人(281名)に、デートは割り勘にすることが多いかを聞いたところ、『そう思う(計)』は54.4%、『そう思わない(計)』は45.6%となり、割り勘派が多数派であることがわかりました。

男女別にみると、『そう思う(計)』は男性51.5%、女性57.0%となりました。“デートの支払いは男性にお任せ”と考える女性は、20代では少数派となっているようです。


また、全回答者(1,000名)に、<恋人>へ特別な日にプレゼント(クリスマスプレゼントなど)を贈るとき、奮発して贈ることができるのは、いくら相当のプレゼントまでかを聞いたところ、「1万円~2万円未満」(24.7%)に最も多くの回答が集まり、平均額は21,982円となりました。

男女別にみると、平均額は男性23,018円、女性20,946円でした。


過去(2014年~2017年)の調査結果と比較すると、プレゼントにかけられる金額は年々上昇しており、今年のクリスマスプレゼントは昨年より少しいいものにしようと考えている20代もいるのではないでしょうか。


≫“若者の○○離れ”に対する考え 20代の半数近くが「ゴルフ離れ」「合コン離れ」を実感

≫“若者のクルマ離れ”ではなく“クルマの若者離れ”? 「好みに合うものがあればお金をかけたい」で自動車が3位に


最近では、“若者の○○離れ”が指摘されるなど、20代の消費対象にはこれまでとは違った傾向がみられることがありますが、20代自身はどのような実感を持っているのでしょうか。


全回答者(1,000名)に、日頃、自分自身が、“○○離れ”していると感じるものを聞いたところ、「固定電話」が55.9%で最も多く、次いで、「ゴルフ」が48.6%、「合コン」が47.1%、「新聞・雑誌」が42.2%、「スキー」が39.3%となりました。ゴルフやスキーなど、バブル時代の若者に人気だったスポーツも、現代の20代では“○○離れ”に該当するスポーツになってしまっているようです。また、合コンも、半数近くの20代が“○○離れ”として実感していることがわかりました。


また、全回答者(1,000名)に、自分の好みに合うものや必要性があれば、積極的にお金をかけたいと感じるものを聞いたところ、「旅行」が45.0%で最も多く、次いで、「友人との飲み会」が32.4%、「自動車」が26.5%、「マイホーム」が26.2%、「映画」が25.3%となりました。若者の“○○離れ”では、“クルマ離れ”がよく取り上げられていますが、好みに合うものや必要性があれば積極的にお金をかけたいもので「自動車」は3位となりました。若者がクルマから離れているのではなく、若者が欲しいクルマがないことが、若者の“クルマ離れ”の原因なのではないでしょうか。


【消費の新潮流】

≫「VR体験にお金をかけたい」5人に1人

≫SNSでシェアするためにお金をかけてVR体験したいこと 女性の5人に1人が「デート・恋愛」と回答


近年、VR(バーチャルリアリティ)を体験できる施設が増えたり、家庭用のVRゲーム機も発売されたりするなど、VR体験が身近なものとなりつつあります。


そこで、全回答者(1,000名)に、VRを体験するためにお金をかけたいか聞いたところ、『そう思う(計)』は20.8%、『そう思わない(計)』は79.2%と、5人に1人がVR体験にお金をかけたいと考えていることがわかりました。


次に、全回答者(1,000名)に、SNSでシェアするためにお金をかけてやってみたいVR体験を聞いたところ、「宇宙遊泳」が19.0%で最も多く、次いで、「スカイダイビング」が18.2%、「音楽ライブ・コンサート」が17.2%、「海外旅行」が16.7%、「ダイビング」が15.3%となりました。

男女別にみると、女性では、1位「海外旅行」(24.8%)、2位「音楽ライブ・コンサート」(23.0%)、3位「デート・恋愛」(21.2%)となりました。20代女性には、SNSでシェアするために、デートや恋愛をVR体験したいと考える人が少なくないようです。


≫“eスポーツ”も20代の消費を後押し お金をかけてやってみたいeスポーツ 1位「シューティングゲーム」

≫パートナーとeスポーツを楽しむためにかけてもいい金額 5.7千円/月

≫eスポーツのプロを目指そうと思える年収額は?平均は2,282万円、20代前半の男性では3,232万円


コンピューターゲーム・ビデオゲームでの対戦をスポーツや競技として捉えた“eスポーツ”は、日本でも大会が開催されるなど広まりつつありますが、全回答者(1,000名)に、代表的なeスポーツを挙げ、お金をかけてやってみたいものを聞いたところ、「シューティングゲーム」が22.1%で最も多くなりました。主人公の視点でゲーム画面内の空間を移動しながら武器などを使って戦うシューティングゲームは、現在主要なeスポーツ競技の一つとなっており、関心を持っている20代が多いようです。2位以下の回答をみると、「RPG(ロールプレイングゲーム)」16.6%、「スポーツゲーム」16.3%、「レーシングゲーム」11.8%、「パズルゲーム」11.0%となりました。


次に、eスポーツに関するお金の使い方について、それぞれお金をかけてもいいと思うか聞いたところ、【eスポーツの上達のため】では、お金をかけてもいいと思う人は34.5%となりました。

そのほか、【eスポーツのユニフォームや道具のため】では、お金をかけてもいいと思う人は30.9%、【パートナーとeスポーツを楽しむため】では42.4%となりました。お金をかけてeスポーツの上達を目指したり、道具を揃えたりするよりは、eスポーツをパートナーと楽しむことにお金をかけたいという人が多いようです。


それぞれの目的にお金をかけてもいいという人に、ひと月あたりにかけてもいいと思う金額を聞いたところ、【eスポーツの上達のため】にかけてもいい金額の平均は5,163円、【eスポーツのユニフォームや道具のため】にかけてもいい金額の平均は4,620円となりました。また、【パートナーとeスポーツを楽しむため】にかけてもいい金額の平均は5,705円でした。かけてもいい金額の結果からもeスポーツは自分が上達することよりパートナーと楽しむことを優先させたいと考えられていることが明らかになりました。


海外では、高額の優勝賞金が支払われるeスポーツの大会が多く開催されており、プロとして活躍している人も少なくありません。

そこで、全回答者(1,000名)に、eスポーツのプロ選手を目指したいと思えるのは年収いくらかを聞き、「0」と回答した人を除く694名について集計したところ、全体の平均額は2,282万円となりました。

男女・年齢別に平均額をみると、20代前半の男性が最も高く3,232万円でした。


≫20代はエクストリーム体験に前向き?お金をかけてトライしたい体験 1位「スカイダイビング」2位「バンジージャンプ」


VR体験やeスポーツのほかにも、非日常を体験できる“エクストリーム体験(過激な体験/無茶な体験)”が話題となっています。


そこで、全回答者(1,000名)に、お金をかけて挑戦してみたいと思う“エクストリーム体験(過激な体験/無茶な体験)”があるか聞いたところ、「ある」が58.7%、「ない」が41.3%で、エクストリーム体験に前向きな人が多いことがわかりました。


また、お金をかけて挑戦してみたいと思うエクストリーム体験があるという人(587名)に、どのようなものを体験してみたいか聞いたところ、「スカイダイビング」が49.2%で最も多く、次いで、「バンジージャンプ」が38.0%、「ラフティング(激流下り)」が27.1%、「VRでのエクストリーム体験(バーチャルリアリティやゲームで、危険なアクティビティなどを疑似体験すること)」が24.9%、「パラグライダー」が23.3%となりました。スカイダイビングやバンジージャンプなど、日常ではなかなか味わいにくい体験に挑戦してみたいという人は多いようです。


【ライフイベントと収入事情】

≫結婚意欲と年収の関係 「年収400万円あれば結婚に前向き」は4割強、昨年と比べ結婚へのハードルが低下!

≫20代の半数以上が前向きに思える年収 「1人目の子育て」600万円、「2人目」は700万円

≫年収400万円で「自家用車を購入しようと思える」20代は4割強、「住宅を購入しようと思える」のは2割弱


結婚や出産・子育てといったライフイベントでは、まとまったお金が必要となることが多いですが、そのようなライフイベントに前向きになれる年収額はいくらくらいなのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、<結婚>をしようと思える世帯年収を聞いたところ、年収300万円でしようと思える割合(「年収300万円あれば」までの累計)は30.8%、年収400万円でしようと思える割合(「年収400万円あれば」までの累計)は43.0%、年収500万円でしようと思える割合(「年収500万円あれば」までの累計)は60.6%となりました。

また、出産・子育てについてもみると、<出産・子育て(1人)>をしようと思える割合は、年収400万円で31.8%、年収500万円で47.9%、年収600万円で60.7%、<出産・子育て(2人)>をしようと思える割合は、年収400万円で20.3%、年収500万円で31.8%、年収600万円で43.4%、年収700万円で52.6%となりました。


年収400万円で結婚や子育てをしようと思える割合を過去の調査結果と比較すると、昨年は下降傾向にあったものの、今年はいずれの項目でもわずかながら上昇傾向がみられ、<結婚>では、昨年から3.2ポイント上昇(2017年39.8%→2018年43.0%)、<出産・子育て(1人)>では、昨年から1.6ポイント上昇(2017年30.2%→2018年31.8%)、<出産・子育て(2人)>では、昨年から2.8ポイント上昇(2017年17.5%→2018年20.3%)となりました。


同様に、自家用車や住宅の購入についても、所有(または購入)しようと思える世帯年収額を聞いたところ、<自家用車>を所有しよう(購入しよう)と思える割合は、年収400万円で43.2%、年収500万円で59.4%、<住宅>を所有しよう(購入しよう)と思える割合は、年収400万円で18.0%、年収500万円で32.3%となりました。

年収400万円で自家用車や住宅を購入しようと思う人の割合を婚姻状況別にみると、未婚者では<自家用車>が39.6%、<住宅>が16.5%、既婚者では<自家用車>が54.5%、<住宅>が22.6%となりました。同じ世帯年収で比較した場合、未婚者よりも既婚者のほうが購入に前向きになれるようで、自家用車では半数以上となりました。

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