WaveSplitter Technologies, Inc.が、 米国で開催される光通信関連の国際会議に出展  25G CWDM 光トランシーバを発表

株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンの親会社であるウェーブスプリッタ・テクノロジー社(WaveSplitter Technologies, Inc.)は、米国カリフォルニア州サンディエゴにて3月5日から7日の3日間開催される光通信関連の国際会議「OFC(The Optical Networking and Communication Conference & Exhibition)」に出展いたします。



OFCのWebサイト: https://www.ofcconference.org/



展示会場の当社ブース(ブース番号 #2650)では、25G CWDM 光トランシーバの製品発表が行なわれます。この製品は、4種類の光波長(1270, 1290, 1310, 1330nm)にそれぞれ対応したモデルが用意されており、25Gbpsで相互に接続するほか、mux/demuxスパイダーケーブルを用いることで、従来製品である100G CWDM4 光トランシーバとの接続も可能です。伝送距離は最大10kmです。


本製品によって、シングルモードファイバ(SMF)で配線されたデータセンターなどにおいて、25G SFP28ポートを備えた複数のサーバを、100Gポートを持つネットワーク機器に効率よく、安価に接続することを可能にします。


さらに、5Gモバイルなど携帯網のブロードバンド化に対応するため、携帯基地局ネットワークに最適な、産業用動作温度範囲(マイナス40℃~プラス85℃)に対応したモデルもご用意いたしました。


日本での販売開始は2019年第3四半期を予定しております。



■携帯基地局への適用例

CWDM、“coarse”WDMは安価なコストで光ファイバーを有効活用できる波長多重技術として、古くは1GでのC bandにて、最近では100G CWDM4にはO bandの構成が使われています。


今回発表したソリューションは100G CWDM4で実現した技術を応用し、監視カメラや携帯基地局を数多く展開する時に大きな問題となる光ファイバーコストの低減を実現するものです。


携帯基地局の例では、末端の集約局からアンテナを備えている基地局それぞれに対し、光ファイバーを用意するスター構成では、必要な光ファイバーの芯数が膨大なものになります。今回のソリューションでは1組の光ファイバーで4箇所の基地局までの回線が確保可能。ファイバーの分岐点には電源も不要でかつ過酷な環境でも安定して動作する光の分配・集合ユニットを設置するだけです。


シリーズ配線マルチドロップ


スター配線の場合


4G/5Gの携帯網ではeCPRIなど末端の基地局に従来の6Gbps CPRIよりも高速な回線確保が必要とされており25Gの回線が効率よく確保できることは大きなメリットであります。また、基地局間の距離も狭くなる傾向にあり、高密度に設置する必要がありますので今回の最大10kmの仕様はその需要にマッチしたものであると考えています。



【ウェーブスプリッタ・テクノロジー社について】

ウェーブスプリッタ・テクノロジー社は米国カリフォルニア州に本社を置く、データセンターや携帯通信のバックボーンネットワークなどで使用される光イーサネットや、科学計算などで使用されるHPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)システムなどで必要不可欠となる、光通信モジュール製品を製造販売する企業です。



【株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンについて】

株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)の日本法人です。これまで日本未発売であったウェーブスプリッタ・テクノロジー社(米国)製品の日本国内における輸入販売事業を行い、国内のお客様へ高品質で安定した、価値ある製品を提供してまいります。


会社名    : 株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン

所在地    : 〒101-0051

         東京都千代田区神田神保町2-14 朝日神保町プラザ203

最高執行責任者: 櫻井 豊

URL      : http://wavesplitter.jp/

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