「数学甲子園2019」開催決定 出場チームの募集を本日4月17日に開始 ~今大会から予選会場数を増やして埼玉県・神奈川県でも実施~
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、「数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省、協力:日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTB)の開催を決定し、本日2019年4月17日(水)に出場チームの募集を開始いたします。
「数学甲子園2019」公式ホームページ
https://www.su-gaku.net/events/koshien/
■今大会も優勝チームには文部科学大臣賞が授与される「数学甲子園」
「数学甲子園(全国数学選手権大会)」は、全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一をチーム(3~5人)対抗戦によって決めるもので、優勝チームには文部科学大臣賞が授与されます。本大会の特長は、数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作しその問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じて、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むことにあります。参加校数は年々増加しており、前回2018年の大会では全国46都道府県から278校610チーム2,425人が参加しました。2018年の大会を制し、見ごと優勝した栄光学園高等学校「数学界のTouristチーム」(神奈川県)には、「文部科学大臣賞」が授与されました。
■今大会から予選会場数を増やし、全国から数学の猛者たちを募集
参加チームの募集は2019年4月17日(水)から6月10日(月)まで行い、7月29日(月)から8月6日(火)の間に全国16都市で地域予選を行います。なお今大会から、埼玉県、神奈川県にも会場を設置して予選会場数を増やし、より参加しやすい環境を整えました。
■地域ブロックから選抜される12チームを含む計36チームが本選に進出!
「数学甲子園2019」は、本選に出場する36チームのうち12チームを地域ブロックから選抜します。全国でチームの平均点が高かった上位24チームに加えて、12の地域ブロックそれぞれのなかで予選の平均点がもっとも高いチームを選抜します。各地域ブロックの最上位チーム(計12チーム)が選抜されるため、本選では全国各地から集まったチームが熱戦をくり広げることが予想されます。
現在、世界的にはSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)教育の推進が重要視され、国内でも次期学習指導要領で新科目「理数探究基礎」「理数探究」が高等学校に新設されるなど、理数教育の充実が指摘されています。また、文部科学省・経済産業省の有識者会議が取りまとめた報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」においても、数学の知識・能力をもった人材、いわゆる「理数系人材」に対する需要が急速に高まっているという見解が示されるなか、中学・高校・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会は必見です。
■「数学甲子園2019」開催要項
大会名称: 数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)
主催 : 公益財団法人日本数学検定協会
後援 : 文部科学省
協力 : 日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTB
予選開催日 :2019年7月29日(月)~8月6日(火)の6日間
予選開催会場:7月29日(月)さいたま市、東京都(23区内)、横浜市
7月30日(火)仙台市、金沢市、熊本市
7月31日(水)郡山市、岡山市、福岡市
8月1日(木)京都市、大阪市、神戸市
8月2日(金)浜松市、名古屋市
8月6日(火)札幌市、那覇市
※予選会場は変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
本選開催日 :2019年9月15日(日)
本選会場 :御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
ソラシティホール(東京都千代田区)
お申し込み方法:「数学甲子園2019」公式ホームページをご覧のうえ、
インターネットまたは郵送でお申し込みください。
お申し込み期間:2019年4月17日(水)~6月10日(月)
参加費 :無料
※会場までの交通費・宿泊費などは、各チーム・学校でご負担願います。
<チーム構成について>
○同一の中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在籍する生徒または学生で編成してください。学年混成や男女混成については問いません。
○1チームは3~5人で編成し、必ずチーム内でリーダーを1人選出してください。
○同一校から複数のチームが出場しても構いません。ただし、本選に出場できるチームは同一校から最大2チームとします。その際、中高一貫教育校は、中学校と高等学校を分けて出場しても同一校とみなします。
【競技の流れ】
<予選>
競技内容:参加選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)2級・準2級程度の日本語表記問題を
20問。
選抜方法:チームの平均点に基づいて、以下のように36チームを選抜します。
(1)チームの平均点の高い24チームを選抜します。
※同一校から3チーム以上が該当する場合、上位2チームのみ選抜します。
(2)残りのチームを全国12ブロックに分け、各ブロックの最上位チーム(計12チーム)を選抜します。
※すでに(1)で2チームの選抜が確定した学校のチームは、ブロック選抜対象外となります。
ブロック区分は以下のとおりです。
《北海道・東北ブロック》北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
《関東ブロック1》茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県
《関東ブロック2》千葉県・東京都・神奈川県
《北陸ブロック》富山県・石川県・福井県
《甲信越ブロック》山梨県・長野県・新潟県
《東海ブロック》岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
《近畿ブロック1》滋賀県・奈良県・大阪府
《近畿ブロック2》京都府・兵庫県・和歌山県
《中国・四国ブロック1》島根県・広島県・山口県・愛媛県・高知県
《中国・四国ブロック2》鳥取県・岡山県・徳島県・香川県
《九州・沖縄ブロック1》福岡県・佐賀県・長崎県・大分県
《九州・沖縄ブロック2》熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
※くわしい選抜方法については、「数学甲子園2019」公式ホームページをご覧ください。
<本選(事前)>
●本選競技(1):Math Create
競技内容:チームの全員が集まれる場所(学校内など)と日時を決め、「課題テーマ」に沿った問題を創作し、【Math Live】で行うプレゼンテーション資料(「問題のねらい・創作問題」と「模範解答」各1枚)を90分以内に作成します。
<本選>
●本選競技(2):Math Battle
競技内容:チーム全員で、問題18問を60分以内に解答します。
出題範囲:(1)実用数学技能検定(数学検定)準1~準2級程度の
日本語表記問題を12問。
(2)実用数学技能検定(数学検定)準1~準2級程度の
英語表記問題を6問。
選抜方法:【Math Create】と【Math Battle】の得点に基づいて6チームを選抜します。
●本選競技(3):Math Live
競技内容:【Math Create】で創作した問題について、プレゼンテーションと質疑応答を行います。
敗者復活:【Math Live】において、質問の得票率が高かった1チームが【Math Live】に進出できます。
各賞の決定について:【Math Create】と【Math Battle】および【Math Live】の得点をそれぞれ10倍し、合計得点の高い順に各賞を決定します。
【数学甲子園に関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
TEL : 03-5812-8341
E-mail: koshien@su-gaku.net
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援:文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は560万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学教育学部教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。
※「数学甲子園」は当協会の登録商標です。
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