博物館強盗事件を扱った異色の犯罪ノンフィクション 『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件』を刊行
株式会社化学同人(本社:京都市下京区、代表取締役社長:曽根 良介)は、カーク・ウォレス・ジョンソン著『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか―』を刊行いたしました。
■本書の概要
2009年6月。ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から、約300羽の鳥の標本が消えた。
世にも美しい鳥が行きついた先は、希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった!
この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は、最初は好奇心から、やがては正義感から、事件の調査に乗り出す。
羽毛をめぐる科学史と文化史、毛針愛好家のモラルのなさと違法取引、絶滅危惧種の保護問題、そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と、それを収集・保存する博物館の存在意義。
スピーディーな展開で読ませる、異色の犯罪ルポルタージュ。
■本書に寄せられた賛辞
「博物館侵入事件、進化論の発見、絶滅の危機に瀕した鳥たち、そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話だ」
――マーク・アダムス(『マチュピチュ探検記』著者)
「一見すると地味で埋もれてしまいそうな事件を題材に、つぎからつぎへと繰り出される洞察と驚き。最初から最後まで魅力に満ちた一冊」
――マイケル・フィンケル(『ある世捨て人の物語』著者)
「犯罪そのものだけでなく、文化遺産の重要性について多くのことを教えてくれる」
――エリザベス・マーシャル・トーマス(『犬たちの隠された生活』著者)
「魅了される……この犯罪をめぐって著者が取り上げた何もかもがストーリーテリングの極みだ」
――カーカス
「科学、歴史、犯罪ドキュメンタリー好きの読者にアピールするページターナー」
――パブリッシャーズ・ウィークリー
その他、Amazon.com、BuzzFeed、Forbesなどで、2018年の年間ベストブックに選出され、2019年アメリカ探偵作家クラブ賞ノンフィクション部門、2019年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞ノンフィクション部門にノミネートされるなど、大きな反響を得ている。
■書誌情報
書名 : 大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件
―なぜ美しい羽は狙われたのか―
著者 : カーク・ウォレス・ジョンソン
訳者 : 矢野 真千子
体裁 : 四六判・ハードカバー・384ページ
本体価格 : 2,800円(税抜き)
発行年月日: 2019年8月10日
ISBN : 978-4-7598-2013-3
URL : https://www.kagakudojin.co.jp/book/b461548.html
■発行元
会社名 : 株式会社化学同人
所在地 : 〒600-8074 京都市下京区仏光寺通柳馬場西入ル
代表者 : 代表取締役社長 曽根 良介
事業内容: 出版業(1954年9月 設立)
TEL : 075-352-3373(営業部)
075-352-3711(編集部)
URL : https://www.kagakudojin.co.jp/
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TEL:075-352-3373
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