「基礎的な読む力」を測るテスト 『リーディングスキルテスト 個人受験版Pコース』12月実施
学校法人高宮学園 代々木ゼミナール(本部:東京都渋谷区/理事長:高宮 英郎)は、一般社団法人教育のための科学研究所(東京都中央区/代表理事・所長:新井 紀子)が開発しました「リーディングスキルテスト(RST)」の個人受験版Pコース(小学生対象、中学生対象、高校生対象、大学生対象、社会人対象の5種別)を、2019年12月に実施いたします。
■「リーディングスキルテスト」とは
▽読解の質に問題があると感じたことはありませんか?
▽得意でない分野の文書を読んだとき、内容が頭に入ってこないという経験はありませんか?
▽教科書に書かれている文章を正しく読めていますか?
「日本語のルールに従って教科書の文章を読むことができない生徒がいるのではないか」という仮説からスタートした「基礎的な読む力」を測るテストです。教科書などの基本的な文章はもちろん、図やグラフなどからも情報を読み取ることができるのか。「リーディングスキルテスト」では、文章に書かれている意味を正確にとらえ、新しい知識を身につけるために必要な「骨太の読む力」を科学的に測定・診断します。
■「リーディングスキルテスト」で測る力
どの教科の教科書も、学習内容は文章で説明されています。その文章を「読む」ことができなければ、教科の内容を理解することは決してありません。「リーディングスキルテスト」は、人が文章を「読む」際の11の読解プロセスに着目しました。
11の読解プロセスとは、「文節に区切る」「『誰が』『何を』『どうした』のような構造を正しく認識する」「常識や知識から推論して、未知の用語の意味を位置づける」など、文章の読解に必要な力を11段階に区切ったものです。このプロセスは、文章だけでなく図やグラフといったイメージや具体例から情報を読み取る際にも適用されます。
「リーディングスキルテスト」では、「読む力」を11のプロセスに区切り、それを7つの問題タイプで多面的に測ることで、つまずきの原因となる学習スキルの習得不足、基礎的な知識の欠落、気づかない不適切な学習行動といった様々な阻害要因が見えてきます。
学習に取り組む際、そのつまずき部分に留意し、不足しているスキルを練習したり、知識を補ったりすることで、「読む力」は大きく向上するはずです。知識と技能の習得において、状況に合わせた適切な情報処理能力を発揮させることで、学力全体の飛躍的向上が期待されます。
■「リーディングスキルテスト」の出題分野
【出題分野】 【診断内容】
係り受け解析 文の構造を理解する
照応解決 代名詞が指す内容を理解する
具体例同定:辞書/理数 定義の内容と合致する具体例を認識する
同義文判定 2つの文の意味が同じかどうかを判定する
推論 既存の知識と新しく得た知識から、論理的に判断する
イメージ同定 文と非言語情報(図表など)を対応づける
※テスト内容の詳細は、一般社団法人教育のための科学研究所HP( https://www.s4e.jp/ )にてご確認ください。
■「第2回リーディングスキルテスト個人受験版Pコース」の概要
実施日 :2019年12月7日(土)
会場 :代々木ゼミナール本部校 代ゼミタワー
東京都渋谷区代々木2-25-7
受付開始日:2019年10月7日(月)
受験料 :4,000円(税込)
※20名以上でお申し込みの場合、団体割引が適用されます。
団体申し込みをご希望の方は、下記窓口までご連絡ください。
対象 :小学6年生~社会人
種別 :小学生対象/中学生対象/高校生対象/大学生対象/社会人対象
受験型 :A型 9:30~10:40
B型 11:30~12:40
C型 13:20~14:30
D型 15:20~16:30
※いずれの種別・受験型も【ガイダンス10分】+【テスト60分】です。
※いずれの受験型も入室受付はテスト開始30分前からです。
※申し込み後の受験型変更はできませんので、ご注意ください。
形式 :CBT
※会場設置のタブレット型PCを使用します。
※筆記用具は不要です。
※テストに必要となりますので、郵送された受験票を
必ず持参してください。
申込方法 :代々木ゼミナールWebサイト( https://www.yozemi.ac.jp/ )から
お申し込みください。
評価結果返却:受験後1か月程度で、評価結果をご登録いただいたご住所あてに郵送します。
■リーディングスキルテスト個人受験版Pコースに関するお問い合わせ
代々木ゼミナール本部校 RST事務局
0120-07-4305
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