ネクストシステム、エイベックスが手がけるダンススキル評価アプリ「Dance COMMUNE」に技術パートナーとしてVisionPoseを提供

～AI姿勢解析技術VisionPoseでダンススキルのスコア化を実現～

2020.01.21 11:00

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株式会社ネクストシステム(本社：福岡県福岡市、代表取締役社長：藤田義生)は、エイベックス株式会社(東京都港区、代表取締役会長CEO：松浦勝人、以下エイベックス)とアビームコンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長：岩澤俊典)が手がける、動画解析の最新テクノロジーとデータサイエンスにより、ダンス技術のスコア評価を実現したスキルチェックアプリ「Dance COMMUNE」に技術パートナーとして参画し、技術協力として人間の骨格を検出する当社独自開発の人工知能エンジン「VisionPose(R)※1」を提供しました。

Dance COMMUNE_VisionPose

「Dance COMMUNE」は、プロトタイプ開発やスキル評価精度を試す比較試験を繰り返し行うなどフィジビリティスタディを経て、2019年10月よりエイベックス・アーティストアカデミーのダンスクラスに試験導入されています。さらなるサービス向上と、より多くのダンス育成の現場に導入拡大を目指す両社を、当社は技術面からサポートしてまいります。

※1 VisionPose、及びVisionPoseロゴは、NEXT-SYSTEM co.,Ltd.の登録商標です。

■ダンス技術のスコアチェックアプリ「Dance COMMUNE」とは？

「Dance COMMUNE」は、これまでエイベックスが培ってきたダンス育成ノウハウを元に、そこに最新の動画解析技術と独自のデータ分析及びアルゴリズム開発など科学的アプローチを取り入れることで、これまで感覚的にしか評価されて来なかったダンスの定量評価＝スコア化を実現したアプリです。

日々のダンス練習の成果を標準化された指標として“見える化”することで、ダンス練習に対するモチベーションが向上し、ダンスの成長を後押しします。

現在は、エイベックス・アーティストアカデミーのダンスクラスで本アプリを導入した新たなダンスレッスンプログラムを展開しており、経験豊富なダンスインストラクターによる週1回のダンスレッスンに加え、アプリを活用した自主練習とスキルチェックを合わせて行うことで、受講生の成長サイクルを加速させています。

さらに、同技術を活用して、ダンス検定専用アプリ「エイベックス・ストリートダンス検定 powered by Dance COMMUNE」を1月26日にリリースいたします。これまでのJSDA公認ストリートダンス検定を大幅リニューアルし、アプリ一つで検定受検が可能になります。最新テクノロジーを取り入れることでより精度の高い審査を実現するとともに、これまでスケジュールの都合や受検会場が遠いといった理由で受検したくても出来なかった人たちにいつでも好きな場所でダンス検定に挑戦できる機会を提供いたします。

この度、本アプリに欠かせないダンスの動きを捉えるモーションキャプチャ技術に、当社の高精度AI骨格検出システム「VisionPose」が採用されました。専用の機材を必要とせず、誰でも簡単にスマートフォンだけでダンススキルの評価ができるようになりました。

▼「Dance COMMUNE」WEBサイトはこちら

https://dancecommune.com/

DCアプリ利用イメージ

■VisionPose(ビジョンポーズ)とは？

「VisionPose」とは、カメラ映像や画像、動画ファイルから人間の骨格情報を検出できる当社独自開発の人工知能エンジンです。高精度な骨格検出が可能な「Standard」、カメラ1つで3D座標での骨格検出を実現する「Single3D」、開発が不要で、より手軽な骨格検出プラットフォーム「Nano」の3つを利用用途に合わせて展開しており、発売から約1年でシリーズ累計100社以上にご導入いただいています。(2020年1月7日現在)

ディープラーニングを用いた骨格検出による画像認識は、昨今スポーツのフォーム解析をはじめ、さまざまな分野における活用が期待されています。

・フォームチェックや採点補助などスポーツの動作解析

・監視カメラを用いた不審者の検知や急病人の検知

・消費者行動解析によるインサイト調査

・VTuberやアーケードゲームなどのエンタメ分野への応用

・保育園や介護施設での見守りシステム

今後ともこれらの基幹技術の1つとして、社会に貢献していきたいと考えています。

▼VisionPose WEBサイトはこちら

https://www.next-system.com/visionpose