<働く主婦>働き方変化21.5% 休校要請「子どもと向き合う時間に」
「新型コロナウイルス拡大防止に伴う、一斉休校に関する意識調査」
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国の小中学校と高校、特別支援学校への臨時休校要請から約1週間が経過しました。
フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)では、20代~40代の当社に登録する全国のキャスト会員396名(平均年齢41歳)働く女性を対象に「新型コロナウイルス拡大防止に伴う、一斉休校に関する意識調査」を実施しました。実施期間は2020年3月3日~3月5日です。
アンケートではまず、今回の臨時休校により影響を受けると思われる「小学生の子どもがいる」と回答した161名を対象に、小学校の臨時休校中の対処法や、不安に感じていること、子どもとの過ごし方について調査をしました。
小学校の臨時休校中の対処法を選択肢で尋ねると、「子どもだけで留守番をさせる(50.3%)」が最多となり、「自分(もしくは夫や家族など)が仕事を休んで子どもと過ごす(46.0%)」が半数近くを占め、どちらかで乗り切るといった声が多く挙がりました。
他にも、「子どもを預ける/祖父母・両親・親戚(16.8%)」、「子どもを預ける/学童・今回の特別措置の公共場所(10.6%)」や、「テレワークを利用する(6.2%)」といった回答がありました。
臨時休業中のお子さんとの接し方や過ごし方の工夫を尋ねると、「料理を教える(40代パート)」や、「お菓子作りなどを一緒にする予定(30代フリーランス)」という料理を教えるといった声や、「午前中は勉強、午後は家庭でできる手伝いなどをする(40代フリーランス)」というお手伝いを積極的にしてもらうといった声が多く挙がりました。
他にも、「忙しく子どもと接する時間を設けていなかったので、たくさん話す機会にする(30代パート)」や、「外出ができないので窮屈を感じないように気遣い、できるだけ会話をしながら体調も細やかに様子を見る(30代パート)」といった、普段よりも丁寧に子どもと向き合うという声がありました。
次に突然の小学校の臨時休校で、不安に感じていることはあるか調査をしました。
臨時休校の影響で不安を感じていることはあるか尋ねると、ほとんどの方が「不安に感じることがある(80.7%)」と回答しました。
選択肢で尋ねると、「学校がないことによる子どもの勉強など(75.2%)」、「子どもの精神状態やストレス、健康面だなど(65.8%)」、「休校が長引くなど、この状態がいつまで続くか(65.2%)」を多くの方が回答し、「仕事ができない状態が続き収入が減ること(20.5%)」、「仕事を休むことにより職場に迷惑をかけること(11.8%)」を大きく上回りました。
自身の仕事のことよりも、子どもの健康状態や勉強の遅れを不安視する方が多いことがわかりました。
では、政府からの突然の休校要請を、働く女性はどのように考えているのでしょうか。
休校要請についてどう考えているか尋ねると、「賛成(24.2%)」、「仕方がないことだと思う(59.1%)」と多くの方が回答しています。
コメントには、「新型でどんなウイルスかわからないため、休校は仕方ないことだと思うが急すぎる(40代パート)」や、「唐突すぎて、学校が全く準備もできないなかで休校に追われて大変そうだった。集団で過ごさないための方法なのかもしれないが、準備の時間は必要だったと思う(40代パート)」といった、子どもへの感染リスクを心配する声や、準備期間を設けることはできなかったのかという政府の対応に対するコメントが多く目立ちました。
また、「反対(16.7%)」の方のコメントには、「社会が混乱してしまうから(40代パート)」や「時期が遅すぎると思った。世の中が混乱し暗くなっている(30代パート)」といった社会の混乱を不安視する声や、「休校になっても、通勤する大人の感染リスク高いままだと思う。結局子どもが公園や学童等で密集している(40代フリーランス)」といった声がありました。
最後に、新型コロナウイルスの影響により、ご自身の働き方は変化したか調査をしました。
新型コロナウイルスの影響により働き方が変化したか尋ねると、「働き方が変化した(21.5%)」となり、5人に1人の働く主婦が変化したと回答しました。
コメントをみると、「外勤は休んで、テレワークを主としています(40代・パート)」、「時差出勤をしている(40代フルタイム)」、「在宅か時差出勤が選択できるようになった(40代フルタイム)」と職業形態問わず、時差出勤や在宅業務を利用しているという方や、「学習塾に勤務しているので、勤務日数が減った(40代パート)」といった学校休校に合わせて授業時間の短縮や、「休校で子どもと過ごす時間が長いため、勤務日数と時間を減らした(40代パート)」といった子どもと過ごす時間を確保のために、勤務日数や時間を減らすといったコメントがありました。
今回のアンケート結果から、小学生の子どもがいる働く女性は、休校中の子どもの精神面のケアや生活のリズムを整え「いつもより子どもと丁寧に向き合う時間」と捉えて、家族で協力して乗り切るといった声が多くみられました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークや時差出勤など、この数週間で多くの方の働き方が変化しました。
企業側も柔軟な働き方の推進や業務プロセスの見直しなど、こういった緊急時に備えた対応を考え、社会全体で行動する機会となったのではないでしょうか。
【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】
URL : https://www.sbfield.co.jp/
ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ92,555名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など187,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki
ソフトブレーン・フィールドは、2004年創業当初より長年にわたり、働く意欲ある主婦を中心とした女性達に「年齢・時間・場所の制約がない柔軟な働き方=フィールド・クラウドソーシング」を提供している背景から、2018年5月31日に「サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト」を発足しました。国連で採択された2030年までの国際目標「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」の考えに基づき、企業および働く人にとって、無理・無駄なく、持続可能な働き方こそ、企業の生産性が向上し、本当の働き方改革の推進につながると考えます。
Work Story Award 2019
「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」部門受賞
一般社団法人at Will Workが主催する「Work Story Award 2019(※)」において、当社が提供する「フィールド・クラウドソーシング」が評価され、「働きがい・モチベーション・エンゲージメント」のテーマ部門賞を受賞しました。
(※)働き方を選択できる社会づくり"の実現を目指す一般社団法人at Will Workが主催するアワードで、働く"ストーリー"を集める5年間限定のアワードプログラムです。
https://www.puchittona.jp/sbf/view/sustainable/award2019/index.html
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