自動運転車に「乗ってみたい」が6割超えも 8割以上が「自動運...

自動運転車に「乗ってみたい」が6割超えも 8割以上が「自動運転機能の誤作動」を不安視。 自動車の他に自動運転が普及してほしい乗り物は「路線バス」

~エアトリが「自動運転」に関するアンケート調査を実施~

 One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、エアトリ旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業、ライフイノベーション事業と投資事業を手掛ける株式会社エアトリ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO:柴田 裕亮、証券コード:6191)は、20代以上の男女1,086名を対象に「自動運転」に関する調査を実施しました。

調査背景

 高齢者の運転事故やあおり運転など自動車の運転にまつわるニュースが連日報道される一方で、その対策の一つとして「自動運転」に注目が集まっています。
 そこで、「自動運転」に期待することや懸念していることなど、世間の声を聞きました。

調査結果概要

調査1:自動運転実現へ向け、開発が進められている事を知っていますか?

 もはや常識!96.2%が「知っている」と回答!

調査2:自動運転が実現したら、乗ってみたいですか?

 「乗ってみたい」が多数派の一方で、不安視する声も。

―「乗ってみたい」が6割超えとなったものの、「乗りたくない」も13.8%と一定数存在しました。

調査3:自動運転に期待するものは何ですか?(複数回答可)

 約8割が「交通事故の減少」に期待。

―2位には「高齢者の移動負担の軽減」が入り、高齢化に対する問題意識の強さが窺えました。

調査4:自動運転に対して不安に感じる事は何ですか?(複数回答可)

 「自動運転機能の誤作動」が1位に。

―続いて「交通事故発生時の責任の所在」「人の運転技術低下」「車両価格が高くなる」までが半数超えとなりました。

調査5:自動車以外で自動運転が普及してほしい乗り物は何ですか?

 「路線バス」が1位も、「自動運転化してほしいものはない」も3割超え。

―「路線バス」(41.0%)、「電車」(37.0%)に続いて「自動運転化してほしいものはない」(31.0%)がランクインしました。

調査結果

調査1:自動運転実現へ向け、開発が進められている事を知っていますか?

 「知っている」と回答したのは96.2%となり、日本において自動運転はもう現実的なものとしてほとんどの人に認識されていることが分かりました。

調査2:自動運転が実現したら、乗ってみたいですか?

 61.5%もの人が「乗ってみたい」と回答した一方で、「どちらでもない」が24.7%、「乗りたくない」も13.8%と一定数存在しました。
 「どちらでもない」「乗ってみたくない」と回答した人に理由を聞いたところ、「車を運転する楽しみがなくなってしまう」ことや「安全性に対する不安」の声が多く聞かれました。また、「乗ってみたい」と回答した人の中には運転サポートではなく、常にシステムがすべての運転操作を実施する状態を希望している人も多く見受けられました。

●「乗ってみたい」と答えた人の理由

・高齢となり自分で運転できなくても思ったところへ行けることは素晴らしい(70代・男性)
・60代になり年々運転が下手になって来ていると感じるから。(60代・女性)
・78歳になり、家族から自動車運転免許返納進められていますが返納すると行動が狭くなり楽しみも無くなるので。(70代・男性)
・自分で運転するのも好きだけれども神経使って疲労してしまうからどんな感覚なのか知りたい。(40代・女性)
・免許持っているけどペーパードライバーだから。(40代・女性)
・お酒を飲んでも大丈夫なので。(60代・男性)
・自分で運転することが出来なくって病院に行くことが困難なとき、自動車が自動化されれば良いと思う。(70代・男性)
・自分自身、運転能力の低下を感じているが、公共交通のない地域に住んでいるので車を手放す事が難しいのでより安全に運転できるならば、乗ってみたい。(60代・女性)

●「どちらでもない」「乗ってみたくない」と答えた人の理由

・自動化され安全性が高まるならそれも良いが、運転する楽しみも捨てがたい。(60代・男性)
・運転に緊張感はつきもので、自動化されると緊張感とか人間として必要な感覚が損なわれる懸念がある。(50代・女性)
・現在報じられている自動化の内容は中途半端で、事故に際しての責任所在(運転者?自動車のシステム?)が曖昧になると思う。自動車会社のコマーシャルでハンドルから手を放して運転する場面もあるが、手放し運転をも推奨し認めるような風潮には大反対です。運転免許不要な完全自動化まで、不完全な自動化は止めて欲しい。(70代・男性)
・手足頭を駆使する醍醐味が発揮できる若いうちは自動運転には乗りたくありません。又、やや老年期に入ってもボケ防止の為にも自動運転には乗りたくありません。しかし自身の運転が迷惑につながるような老年期に突入したら自動運転に乗りたいです。(40代・女性)
・機械に頼って車に乗るなら高い金出して免許取得する意味が無い。自動化は公共交通機関の方が優先だと思う。それより免許取得を厳しくした方が良い。(60代・男性)

調査3:自動運転に期待するものは何ですか?(複数回答可)

 最も多かった回答が「交通事故の減少」(77.2%)、2位以降には「高齢者の移動負担の軽減」(70.9%)、「運転負担の軽減」(61.5%)が続きました。
 自動化については「運転する楽しみがなくなってしまう」という声も多く聞かれましたが、運転を楽しみたい人にとっても“巻き込まれ事故”がなくなることにはメリットがあり、「交通事故の減少」が1位となったようです。また、高齢化が進んで高齢者による過失事故の報道も増えていることで、「高齢者の移動負担の軽減」が多くの支持を得たものと推察されます。

調査4:自動運転に対して不安に感じる事は何ですか?(複数回答可)

 最も多かったのが「自動運転機能の誤作動」、続いて「交通事故発生時の責任の所在」(68.8%)、「人の運転技術低下」(53.9%)、「車両価格が高くなる」(51.6%)までが過半数となりました。一方、「不安に感じることはない」と回答したのは1.4%にすぎず、大半の人が自動運転に対して何らかの不安や懸念を抱いていることが分かりました。

調査5:自動車以外で自動運転が普及してほしい乗り物は何ですか?

 電車と比べて定刻からずれることも多い「路線バス」(41.1%)が1位、続いて日常的に利用する人が多い「電車」(37.0%)が2位に入った一方で、3割は「自動運転をしてほしいものはない」と回答し、自動運転が実現するまでには技術の進歩の他に、安全性の周知も重要な課題となりそうです。

調査概要

調査タイトル :「自動運転」に関するアンケート調査
調査対象 :20代以上の男女1,086名
調査期間 :2019年12月22日~12月25日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

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