新型コロナウイルス(COVID-19)に関するグローバル自主調査
日本リサーチセンター(本社:東京都、代表取締役社長:鈴木 稲博)は、英国YouGov社と提携し、新型コロナウイルス(COVID-19)に関するグローバル自主調査を日本で2020年3月より実施しています。新型コロナウイルス自主調査は、一般生活者の意識や行動がどう変化するかを把握することを目的に、26か国で4月末まで毎週実施し、結果も毎週公開する予定です。
自主調査結果から、新型コロナウイルスに対する予防策として、「混雑した公共の場所を避ける」行動が各国でどれくらい実施されているかをご紹介いたします。
日本の第1回調査(3月13日~17日実施)では、66%が「混雑した公共の場所を避ける」と回答しましたが、3連休をはさんだ第2回(3月19日~24日)では、感染がそれほど増加していないという安心感からか、63%に微減しました。
他の国ではこの予防行動の実施率はおおむね高く、3月23日以降で日本より「混雑した公共の場所を避ける」実施率の低い国は、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ベトナムのみでした。
最も実施率が高いのはコロナウイルスの感染拡大が深刻なイタリアであり、3月11日以降、9割が混雑した公共の場所を避けています。インドネシア、アメリカ、イギリスは、各国で調査が開始された2月下旬から3月上旬は実施率が3割未満で、他の国に比べて非常に低かったのですが、実施する人が急激に増え、3月23日以降、インドネシアでは73%、イギリスでは80%、アメリカでは65%が混雑した公共の場所を避けています。
各国の新型コロナウイルス自主調査の詳細については、下記のYouGovの英語ウェブサイトでも、インタラクティブなグラフでご覧いただけます。凡例の国名にカーソルを合わせると、その国のデータが強調して表示されます。
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