ノヴィータ、東京学芸大学と共同研究契約を締結　～企業人と在校生の交流によるキャリアへの影響について研究を実施～

2020.07.21 11:00

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　株式会社ノヴィータ(所在地：東京都新宿区、代表取締役社長：三好怜子、以下ノヴィータ、 https://www.novitanet.com/ )は、2019年11月13日付で国立大学法人東京学芸大学との共同研究契約を締結し、2020年4月21日に企業人と在校生の交流イベントを開催したことをお知らせいたします。

ノヴィータロゴ、東京学芸大学ロゴ

　本共同研究は、東京学芸大学の学生と、大学のOBOGを中心とした企業人との交流を行い、それによるキャリアへの影響について研究するものです。

　ノヴィータは2006年に設立、企業のデジタルマーケティング支援や、働き方に関するWEBメディア運営をしている民間企業です。教育系卒業生の約60％が学校教員になるという東京学芸大学の卒業生が、創業者、取締役はじめ4名在籍しています。

　また、2017年からフルリモートワークのメンバーが複数人いたり、時短勤務でもやりがいのある仕事ができたりと、多様な働き方を受け入れ発信できています。これらを発展させた結果、2018年からは自治体と協力し、キャリアアップ意欲があっても環境要因で働き続けにくい地方在住の女性に向け、デジタルマーケティングを題材に、働き方やキャリアの支援も行っております。

　多様な働き方を支える根幹には、キャリア支援や教育機会が欠かせません。これらを裏付けるのが、教育支援職の知識です。

　ノヴィータでは、多様な働き方を受け入れる組織づくりのためだけではなく、デジタルマーケティング支援などを通じ企業や社会の課題解決などを行っていくため、教育支援職の知識を活用した事業づくりにも力を入れてまいりました。この経験により、民間企業におけるキャリアステップ提示のみならず、民間企業の事業を通じた課題解決機会そのものを幅広く提案できるものと考えております。

　今後、学生と企業人の交流プラットフォーム運営を通じて双方の意見をヒアリングしながら、教育支援職の知識を活かせる場についてさらなる検証を行い、キャリア形成の機会を創出します。合わせて、他の教育機関に向けても同様に、キャリア支援のソリューション提供を目指してまいります。

■研究内容詳細

　東京学芸大学の学生が企業人とプロジェクトを推進することで、その後のキャリア形成にどのような影響を与えるかを実践的に調査します。

(1)学生と、大学のOBOGを中心とした企業人との交流プラットフォームを設置

(2)企業人側からの課題提示や、学生からの提案から生まれるプロジェクトを、企業人と学生が協働で推進するための支援

(3)プロジェクトの推進により、企業人の学生の評価、学生のキャリアへの考え方がどのように変化するかを調査

　上記内容を、学生と大学のOBOGが協働して拡張型学習を行うプラットフォーム上にて情報発信を行うことを成果とします。

■東京学芸大学とのイベント「みちしるべ」第1回開催概要

　共同研究の一環として、東京学芸大学大学院2年生4名、教授2名、卒業生(OBOG)5名が参加し、オンラインで交流会イベントが行われました。

　「みちしるべ」と名付けられたこのイベントのテーマは「教育」と「多様性」。教員になる予定の学生、民間企業へ就職予定の学生、既に起業している学生が自身の視点で、登壇者に対し各15分ずつのインタビュー・質疑応答を実施。将来への不安、プライベート、地元への思い、起業などのエピソードや悩み、疑問などがぶつけられました。同じ大学の入学・卒業という道を辿り、今は経営者・投資家・自治体委員などの顔を持つ登壇者に対し、4名は自身の実体験や考えを重ね合わせているようで、学生という立場ながら、各自の視点で普段から自分なりに深く考えている様子が伺えました。

　4名からは「転機は？」「何をしたら成功といえる？」「地域格差をスポーツ(バスケットボール)の力で盛り上げたい、どうしたら？」「現在のコロナ禍の状況だからできること、しなければいけないこと、してはいけないことはどう考えているか？」などの質問が挙がりました。4名それぞれの個性が見えるやりとりとなり、学生らしからぬ堂々とした受け答えには、他の卒業生や教授も聞き入っていました。

　当イベントは「大学生と企業人の交流プラットフォーム」として今後も定期的に開催し、様々なキャリアを持つゲストを招き、それぞれの視点から学生と交流をしていきます。

第1回開催日時・場所：

2020年4月21日(火)15:00～17:00　オンライン(Zoom)

第1回イベント登壇者：

株式会社ノヴィータ　代表取締役会長　小田垣栄司(経営者・東京学芸大学卒業生)