オンラインと会場型「ハイブリッド文化祭」開催

~生徒発コロナ禍だからこその新企画「Music Project」~ 2020年9月11日(金)、12日(土) 両日9:30~14:30

麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:松本 卓三)では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度の文化祭を教職員と生徒のみで実施します。また、会場開催だけでなく、オンラインも活用するダブル開催を決定し、新たな「ハイブリッド文化祭」を企画しました。
当初の計画では無観客で実施する方向で進めておりましたが、各学年の生徒で話し合いを重ね、中学の出展はオンライン上と会場型を組み合わせて実施するほうがいいと提案があり、コロナ対策を万全にして実施することを決めました。

文化祭をオンラインでも行うことで、新しい企画「Music Project」が立ち上がりました。「Music Project」は有志生徒による企画で、歌や楽器演奏、ダンスなど音楽に関係のあることを、1人1台所持しているChromebookで録画し、オンライン上、そして実際の文化祭の会場で流すというものです。
この企画の目的は、①「中学生が文化祭で自主的に参加できる機会を広げる」「人前に立って発表するという経験ができる」「芸術に関する発表により想像性と創造性を養う」「タブレット使い、ICT技術の向上を図る」の4点です。

例年、中学生は文化祭当日、メインイベントである研究発表に時間を割くため、他の企画に参加する余裕がありませんでした。しかし、今年はオンラインでの発表に切り替えることができたため、時間や場所に縛られず、新しい企画への挑戦に時間を費やすことができるようになりました。
生徒たちはコロナ禍の中、様々な「オンライン」を経験してきました。その経験を前向きに捉え、今後のイベントを新しい形へと変化させました。本企画に関心をもって参加している生徒はおよそ200人で、発表作品は20を超える予定です。

企画を担当する中学2年生の学年部長である秋元 誠道(あきもと しんじ)先生は「コロナ禍により、できないことを考えるのではなく、コロナ禍だからこそ知恵を絞ってできることを生徒には考えて挑戦してほしい」とコメントしています。また、実際に参加する生徒からは「リモートでの企画だから、コロナのことを気にせずに進められて良かった」や「今年はオンラインだからこそ、歌や楽器演奏、ダンスを発表きるのでうれしい」といった声が上がっています。
発表作品例①
発表作品例①
発表作品例②
発表作品例②

オンラインと会場型による文化祭「麗鳳祭」

日時:2020年9月11日(金)、12日(土)9時30分〜14時30分
対象:麗澤中学1年生~3年生(441名)
発表内容:中学生有志企画「Music Project」
    ※教職員と生徒のみの参加。保護者や一般の方の参加はご遠慮しております。
     ご了承ください。 

麗澤中学・高等学校について

麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。

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