秋田県全域の魅力を発信するオンラインイベント 「あきたまるごとオンラインフェス」のご案内
「今できることを私たちの手でやりたい」との思いから立ち上がった「あきたまるごとオンラインフェス実行委員会」は、県内各地の拠点を結び、地域の食、人・文化・祭り・観光に焦点を当ててライブ配信を行うオンラインイベントを2020年10月24日(土)・25日(日)にオンラインで開催いたします。
■実施背景
2020年夏。新型コロナウイルス感染拡大のため、秋田県内各地の祭りは軒並み中止となり、経済にも大きな影響を与えています。それだけではなく、「私たちの大切なものもなくなってしまった…」そんな気持ちがします。
・祭りの中止に伴い参加できなかった人
・帰省できなかった人
・観光に来県できなかった人
・また海外から秋田を思う人
以上のようなすべての人に届けるために企画されたのが「あきたまるごとオンラインフェス」です。
■“みんなで楽しめる”まつりに
今回の「あきたまるごとオンラインフェス」の目的の一つは「みんなでやってみること」。県内の一つの地域単独ではなく、各地域が一つの媒体で発信することでより多くの人に興味をもっていただくことが可能です。
・今まで会議でしか使っていなかったシステムをイベントで使ってみる。
・今まで行けなかった祭りをオンラインで楽しんでみる。
・自分たちの地域の特色を発信してみる。
上記のように、発信する側も参加者も、みんなで楽しみたいと考えています。
■「あきたまるごとオンラインフェス」概要
開催日:2020年10月24日(土)、25日(日)
時間 :24日午後8時~9時、25日午前10時~午後9時
会場 :Zoom、YouTube
※Zoomからの参加は希望者のみ。
YouTubeからはだれでも参加できます。
参加費:無料
申込み:あきたまるごとオンラインフェス公式WEBサイトから可能
※Zoomへの参加の場合は「Peatix」からお申込みが必要
■「あきたまるごとオンラインフェス」について
秋田市中心部と県内各地の会場、そして参加者の自宅がオンラインでつながります。約10の地域や祭りが参加を予定しています。
30分間から1時間で、参加する地域・祭りの魅力を地元の人がそれぞれの視点から配信します。フィナーレは秋田民謡で参加者全員が盛り上がります。
過去の動画を流したり、踊りや演技、演奏を披露したり、出演者から皆様へメッセージを送ったり、質問にお答えしたり…。それぞれの地域がさまざまな工夫をこらした内容を検討しています。
※詳細はHPで随時ご案内予定
皆様が、ただ画面を見るだけでなく、双方向的に観客も出演者と交流し、それぞれの地域や祭りのことをより身近に感じられるようなイベントとして行います。
■現在参加予定の地域や団体の一部をご紹介
<秋田竿燈まつり>
真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたといわれています。陰暦7月6日に行われるねぶり流しは、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事でもあり、厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていきました。東北三大祭りのひとつであり、国指定重要無形文化財。
(参照:秋田市竿燈まつり実行委員会公式WEBサイト: http://www.kantou.gr.jp/index.htm )
<土崎神明社祭の曳山行事>
「土崎神明社祭の曳山行事」は、土崎の総鎮守として崇敬されてきた土崎神明社の例祭であり、国の重要無形民俗文化財であるとともに、「土崎港曳山まつり」とも呼ばれ多くの人々に親しまれています。曳山行事の本番は7月20日・21日ですが、前後の期間には様々な神事が行われています。歴史も古く、土崎の人々には欠かすことのできない、地域に根付いた祭り行事です。ユネスコ無形文化遺産。国指定重要無形民俗文化財
(参照:土崎港曳山まつり実行委員会公式WEBサイト: https://tutizaki-hikiyama.com/ )
<男鹿のナマハゲ>
大晦日の晩、男鹿半島全域で行われる行事です。集落の青年たちがナマハゲに扮して、「泣く子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。男鹿の人々にとってナマハゲは怠け心を戒め、家の厄を祓い、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の際をもたらす来訪神です。冬に囲炉裏に長くあたっていると手足にできる火斑を方言で「ナモミ」といい、怠け心を戒めるため、ナモミを剥ぐナモミハギが語源と言われています。
ユネスコ無形文化遺産。国指定重要民俗文化財。
(参照:男鹿市HP: http://www.city.oga.akita.jp/index.cfm/14,1394,52,141,html )
<西馬音内盆踊り>
毎年8月16~18日の3日間、西馬音内の町が神秘的な別世界と化します。朗らかなお囃子と対象的な麗しい踊りが織り成す夢幻の空間。神々しいかがり火が照らし出す幽玄な踊り手の姿は、見る人々を虜にします。歴史は古く、700年以上前に神社の境内で豊作祈願の踊りとして始まったと言われています。その後、400年前に没落した大名・小野寺氏を偲んでお寺で踊った供養の踊りと一体化し、現在の形になったと考えられています。以降、政府による弾圧・衰退などの危機を乗り越えて、今日に至ります。藍染めの浴衣には彦三頭巾か編み笠、端縫い衣装には編み笠が基本スタイル。編み笠を被った後ろ姿から輝きを放つ純白のうなじが妖艶で幻想的です。踊りは風刺のきいた歌詞が特徴の「音頭」と、哀調漂う「がんけ」の2種類。毎晩約1000人の踊り手が、かがり火を囲んで踊ります。日本三大盆踊りのひとつ。国指定重要無形民俗文化財。
(参照:羽後町観光物産協会HP: https://kanko1.wixsite.com/mysite )
<能代 役七夕(ねぶながし)>
能代の七夕行事は江戸時代から五町組を呼ばれる町人組織により年番制により行われてきました。年盤制度の内容には多少変化もありましたが、明治18年までは交互に、翌年19年からは五町組による年番制となり、現在も引き継がれています。年番にあたる組の町内間でもその年の代表となる町内を大丁(おおちょう)と言い、年番制の他町内は加勢丁として行事を担います。年番にあたる町内は、それぞれ重要な役目を担うことで能代七夕は成り立ってきました。そこから役七夕という呼称が生まれたと考えられます。
(参照:能代観光協会HP: http://bunka.welcomenoshiro.com/culture/noshiroyakutanabata/ )
<能代七夕 天空の不夜城>
2013年、約1世紀の時を超えて復活した能代七夕「天空の不夜城」。中世能代を治めた檜山城主、安東愛季(ちかすえ)に因んだ高さ日本一の「愛季-ちかすえ-」(24.1m)。江戸時代、名古屋城を模した城郭灯籠を初めて作った大工宮腰嘉六に因んだ「嘉六-かろく-」(17.6m)。天にまで届く2基の城郭七夕灯籠が街を練り歩く姿は正に圧巻です。
(参照:能代七夕天空の不夜城協議会HP: https://noshirotanabata.com/?fbclid=IwAR2gnaeKjXowaUZvaNiVRhI4P7GQa9e5QG7Rc2EagMgl5AknFNanHasrVgM )
<その他エントリーしている地域や団体・個人も多数!>
にかほ市、大仙市・ドンパン祭り、横手送り盆祭り、鹿角花輪ばやし、湯沢絵どうろう祭り、北秋田市・綴子神社例大祭大太鼓、あきた舞妓、日本民謡梅若流梅若会、など。
個人では、住職でレゲエバンドリーダーの英心、秋田県出身歌手松本英子などが出演。
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