中国で商業用インクジェット事業に新規参入 上海で開催される「All in Print China 2020」に出展
京セラ株式会社のグループ会社である京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:伊奈 憲彦、以下、当社)は、2020年10 月12 日から5日間、上海新国際博覧センターで開催される印刷業界全体を網羅する展示会である「All in Print China 2020」に、商業用印刷市場向けのインクジェットプロダクションプリンター「TASKalfa(タスクアルファ) Pro(プロ) 15000c」を出展します。
本展示会では、印刷の質の変化に対応するため新規事業拡大の一環として、中国市場における商業用インクジェット事業への本格参入を発表いたします。
この度、中国市場に投入する新製品「TASKalfa Pro 15000c」は、当社がこれまで複合機・プリンターで培ってきた技術力をベースに開発したインクジェットプロダクションプリンターです。本製品は、毎分150ページ(A4)の印字能力を持ち、インクジェットの強みを活かした技術により、1時間ノンストップの出力が可能な高い生産性を提供します。また、薄紙から厚紙まで、安定した用紙搬送システムと高速給紙で、大量の連続印字を確実に行い、月間で100万ページの印刷にも対応することができます。また、標準コントローラーに加え、オプションのFiery印刷サーバーを接続することで1部ずつ内容の異なるバリアブル印刷が可能です。さらに、今回独自開発した耐光性・耐水性に優れた専用の水性顔料インクをはじめとした独自のインクジェット技術により、プロダクションプリントに求められる色味の維持性と安定性を実現した、中国市場での印刷業務への貢献が期待される製品です。
「TASKalfa Pro 15000c」は、商業用印刷市場の中でも需要の高い、小ロット多品種出力のデジタル印刷用途に求められている生産性、信頼性を備えていることに加え、導入しやすい価格設定のためランニングコストを削減することができます。私たちは、信頼される長期的なパートナーとして、お客様のビジネスの可能性を最大限に引き出すことをお手伝いします。
「All in Print China 2020」は、中国の印刷業界で最も影響力のある展示会の一つで、2003年にはじまり今年で8回目の開催となります。これまで世界の印刷産業の最先端技術に焦点を当て、グローバルに活躍する印刷関連企業の出展に加えて、印刷に関する国際交流、または新技術の交流の場としての役割を担ってきました。中国はもとより、世界100を超える国・地域から150,000人もの来場者数を誇ります。
「第8回 All in Print 2020(AIP)」の概要
展示会名 :第8回 All in Print 2020
会 期 :2020 年10月12日(月)~10月16日(金) 5日間
会 場 :上海新国際博覧センター ホールN1-N5、E4-E7
(中国上海浦東新区龍陽路2345号)
ブースNo : N1A229
Webサイト:https://www.allinprint.com/en/about/about_aip/about_aip
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