クラウドERM支援ツール「dan-lo」の提供を開始　～リスクマネジメントツールの決定版～

2020.10.27 09:00

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リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：副島一也)は2020年11月13日より、クラウドERM支援ツール「dan-lo(ダンロ)」の提供を開始します。

全社的リスクマネジメント(ERM)に必要なリスク実施基準(影響度や発生可能性の基準、リスク受容基準等)の設定をはじめ、リスクアセスメントやリスク対応、そのモニタリングおよびレビューに必要なツールを、クラウドサービスとして提供いたします。

URL： https://www.newton-consulting.co.jp/dan-lo/

1. dan-lo開発の背景

近年では、感染症の流行や激甚化する風水害等、企業はかつてないほど多くの環境変化にさらされています。様々な環境変化に伴いリスクが多様化する現在では、リスクマネジメント活動も効率化、多角化することが求められています。

また、デジタルトランスフォーメーション(DX)により企業における業務やビジネスの変革が進む中、リスクマネジメントのあり方も大きく変わりつつあります。IT技術を駆使して無駄をなくし、効率的で効果的なリスクマネジメント活動を実現すること、経営層の意思決定に役立つ情報をスピーディに提供することが、企業のERMにおける喫緊の課題であるといえるでしょう。

ERMの活動全体を一元管理できるクラウドサービスdan-loは、リスクマネジメント活動における煩雑な作業を効率化し、現場や事務局の負荷を大幅に削減。組織の抱える様々なリスクを可視化し、迅速な経営判断へとつなげます。

2. dan-loをおすすめしたいお客様

本サービスは、以下のような課題を抱えているお客様におすすめします。

・作業が中心でリスクマネジメントの本質的な活動ができない

・全社的に膨大な作業が発生し事務局も現場も疲弊している

・リスクマネジメント教育に工数がかかる

・離れた拠点、組織とのコミュニケーションが困難だ

・分析結果をマネジメントに報告したいが説得力が不足している

・マネジメントの意思決定を促せない

3. dan-loができること

■全社的リスクマネジメントの活動全体を一元管理します

dan-loはリスクマネジメントの国際的ガイドラインであるISO31000およびCOSO-ERMに準拠した全社的リスクマネジメント活動を支援するツールです。リスクアセスメント、リスク対応、その進捗管理、ならびにレポーティングまで、その活動全般を支援します。

■現場の作業負荷を大幅に軽減します

いつでもどこからでもアクセス可能なクラウドサービスなので、現場はリスクマネジメント業務に気軽に取り組むことができるほか、直感的なインターフェースにより現場の入力の手間も軽減されます。テレワークでも、遠方拠点でも同様に作業が可能です。

■リスクマネジメント教育の工数を削減します

dan-loには、あらかじめベースとなるリスク分類の基礎データが登録されています。加えて、現場目線でリスク洗い出しをしやすくなるようなアプローチもご用意しています。現場は手順に沿って作業を進めれば、特にリスクマネジメントの事前教育がなくてもリスクアセスメントができます。

■事務局の作業負荷を大幅に軽減します

今まで事務局から現場へExcelなどで送っていたシートを全てクラウドで一元管理。配布の手間と回収の手間を削減するだけでなく、事務局は現場の作業進捗度合いをいつでも確認できます。

また、今までは現場からの資料回収後におこなっていた集計作業もシステムで自動的にミスなく完結。事務局は集計後のデータ分析に集中することができます。

■リスクマネジメントを中心としたコミュニケーションを促進します

マウスでリスクシナリオカードを自由自在に動かすことで、まるで付箋を使って議論をしているような感覚でリスク分析が行えます。また、リスク対応においても、一つのリスクに対して複数の対策を紐づけたり、一つの対策を複数のリスクに紐づけたりといった柔軟な検討をすることができます。さらに、一般的なリスクマトリックスのほか、複数のレポート機能を備えています。リモート会議でも活発な議論を促進することが可能です。

■リスクマネジメント活動から経営判断につなげます

dan-loにはニュートン・コンサルティングが1,500以上の組織のリスクマネジメント支援を行ってきた叡智が結集されています。マネジメントの経営判断につながるレポート作成ができます。

4. 提供する機能・サービス

dan-loがカバーする主な機能としては、リスクアセスメントを実施するための基準設定、リスクアセスメント、リスク対応、その進捗管理、ならびにレポーティング等があります。

下図は、その範囲を全社的リスクマネジメント(ERM)のフレームワーク上に示したものです。