東日本大震災から10年、入間市博物館にて 『東日本大震災 写真パネル展』を3月11日より開催 未来の防災・減災意識を高めるきっかけに
入間市博物館(埼玉県入間市、運営:いるまミュージアムパートナーズ)は、2021年3月11日(木)~4月11日(日)に『東日本大震災 写真パネル展』を開催いたします。2011年に発生した東日本大震災から、今年で10年。開催の背景には、この展示が未来の防災・減災意識を高めるきっかけになれば、という想いがあります。
展示する資料は、入間市博物館および指定管理者(いるまミュージアムパートナーズ)と繋がりのある関連団体や個人などから提供された、ごく限られた範囲の記録です。しかし、それでも震災の脅威を感じるには十分。それぞれの方がどんな思いで記録を残したのか、その背景も状況も様々です。同じように、展示をご覧になった方々がそれぞれの受け止め方で感じ、思い、考えることが震災についての記憶を残す手掛かりになると考えています。
これは、宮城県石巻市出身の作家が、東京藝術大学大学院の修了制作として作ったもの。この作家は、震災当時は中学3年生。翌日に迫った卒業式の準備を終えた下校途中に被災しました。被災時の経験を骨子にした作品のため、パネル展期間中に博物館玄関前のアプローチに展示します。初日の3月11日(木)には作品レクチャーを行い、被災時刻には黙祷を行う予定です。
【概要】
『東日本大震災 写真パネル展』
・期間 :2021年3月11日(木)~4月11日(日)
・休館日 :3月15日(月)、22日(月)、23日(火)、29日(月)、4月5日(月)
・開館時間:午前9時~午後5時 (最終入館は午後4時30分)
・観覧料 :無料(会場内に募金箱を設置し、集まった金額を日本赤十字社へ寄付します)※常設展は別途
・主催 :入間市博物館・いるまミュージアムパートナーズ
・協力 :入間市、宮城県岩沼市、内田恵介、河内佑樹、井上修志、
あいプラザ・石巻(石巻健康センター)、岩沼市体育施設、
埼玉県立所沢西高等学校、福島県立いわき海星高等学校、
倉川博(元 埼玉県立所沢西高等学校教諭)、
KSOV(所沢西高卒業生ボランティアチーム)、株式会社ゲンロン、
新津保建秀、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)、
埼玉西部消防局 入間消防署、東日本大震災・原子力災害伝承館
株式会社フクシ・エンタープライズ
【関連事業】
●フリートーク『被災地ボランティア活動のこと』
開催予定日:3月28日(日)
ボランティア活動を通じ2011年から交流が続いている、埼玉県立所沢西高等学校と福島県立いわき海星高等学校の卒業生や教職員が、これまでのこと・これからのこと等についてお話しします。
●地震体験車来場
開催予定日:4月3日(土)
実際に地震が起きた際に冷静な対処ができるよう、地震の揺れを体験することができる防災体験車が来場します。
※先着順でご乗車いただき、定員に達ししだい受付を終了します。
※ご乗車を希望される方が多い場合、当日整理券を発券することがあります。
●レッカー車来場
予定日:4月3日(土)
被災地での迅速な車両撤去や移動など、道路交通の復旧で活躍した車両と同タイプのレッカー車が来場します。
※レッカー車への乗車はできません。
●展示
予定日:4月3日(土)
消防署より、起震車・消防車の展示が行われます。また、JAFの災害派遣用車両も展示します。
※関連事業の詳細は、決定しだいウェブサイトやTwitter( @MuseumPartners )でお知らせいたします。
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