「note」にあたらしい記事を投稿しました。『あれから10年。これまでと、これから。 ~安全な暮らしと、住まい ~』
東日本大震災から10年。
決して忘れることなく、語り継がれていかなければならない災害です。
この震災で、学んだことや気づかされたことがたくさんありました。
今からでもできること、それは備えること、そして知識を持つことです。
日常への防災の取り入れ方、住まいをめぐる問題について書かれた新建新聞社発行の2冊の本を紹介します。
決して忘れることなく、語り継がれていかなければならない災害です。
この震災で、学んだことや気づかされたことがたくさんありました。
今からでもできること、それは備えること、そして知識を持つことです。
日常への防災の取り入れ方、住まいをめぐる問題について書かれた新建新聞社発行の2冊の本を紹介します。
『りすの四季だより』家族の笑顔を守る暮らしの知恵
災害への備えや大切な防災意識を、気軽に身近に取り入れる方法をたくさん紹介しているのが、口コミで講演依頼が絶えることない防災講座を行っている、アウトドア防災ガイドの あんどうりすさん。
ご自身が小さいお子さんを抱えていたとき、身近にあった防災本には被災体験や実生活からかけ離れたアドバイスがあふれていたそうです。
そこから、防災の答えは自分たちの生活にあり、自然とともに生きるアウトドアのスキルが、子育てにも防災にも役立つ知恵が豊富だと思ったことから、アウトドア防災ガイドとして活躍されています。
りすさんの防災ヒントをひとつ、本書より紹介します。
ご自身が小さいお子さんを抱えていたとき、身近にあった防災本には被災体験や実生活からかけ離れたアドバイスがあふれていたそうです。
そこから、防災の答えは自分たちの生活にあり、自然とともに生きるアウトドアのスキルが、子育てにも防災にも役立つ知恵が豊富だと思ったことから、アウトドア防災ガイドとして活躍されています。
りすさんの防災ヒントをひとつ、本書より紹介します。
普段使っているバッグを防災仕様に!命を守る5点セットを持ち歩こう
防災と言えば、非常用持ち出し袋一式というイメージが強いようですが、購入したら安心してしまい込み・・・なんてことはありませんか?
災害時、自宅避難か、早急な避難が必要かによって持ち出し袋の中身も必要性が変わってきますし、なにより持ち出し袋の近くで被災するとは限りません。
また、特別な防災専用品よりも、普段から使っているものの方が、いざという時も簡単につかいこなせます。
そこで普段使いのバッグに発災後15分間の命を守る最低限5点セットをいれておけば、それはもう非常用持ち出し袋そのものです。
5点セットの提案…①スマートフォン、携帯電話 ②ホイッスル ③LEDライト ④マルチツール(とげ抜きやナイフなどの機能が一つに) ⑤ラストは「知恵のある自分自身」です。
⑤「知恵のある自分自身」の項目には、ハッとします。
応用力・対応力が、その後のカギになっていくことがわかります。
このように、あんどうさんの体験による、わかりやすく、今日から日常に取り入れられる防災の知恵が、この1冊につまっています。記憶のどこかにとどめておけば、いざという時に役立つものばかり。
家族の笑顔を守る暮らしの知恵。ぜひ家庭用の防災本としてご活用ください。
応用力・対応力が、その後のカギになっていくことがわかります。
このように、あんどうさんの体験による、わかりやすく、今日から日常に取り入れられる防災の知恵が、この1冊につまっています。記憶のどこかにとどめておけば、いざという時に役立つものばかり。
家族の笑顔を守る暮らしの知恵。ぜひ家庭用の防災本としてご活用ください。
『震災復考』―安全な住まいは可能かー
建築士、建築構造士、技術士である樫原健一氏が、住宅業界専門紙「新建ハウジング」へ2012年6月から2013年9月まで全16回にわたり『斜面の防災都市に託す、夢』を寄稿し、その連載をまとめて2015年3月に発刊した『震災復考』。
この本が発刊したのはちょうど阪神・淡路大震災から20年、東日本大震災から4年が経過したときでした。
この間、住まいの安全性はどこまで高まったのでしょうか。
復興を追体験することで住まいを取り巻く現在の技術環境や産業構造、法制度や社会システムを反省し、いつか起こる首都直下地震や南海トラフ巨大地震への備えとすることが、この本の主眼となっています。
震災によって浮上した住まいをめぐる諸問題を皮切りに、どうすれば安全な住まいと社会をつくることができるかを論考します。
本の発刊からさらに6年。
今日まで様々な自然災害に直面しながらも、残された希望をつなぎ、世代を継いで、復興を伝えていくことが大切です。
この本が発刊したのはちょうど阪神・淡路大震災から20年、東日本大震災から4年が経過したときでした。
この間、住まいの安全性はどこまで高まったのでしょうか。
復興を追体験することで住まいを取り巻く現在の技術環境や産業構造、法制度や社会システムを反省し、いつか起こる首都直下地震や南海トラフ巨大地震への備えとすることが、この本の主眼となっています。
震災によって浮上した住まいをめぐる諸問題を皮切りに、どうすれば安全な住まいと社会をつくることができるかを論考します。
本の発刊からさらに6年。
今日まで様々な自然災害に直面しながらも、残された希望をつなぎ、世代を継いで、復興を伝えていくことが大切です。
jimosumu noteでもぜひ、ごらんください。
※紹介図書
『りすの四季だより』家族の笑顔を守る暮らしの知恵
『りすの四季だより』家族の笑顔を守る暮らしの知恵
『震災復考』―安全な住まいは可能かー
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