音楽家の坂本龍一氏と京都精華大学学長ウスビ・サコの オンライン対談講演動画をYouTubeにて公開
ー岡本清一記念講座「分断は止められるか -いま、表現と自由を考える-」ー
京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:ウスビ・サコ)では2020年12月19日(土)に、「分断は止められるか -いま、表現と自由を考える-」と題し、音楽家の坂本龍一氏と、本学学長ウスビ・サコの対談講演会を開催しました。その記録動画を大学YouTubeチャンネルに公開しましたのでお知らせします。
ニューヨークを拠点に世界的な表現活動を続けながら社会にメッセージを発信している坂本龍一氏と、アフリカにルーツを持ち、表現・リベラルアーツ・グローバルを教育の中心に掲げる京都精華大学の学長ウスビ・サコが、「人間・差別・表現」をキーワードに今日の世界をひもとき、「表現」と「自由」について語りました。
【京都精華大学岡本清一記念講座】
「分断は止められるか -いま、表現と自由を考える-」
講師 : 坂本龍一氏(音楽家)、ウスビ・サコ(京都精華大学学長)
開催日時: 2020年12月19日(土曜日)
視聴URL : https://youtu.be/v68g9HbIiis
※岡本清一記念講座とは…京都精華大学の初代学長である岡本清一が掲げた教育理念「新しい人類史の展開に対して責任を負い、日本と世界に尽くそうとする人間の形成」を検証し、未来に継承することを目的とした公開講座です。2008年から継続的に実施しています。
■講師プロフィール:
坂本龍一/Ryuichi Sakamoto音楽家。1952年東京生まれ。
1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年『YMO』を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞を、『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発を表明、音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行っている。
ウスビ・サコ/京都精華大学学長。マリ共和国で生まれ、中国・北京語言大学、南京東南大学を経て来日。2001年より本学教員。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガル。『空間人類学』をテーマに、学生とともに京都で各家庭の打ち水の範囲と近隣との友好度の関係を調査したり、マリの共同住居のライフスタイルを探るなど、国や地域によって異なる環境やコミュニティと空間のリアルな関係を研究。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。
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