Qlik、Snowflakeとの協業によりSAPデータの クラウドアナリティクスを実現
リアルタイムに近いデータパイプライン作成とアナリティクス対応SAPデータの Snowflakeへの取り込みを簡素化および加速する新たなソリューション
2021年4月7日、東京:Qlik(R)( https://www.qlik.com/ja-jp/ )は、データクラウド企業であるSnowflake社( https://www.snowflake.com/?lang=ja )とのパートナシップを深める新しい共同ソリューションを発表しました。これにより、Qlikデータ統合( https://www.qlik.com/ja-jp/products/data-integration-products )の高速なデータパイプライン作成とデータストリーミングを通じて、アナリティクス対応のSAPデータ( https://www.qlik.com/ja-jp/products/technology/sap )をより速くSnowflakeに取り込み分析を可能にします。QlikのSnowflake「Elite」パートナー( https://www.qlik.com/ja-jp/products/technology/snowflake )としてのステータスと2020年度Partner of the Year(Data Engineering部門)受賞に裏づけられたこの統合ソリューションは、顧客とシステムインテグレーターが確信を持って導入し、クラウド上での最新の分析作業においてSAPデータの活用と価値を高めることができます。
Snowflake社グローバルパートナー担当CTOであるクリス・アトキンソン(Chris Atkinson)氏は次のように述べています。「Snowflake Data Cloudでの分析作業にSAPデータを活用する顧客が増えています。このQlik社との統合ソリューションにより、お客様およびシステムインテグレーターは、アナリティクスやアクションのためにSnowflakeにSAPデータを提供するための信頼性の高いソリューションを、よりシンプルかつ容易に導入することができるようになります。」
このソリューションは、QlikのSAPデータ統合およびアナリティクスに関する専門知識を活用し、すべてのコアおよび業界固有のSAPモジュールをサポートします。SAP独自のデータ構造のデコードを含め、SnowflakeのプラットフォームにSAPデータをほぼリアルタイムで継続的に取り込むことで、顧客はプラットフォームに依存しない自動化されたQlikデータ統合のデータパイプライン作成機能を使用して、SAPデータを他のデータソースと同様に扱うことができるようになります。これにより、レガシーなオンプレミスのSAP環境や、クラウドプラットフォーム上にすでに移行され稼働しているSAP環境からの、これまで利用できなかったデータやアクセスが困難だったデータのアナリティクスが可能になります。また、この共同ソリューションにより、Qlikデータアナリティクス( https://www.qlik.com/ja-jp/products/analytics-products )とSnowflakeを併用して、SAPの様々なビジネス機能向けにあらかじめパッケージ化されたダッシュボードや、顧客の好みに応じた他のサードパーティ製のBIツールやアナリティクスツールを使用したインサイト生成が可能になります。
ABB社のデータおよびアナリティクスの最高責任者であるバブー・クタラ(Babu Kuttala)氏は次のように述べています。「data-as-a-serviceプラットフォームを実装することで、当社は、リアルタイムのグローバルデータをタイムリーに取り入れ企業の意思決定を革新できます。Qlik社のデータ統合プラットフォームとSnowflake社の最新データクラウドをSAPやその他のデータソースと組み合わせることで、データの隠れた価値を最大限に引き出し、より深いインサイトをより速く生み出すことができます。」
また、このソリューションは、Snowflake社の市場初となる新たなプログラム、Snowcaseの提供もサポートしています。このSnowcaseプログラムは、あらかじめパッケージ化されたユースケース/ベストプラクティスとリファレンスアーキテクチャ/設計図を実績あるパートナーとともに提供し、システムインテグレーターがお客様固有の使用事例に合わせたクラウドアナリティクス導入を加速します。この「Data-Driven Manufacturing Transformations」( https://www.lntinfotech.com/enterprise-solutions/snowflake/snowcase-data-driven-manufacturing-transformation/ )と名付けられたSnowcaseは、Qlikデータ統合、Snowflake社およびLTI社の複数のソリューション(Canvas PolarSledやMosaic Platform)を組み合わせSnowflake社のデータクラウド上でデータ主導型の変革を求める製造業のお客様に、エンドツーエンドの業界ソリューションを提供します。
LTI社のデータ、アナリティクスおよびAI担当バイスプレジデントであるサチン・ヴィアス(Sachin Vyas)氏は次のように述べています。「お客様は、競争を勝ち抜くために、次世代のクラウド技術を活用した強力なデータ基盤を必要としています。SnowcaseのQlik社との統合ソリューションは、複雑なSAPシステムからのアナリティクスデータ提供において重要な差別化要素となるものであり、データ主導型企業になるための基盤となる、さまざまなビジネスバリューチェーンにまたがる企業データの力を利用するためのコア機能を確立します。」
Qlikのテクノロジーアライアンス担当シニアバイスプレジデントであるイタマール・アンコリオン(Itamar Ankorion)は次のように述べています。「クラウドアナリティクスの俊敏性、柔軟性およびコスト面での優位性を活用して、SAPデータからより多くの価値を引き出したいというお客様からの需要が大幅に増加しています。Snowflakeを活用しているお客様やシステムインテグレーターは、このQlikとの共同ソリューションを迅速かつ確実に導入することで、価値実現までの時間を容易に短縮し、より多くのインサイトとアクションをもたらすことが可能になります。」
QlikとSnowflakeのSAPデータ向け共同ソリューションについては、3月17日より配信されているオンデマンドのバーチャルハンズオンラボをご参照ください。
QlikとSnowflakeとの連携については、こちらをご覧ください。
https://www.qlik.com/ja-jp/products/technology/snowflake
■クリックテック・ジャパン株式会社およびQlik Technologies Inc.について
クリックテック・ジャパン株式会社は、米国Qlik Technologies Inc.の日本法人です。Qlikのビジョンは、誰もがデータとアナリティクスを使って意思決定を改善し、最も困難な問題を解決できる、データリテラシーの高い世界です。プライベートSaaS企業であるQlikは、データ、インサイトおよびアクションの間のギャップを解消するために、エンドツーエンドでリアルタイムなデータ統合およびアナリティクスのクラウドプラットフォームを提供しています。データをアクティブインテリジェンスに変換することで、企業はより適切な意思決定を行い、収益ならびに収益性を向上させ、顧客との関係を最適化することができます。Qlikは世界100カ国以上で事業を展開しており、世界中で5万人以上の顧客にサービスを提供しています。
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