欧州発、ベストセラーデザイン書! 世界の先頭を走るグラフィックデザイナーが明かす、 「イメージ」に溢れた社会でデザインの本質を見抜く方法とは? 翻訳書新刊『ビジュアルデザイン論』が5/21(金) 刊行
株式会社クロスメディア・パブリッシング(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小早川幸一郎)は、ビジュアルデザインに囲まれて生活する現代人に「イメージ」の持つ影響力や「デザイン」の重要な役割を、具体的で日常的な事例を交えながら解説する翻訳書新刊『ビジュアルデザイン論』を2021年5月21日に刊行しました。
本書はイタリアで3万部を越えるベストセラー書として愛読されており、現在では韓国語とポルトガル語(ブラジル)にも翻訳されています。
【内容紹介】
■私たちは「イメージ」の思惑通り?
私たちは、日常生活であまりにも多くの「イメージ」に取り囲まれているため、その背後に特定の法則が存在していることや、イメージの背後にあるイデオロギーについて考えることはありません。本書を読むと、私たちがイメージに対して表層的な見方をしていることや、デザインを断片的で偏った理解でとらえていることに気が付きます。視覚性のあるものをより批評的にとらえるために「イメージがそのようにデザインされた目的は何か?」「ターゲットは誰か?」「社会的背景は何か?」という問いかけをする必要があります。
■覆すデザインのとらえ方
一般的にビジュアルデザインはアートや芸術的なものを指すと考えられています。しかし、本書の著者はビジュアルデザインとは「見られることが前提の、意図的にデザインされたものすべて」であると言います。写真からエンターテイメント、記号論からマーケティングまで、ビジュアルデザインは多種多様な角度からの理解が必要です。
本書では全21章に渡り、ビジュアルデザインを事細かに分けて、具体的な事例を用いて分析しています。その事例の豊富さは、徹底的にビジュアルデザインを理解するのに役立ちます。
■本物のデザイナーとは
本書では表現方法や視覚の要素だけをマスターしても優れたデザイナーではないと言います。実は誰もが無意識のうちにデザイン思考を持って生きているのです。私たちが考えるデザインの専門家と呼ばれる人達は、デザインに関わる一部の人であり、誰もがデザイナーとして行動していることが分かります。モノづくりに関わる方だけでなく、イメージに溢れた現代社会に生きるすべての方に向けた必読のデザイン書です。
【注目の章】
第一章 視覚性
第四章 デザイン
第九章 マーク
第十二章 書体
第十四章 レイアウト
第十七章 語り
【著者について】
リッカルド・ファルチネッリ(Riccardo Falcinelli)
ロンドンのCentral Saint Martins College of Art and Designで学んだ後、1998年にローマ大学でビジュアルノベルに関する論文を発表してイタリア文学を卒業。
グラフィックデザイナー、デザイン理論家として、イタリアの主要な出版社でデザイン活動を行う。2012年からローマのISIA(HIGHER INSTITUTES FOR INDUSTRIAL ARTS)で知覚心理学を教える。国際的なグラフィックマガジンである『グラフィックデザイン』の共同ディレクターでもある。彼の著書『Portable Critique of Visual Design』は、今日のデザインに関する最も独創的な考察をする書籍として高く評価されている。著書『Look, think, design』では神経科学とデザインの関係についてを解説。また、他の著作では『Cromorama』(2017年)が7万部、『Figure』(2020年10月)が4万部という売り上げを達成し、イタリアでベストセラーとして高く評価されている。この二書は中国語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、英語(イギリス)で翻訳されている。
【書籍概要】
書名 : ビジュアルデザイン論
著者 : リッカルド・ファルチネッリ(Riccardo Falcinelli)
出版社 : クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
定価 : 2,178円(本体1,980円+税)
発売日 : 2021/5/21
言語 : 日本語
ISBN-10 : 4295405477
ISBN-13 : 978-4295405474
Amazon URL: https://www.amazon.co.jp/dp/4295405477
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