Obi活してる?タンスの奥で泣いている帯がバッグに! 申込して送るだけ、帯バッグのネットオーダーサービス開始
帯バッグの製作販売をおこなう万華鏡(本社:福岡県福岡市、代表:若林 明美)が、3ステップで着物の帯からオーダーバッグが作れるサービス「Obi活」を2021年6月17日より開始しました。
【どう扱ってよいのか分からない代表格、遺品の和服】
「コロナ断捨離」という言葉が新たにできるなど、コロナ禍になって家の不要な物を片付ける人が増えました。その中でも処分に困ってしまうものとして多いのが、タンスの奥で眠っている和服です。遺品として受け継いだものの自分では着付けができない、着た後のクリーニング料金が高い、暑いし着て行くところもなく出番がなくなっています。買い取りサービスを利用しても、高い値段で買ったのに売るときは二束三文、そんな安い値段では手放せません。
着物はほどいて洋服・巾着袋・エコバッグ・のれんなどなど、リメイクのバリエーションも豊富です。しかし帯は刺繍の糸がたくさん出てくるので、家でできるリメイクといえばテーブルランナーにするぐらいです。しかも美しい生地や刺繍の帯に自分でハサミを入れるには勇気がいります。
【3ステップでかんたん注文、「Obi活」サービスをスタート】
そんな利用が難しい帯をバッグにする帯バッグ専門ブランドが、6月17日ネットオーダーサービス「Obi活」をスタートさせました。帯バッグとは帯を素材として作ったバッグのことで、普段使いできるようにリュックやボディバッグなど洋服に合う形です。ナイロンと組み合わせているので、つい扱いが雑になってしまうバッグも安心して普段使いでき、全て手仕事の一点物です。
コロナ自粛でお家時間が増える中、処分できない着物に困っているという声も多く、出向かなくても遠方からもオーダーを受付けられるようにしました。「細かいこと聞かれても分からないのでオーダーは敷居が高く感じる」というお客様の声を受け、細かい色の組み合わせなどは「おまかせ」にして、3ステップで簡単に注文できるようにしています。(1) 申込み、(2) 帯を送る、(3) ネットショップで商品注文、以上で注文から約一か月で出来上がります。
【思い出がよみがえり、涙とともにあふれる笑顔】
以前オーダーバッグを作ったお客様の声。
○お預かりした半年前に同居のお母さまを亡くされた娘さん(40代)。「毎日寂しくて、ふとした時に思い出して涙する日々でした。それでも前に進まないといけないと思い、母の持ち物を整理していました。」昔、お母さまがよく締めていたという刺繍がきれいな帯をお預かりしました。「本当に素敵に変わって感激です。嬉しくて昨日は仏壇の前でずっと眺めていました。母と一緒にいるような気持ちになれます。」
○お預かりした三年前にお母さまを亡くされた娘さん(50代)。形見分けで引き継いだ落ち着いた雰囲気の帯。「こんな素敵にしていただけるとは。お茶の習い事に持っていこうと思っていたけど普段も使えそう。これ持つと悪いことできない、母が見ている気がするので(笑)」と目を潤ませながらも笑顔でおっしゃってくださいました。厳しくも優しいお母さまだったと話してくださいました。
今後はマスクケースなどの小物や、オーダーできるバッグの種類も増やしていく予定です。
《Obi活サービス 概要》
商品の種類: リュック、ボディバッグ、サコッシュなど
サイズ違いを含め9種類
料金 : 商品代¥13,200~¥49,500+基本料金(下処理代)
帯1本あたり¥11,000
注文方法 : (1) ネットショップ内の申し込みフォームより受付
(2) (受付完了の連絡を受け取ったら)帯を発送
(3) (帯到着の連絡を受け取ったら)ネットショップ内の
「Obi活」で注文
納期 : 入金確認後、約一か月で完成予定(時期により変動する場合が
ありますので、(2) の受付完了連絡の際におおよその仕上がり
時期をご連絡します)
その他 : ネットは苦手というかたには紙カタログも準備しています。
URL : https://mangekyobag.com
【会社概要】
会社名 :万華鏡
代表 :若林 明美
本社 :〒811-1324 福岡県福岡市南区警弥郷3-26-6
事業内容:帯バッグの製作販売
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