廃棄された革ジャンを利用したリメイクレザー。販売開始1年で売...

廃棄された革ジャンを利用したリメイクレザー。 販売開始1年で売上累計1,000万円以上のヒットブランドに。

富山県八尾町にある小さな輸出入会社「トモスメイカー合同会社」がクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を通して販売した折り畳み財布。第1弾は普通の折り畳み財布ではなく「破棄された革ジャケット」を使ったリメイクレザーとして再利用された折り畳み財布です。すでに第7弾まで出ており、2020年の発売からシリーズ累計の売上が、2021年7月の時点で1,000万円を超えたことをお知らせします。


リメイクレザーの財布


~今までの販売について~

2020年2月から「Makuake(マクアケ)」を通して販売を開始。瞬く間にFacebook等、SNSで拡散され1週間で20,000PV越え、100万円以上の売り上げになりました。元々の販売は売上30万円ほどを計画していましたが、販売してわずか120分で売上30万円を達成。

1週間で115万円を超す売り上げとなっており、その後も毎月新商品を作り販売を重ねてすでに7商品の販売を開始、未発表の新作も30種類以上すでに用意しており今後はブランドページの立ち上げ、販売にさらに力を入れる予定です。



~販売の経緯について~

こちらの商品は破棄された革ジャケットをつかった「リメイクレザー」です。こちらはSDGsが広まる前から取り組んでいたプロジェクトですが破棄された服は85%が焼却ではなく埋め立て処分になります。アメリカだけでも年間950万トンの服が捨てられています。また、革製品をしっかりなめす際は二酸化炭素の排出も非常に多く、化学物質も使うため環境を考えた場合、リメイクレザーはその工程を省けますので、環境にも非常に優しいのが特徴です。

使用しているのはヨーロッパで作られた革ジャケット。物によってはジャケット1つ数十万円もする、高級なジャケット生地を再利用している形です。

こちらのブランドは廃棄されるアパレル商材を使って、商品作り、ブランド化して、ビジネスをしながら「世間やお客様にこういう実態がある。問題があることを知ってもらう。」ことを目的として立ち上げたのが今回のプロジェクトです。



~リメイクレザーの特徴~

リメイクレザーはそもそも人の手に渡っていたものですから、通常の革と違い「非常に柔らかく、手に馴染み、さらにコスパよく販売できる。」というメリットを兼ねそろえています。もちろんリメイクレザーですので専用洗濯機、洗剤を使って洗浄、洗濯は基準を設けて、基準をしっかり満たした革だけを使用しております。

すべて使用済みで廃棄処分になるようなものを、再度使用し製品につくり上げています。



~今後の展開~

リメイクレザーもありますが、今は世界各国の工場と提携して多くの素材を試作中です。本革のような触り心地ですが中身はサボテンやリンゴをつかっている100%植物性のヴィーガンレザー。こちらはメキシコで製造しています。ペットボトルから再生プラスチックを作り防水生地を作る再生生地。これは台湾で製造しています。他にもインドやパキスタン、ベトナムなどでも新商品開発をしており今後はこのようなSDGsも踏まえて環境にやさしく、なおかつ性能にも価格にも優れた商品を作りブランド化、今以上に全国・全世界に展開していく予定です。


このような積み重ねで世間から出ている産業ゴミを少しずつでも減らして、未来の子供たちのために残せる良い地球を守っていければと思っています。



販売元の和トモス(トモスメイカー合同会社)の販売URL↓

http://tomojapan.net/



■会社概要

発信元 :トモスメイカー合同会社

所在地 :〒939-2312 富山県富山市八尾町薄島57-24

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