-120℃の超低温測定に対応するLoRa対応プローブ型温度センサー 「LAS-604V2-UL」を提供開始
CYBERDYNE Omni Networks株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役:山本 直行)は、LoRa対応冷蔵庫温度管理システム「LASシリーズ」のセンサーラインアップとして、-120℃の超低温測定に対応するプローブ型温度センサー「LAS-604V2-UL」(製造元:Kiwi Technology Inc)を2021年8月より提供開始します。
※写真はイメージです。実際の製品とは異なる場合があります。
「LASシリーズ」はこれまでHACCPによる有事の迅速な対応・品質管理の徹底が求められる食品スーパー、食品工場や、治療薬や検体、細胞、ワクチンといった厳格な温度管理を要する医療、医薬品業界など、多くのお客様にご利用いただいています。
これまで人が定期的に目視チェックしてきた冷蔵庫の温度管理、記録、保守といった作業をLoRaネットワークで、コスト、システムを最適化し、作業を自動化することを目的としたのがこの「LASシリーズ」です。
「LASシリーズ」は、LoRaネットワークを通じて定期的(通常モードでは1時間単位)に環境温度をクラウドサーバーへアップロードします。センサーは5分間隔での温度測定を常時おこなっており、設定した温度範囲外になると、温度異常としてクラウドサーバー経由で予め指定された「電話番号」と「メール」に対して一斉に警報を発信しますので、確実に、かつリアルタイムに障害を把握することができます。
また、「電話がかかってきたらガイダンス通りにボタンを押すだけ」の簡単操作で、警報停止、監視再開まですべて電話操作だけで完結します。固定電話、スマホ、ガラケーにも対応しますので、ITリテラシーを問わず幅広い分野でご利用いただけます。
標準モデル「LAS-604」は-20℃~70℃までの測定となっていましたが、新型コロナウイルスワクチンをはじめとするディープフリーザー(超低温冷凍庫)への対応ニーズの高まりを受け、「LAS-604V2-UL」は、-120℃~200℃までの広範囲の温度測定に対応。リチウム電池(2400mAh)2個を内蔵しており、1時間に一回の測定データ送信の場合、電池交換無しで約5年間の稼働をサポートします。
また、通信部を分離したプローブ型温度センサーですので、保冷ボックスから業務用冷蔵/冷凍庫まで幅広く対応します。
■LAS シリーズの特徴
・冷蔵庫の温度をリアルタイムで一元管理。
・温度管理・記録・異常の検知と警報をすべて自動化。スタッフの作業時間、負担を削減。
・既存のネットワークは利用せず、温度センサー用に専用のLoRaネットワークを構築。
・冷蔵庫、冷凍庫のメーカー、種類を問わず、簡単に後付できる。
・管理温度の範囲を超え異常温度を検出したら、電話とメールで警報を通知。
・全国のどの拠点、どの冷蔵庫で異常が起きているか、離れた拠点や本部からも把握することが可能。
・温度管理のみならず、LoRa対応のマグネットセンサー、人感センサーなどのセキュリティ用センサーも同一ネットワーク内に統合可能。
■「LAS-604V2-UL」製品概要(製造元:Kiwi Technology Inc)
・製品名 :LoRa対応プローブ型温度センサーLAS-604V2
-120℃対応版
・型番 :LAS-604V2-UL
・提供形態 :受注生産
・無線通信周波数 :920MHz帯
・動作温度 :-20℃~70℃
・動作湿度温度 :5%~95%(結露無きこと)
・センサー測定範囲(温度):-120℃~200℃
・データ送信間隔 :1~24時間毎(1時間単位で変更可能)
・電池 :リチウム電池(CR-AG/2400mAh)×2
・電池駆動時間(概算) :約5年
・寸法 :66×84×30mm ※突起部は除く
・質量 :120g/135g
・防水性能 :IP64
・プローブ :Probe:直径2.3mm/
Cable length:300cm/500cm
■製品サイト
https://www.cyberdyne-omninet.com/
■販売価格
価格は案件ごとに個別にお見積致しますので当社営業までお問い合わせください。
【本製品に関する問い合わせ窓口】
CYBERDYNE Omni Networks株式会社 営業部
E-mail: sales@cyberdyne-omninet.com
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