ZigBeeやEnOceanなどの通信モジュールを収容可能! コンセント型マルチプロトコルゲートウェイ 「UM-60」を発売開始
CYBERDYNE Omni Networks株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役:山本 直行)は、電源コンセントに直接接続できる、EspressifベースのBLE-Wi-Fiゲートウェイ「UM-60」を発売開始します。
「UM-60」は、95mm×95mm×30mmのコンパクト設計。本機にA型コンセントも搭載しておりAC電源を中継することができるため、コンセントを1個占有することなくご利用いただけます。
製品詳細: https://www.cyberdyne-omninet.com/um60/
「UM-60」はビーコンデータやセンサーノードデータを収集し、クラウドに連携するIoTゲートウェイです。上流通信にはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)を採用し、管理サーバーとの通信を行います。Bluetooth BR/EDRおよびBluetooth LEの両方に対応しており、BLEビーコンとの通信を行うことで、ビーコンデータや、ビーコンに組み込んだIoTセンサーのデータを集約してクラウドに送ること、さらにBR/EDRまたはBLEデバイスと接続して双方向通信を行う制御をすることも可能です。(※)
※IoTゲートウェイとしてのご利用には、別途、ソフトウエア・サーバー管理システムが必要となります。
さらに「UM-60」では、EnOcean/ZigBee/WiSUNなどの通信プロトコルの拡張性を備えています。通信プロトコルの拡張は、内部のUSBソケットを介して行い、同時に2個までの追加が可能です。
ホワイトリスト機能により、Beacon(アドバタイズデータ)と追加の通信データをフィルタリングし、MQTT Publisherにより指定のサーバーに送信を行います。ウォッチドッグ機能も搭載していますので、安定した長時間運用が可能です。
当社では、2024年3月に福井大学医学部附属病院に当該システムを導入し、医療現場でのICT活用による仕事の効率化・働き方改革・医療安全や感染対策の強化を図ることを目標とした研究開発を進めています。
医療におけるSociety5.0への実現においては、ユビキタスに向けた新しい無線通信技術を共存させた環境整備が重要になります。
当該システムを通じて、必要な時に必要な情報が利用できる安定的な情報ネットワークを実現し、医療DXの推進とともに、医療現場の働き方改革への活用を推進してまいります。
<主な仕様>
・MCU :ESP32-C3シリーズ/32bit RISC-V(max@160MHz)
・メモリ :ROM 384KB、SRAM 400KB、4MB QSPI flash
・内部Tスロット:二基搭載
・表示・操作 :電源プッシュスイッチ及びLED点灯
<無線仕様>
・Wi-Fi :IEEE802.11b/g/n
・Bluetooth :Bluetooth LE(Bluetooth 5)
・追加無線機能:EnOcean/ZigBee/WiSUN
(USBドングル内蔵アンテナ/同時搭載は2個まで)
<一般仕様>
・電源入力
A型プラグ:AC100V
定格入力 :15A 100VAC 50/60Hz
・電源出力
A型コンセント :AC 100V
定格出力 :1500mW
・動作温度/湿度範囲:0℃~50℃/10%~80% R.H.(結露なきこと)
・保存温度/湿度範囲:-100℃~60℃/0%~80% R.H.(結露なきこと)
・筐体寸法(mm) :95×95×30(プラグ分含まず)
・重量(g) :120
■会社概要
商号 : CYBERDYNE Omni Networks株式会社
所在地 : 茨城県つくば市学園南二丁目2番地1
代表 : 代表取締役 山本 直行
事業内容: IoH/IoTに関する通信事業、通信デバイス提供、
及びこれに関連するサービス事業
URL : https://www.cyberdyne-omninet.com
※写真はイメージです。実際の製品とは異なる場合があります。
※無線による通信は、周囲の電波環境、障害物、設置環境によって距離や速度に影響を及ぼす場合があります。
※高温環境・低温環境で使用する場合、機能の一部が正常に動作しなかったり、起動しない場合があります。
※記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
※デザイン、仕様等は改良のため予告なく変更する場合があります。
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