6.5万DL達成の本格派ショベルカー操作訓練アプリ 「重機でGo」VR版が最新機種に対応
エンジニアの人材派遣・教育事業を行うトライアロー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:保坂 幸治)が開発した、ショベルカーの操作シミュレーションアプリ「重機でGo」のVR版が、最新機種「Oculus Quest2」に対応いたしました。またこれを記念して、VR有料版をお得に入手できるリリース記念キャンペーンを実施いたします。
■重機でGoの現状
「重機でGo」は、2019年に発表したショベルカーの操作シミュレーションアプリです。低価格にも関わらず本格的な重機シミュレーターとして、実際に重機を運転する「重機オペレーター」の操作訓練や安全教育に利用されています。また実物の重機を運転される方以外にも、建設現場見学会や各種イベントで「一般の人が体験できる展示」として出展されるなど、建設業界と一般の方をつなぐ役割を担ってきました。iOS版、Android版、VR版の3種を合わせたDL数は8月3日時点で6.5万DLを突破しており、現在もその数は伸び続けています。
■VR版の最新機種への対応
VR版はリリース当初Oculus Go向けのアプリとして提供しておりましたが、後継機種となるOculus Quest2、Oculus Questでも利用できるようになりました。現状最も新しく入手しやすいVRヘッドセットに対応したことで、従来は別途準備が必要だったゲームパッドが不要になり、より気軽に本格的なショベルカーの操作訓練を行うことができるようになっています。
■これまでの経緯と今後の展望
「重機でGo」は元々、重機オペレーターの人手不足に危機感を持った福島県福島市の建設会社「寿建設株式会社」の方の声をヒントに製作したものでした。当初想定していた利用者は建設業界で働く方々でしたが実際には、建設業界以外の方が重機の免許取得前の練習に利用したり、災害復旧現場で活躍するボランティアチームが日々の訓練に利用していたりと、建設業界の枠を越えてその裾野を広げています。
また「重機でGo」をベースにしたカスタマイズ版の作製は、建設重機メーカーや建設会社の方から多くの引き合いをいただいています。得意とする工事分野の教育訓練プログラムを作成することで若手の育成を行ったり、先進的な技術を持っているからこそ外からは分かりにくい「自社ならではの工事技術」を一般の方に知ってもらうためのプロモーションツールとして、地域イベント等で「体験できるアトラクション」として利用され、建設業界と一般の方の距離を縮める役割を担っています。
各企業がそれぞれの得意分野を持ち、互いに補い合って社会基盤を作り上げていく業界だからこそ、各社の細かなニーズに対応して、建設業界全体の活性化につなげていきます。
建設業界は人手不足が続いており、高齢化も急速に進んでいます。職務経験の長いベテラン重機オペレーターは、重機自体の操作だけでなく、周囲の安全確認、地盤や重機に対してのダメージなど、多くのことを考えながら作業をしています。長い職務経験を通じて獲得されたこれらの技術は建設業界全体の宝と言えますが、その技能は個人のスキルであり簡単に受け渡すことはできません。
ベテラン重機オペレーターの技術を若い世代に継承することが急務となっている今、「背中を見て覚える」だけではなくITやVR技術を活用した技能継承を確立することで、建設業界の若手不足、人手不足の解消につなげていきます。
■このアプリでできること
ショベルカーの実機を正確に再現している本アプリは、「ショベルカーで土をすくいダンプ車に積み込む」という基本の操作訓練の他、労働災害防止のための危険予知活動などが可能です。個人所有の端末に気軽にインストールできるスマホ版の他、VR版では、現実の作業現場で必要な安全確認の動作と操作を「身体を動かす習慣を身につけながら」練習できることが特徴です。その他、実際に起きた事故を体験することで、安全への意識向上を促し、事故要因がある中で事故を回避しながら作業をする訓練トレーニングを搭載しています。どの端末でも、操作している様子をベテランオペレーターが後ろから確認し、必要な指導をすることで、建設現場で活躍する方の技能向上や安全対策に活用することができます。
■建設業で働く人の減少と高齢化の進行について
建設業界で働く人は、1997年をピークに減少が続いており、一方で他の業種よりも速いペースで高齢化が進んでいることが問題視されています。また2016年の時点で、建設業で働く人のうち55歳以上が約34%、29歳以下が約11%となっています。全業種と比較すると55歳以上の人数は4.6%多く、29歳以下の人数は5.5%少なく、次世代への技術継承が大きな課題とされています。年齢が上がると経験が豊富になる一方で、体力や俊敏性の衰えが懸念されることから、今以上の安全管理対策が必要です。(総務省:労働力調査より)
■重機事故の内訳について
2018年に発生した重機事故の内訳は、土木用重機(油圧ショベル等)と作業員の接触が52.6%と最も多くなっており、「油圧ショベル」作業の対策を重点的に行うことが事故の減少に役立つとされています。
事故の発生状況は重機の「前方」で「重機の方向に向けて作業」している場合が最も多く「合図・確認の不徹底、重機の誤操作」が原因と考えられます。その対策として「重機オペレーターに重機操作前の確認を促す対策」が重要であるとされています。(国土交通省:安全啓発リーフレット(令和2年度版)参考資料より)
<重機でGo概要> 公式サイト: https://www.juki-de-go.com/
[スマホ版]…操作訓練7種 事故回避トレーニング9種
・無料版 重機でGo-ショベルカーLITE- iOS / Android:0円
・有料版 重機でGo-ショベルカーPLUS- iOS:120円 / Android:100円
[VR版]…操作訓練7種 事故事例体験9種 危険予知訓練3種
・無料版 重機でGo VR Oculus Quest2 / Oculus Quest / Oculus Go:0円
・有料版 重機でGo VR+
Oculus Quest2 / Oculus Quest:190円→90円(キャンペーン中)
Oculus Go:200円→100円(キャンペーン中)
・最新VR版のリリース記念キャンペーンは9月5日(日)23:59までの実施です。
・VR版はどの機種を選んでもアプリの内容は変わりません。
・レバーパターンはJIS方式とコマツ方式のどちらか選択可能です。
・Android版、iOS版、VR版ともに無料版は操作訓練2種のみです。
【トライアローについて】
トライアローはエンジニアに強みを持つ人材サービス企業です。ITや通信、建築・土木、プラント等、幅広いエンジニアリング領域をカバーし、北海道から九州まで、全国700以上ものプロジェクトに技術力を提供しています。働くエンジニアとキャリアパスを共に考え、ライフスタイルや希望に最もマッチしたプロジェクトの提案やスキルアップ向上を実践、人材・技術力を必要としている企業には、確かなマッチング力によりニーズに応え、働く人と企業がお互いに幸せとなる関係づくりを目指しています。
<トライアロー株式会社>
本社 :〒108-0023 東京都港区芝浦3丁目2番16号 田町イーストビル7F
代表者 :代表取締役 保坂 幸治
設立 :1979年2月
資本金 :8,000万円
事業内容:人材派遣事業、人材紹介事業、教育事業、受託開発事業等
コーポレートサイト: https://www.tri-arrow.co.jp/
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