大分県初!中津市と「レスキューホテル」災害協定を 2021年9月28日(火)に締結
~災害時に活躍する「動くホテル」が強靭なまちづくりに貢献~
株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、災害などの有事に被災地に駆けつけ「レスキューホテル」となるコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 中津」を2022年3月に開業します。また開業に先立ち、2021年9月28日(火)にレスキューホテルの出動に係る大分県初の災害協定を中津市と締結します。
【大分県中津市との災害協定締結の経緯】
大分県中津市は大分県の北西端に位置し、北部は瀬戸内海に面します。市内には一級河川である山国川が流れ、南部は山間部と自然に恵まれた地域であるため、自然災害等には日頃から厳重な警戒と対策に取り組んでおられます。あらゆる災害の備えとして、避難所や仮設所等に利用可能なレスキューホテルにご関心をお寄せいただき、今回の協定締結に至りました。来春に開業を予定する「HOTEL R9 The Yard 中津」は、平時は地域の観光・ビジネスの拠点として、有事には中津市内他へすみやかに出動する「地域の災害対応拠点」としての役割を担います。
デベロップは有事にレスキューホテルが迅速な出動を行えるよう、地方自治体との災害協定の締結を進めています。現在までに64の自治体等との協定締結が完了しているほか、多くの自治体等と締結協議を行っています。
【災害協定締結式について】
日時 :2021年9月28日(火) 14時00分~14時30分
場所 :中津市役所 4階 応接室
出席者:奥塚 正典 中津市長、岡村 健史 デベロップ代表取締役、他
【災害時には避難所になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を】
デベロップが運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室の“動くホテル”です。1室13m2というコンパクトさながら隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れるほか、上質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍庫付冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機を全室装備するなど長期の連泊でも快適に過ごせる上質な宿泊空間がお客様の好評を得て、全国に41店舗1,370室を展開しています(開業準備中の店舗を含みます)。
昨今のコロナ禍においても、密を回避する独立した客室が「安心な滞在」という更なる需要を喚起し、約7割の稼働率を維持しています。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」その他の関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。
ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ウェブサイト: https://hotel-theyard.jp
レスキューホテル ウェブサイト: https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel
【HOTEL R9 The Yard 中津 施設情報】
施設名 :HOTEL R9 The Yard 中津
(ホテル アールナイン ザ ヤード ナカツ)
施設場所 :大分県中津市犬丸2383-3
敷地面積 :2,682m2(811坪)
オープン日 :2022年3月予定
予約受付開始日:2022年2月予定
<客室名、定員、室数、広さおよび料金>
ダブルルーム :2名/31室(13m2) 1名 5,000円/泊~、2名 7,000円/泊~
ツインルーム :2名/7室(13m2) 1名 5,000円/泊~、2名 8,000円/泊~
ホームページ :https://hotel-theyard.jp/nakatsu/
【東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯】
2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。
その後、更なる移設性を高めるべく1棟1客室型に改良、2018年12月「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。
【レスキューホテル出動実績】
2020年4月に長崎市内に停泊したクルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行い、その迅速な配備や快適性などが政府・自治体関係者等に高く評価されました。
2020年6月には東京都三鷹市および東京都千代田区へPCR検査体制強化のために出動、夏季や冬季を通じて問題なく診療活動が行えるなど、医療従事者の負担軽減のために現在も利用されています。2021年2月には都内民間病院から出動要請を受け、PCR検査施設として稼働を開始するなど有事インフラとしてのコンテナ活用が官民ともに活発化しています。
■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。
■災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~
レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体の都市機能の持続管理の強化を推進し、強靭なまちづくりの開発を通して、持続可能な開発目標の達成に貢献します。
【運営会社】
会社名 : 株式会社デベロップ
代表者 : 代表取締役 岡村 健史
所在地 : 千葉県市川市市川一丁目4番10号
設立 : 2007年2月
事業内容 : 建築・不動産事業、ホテル事業、トランクルーム事業、
エネルギー事業
ホームページ: https://develop-group.jp
※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。
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