同一商品の継続購入率は概ね5~7割 トップはマヨネーズ

~ 継続購入率からみつめる「いまどきの10年商品」 ~

株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、全国の既婚女性を対象にWEBアンケートを実施しました。調査期間は2021年10月4日(月)~10月6日(水)。有効回答者数は756人です。

調査サマリ

継続購入率が高い調味料はマヨネーズ、ぽん酢。食品は納豆、ヨーグルト

継続購入率が高い飲料はインスタントコーヒー。日用品では洗濯用洗剤

継続購入率が高い調味料はマヨネーズ、ぽん酢。食品は納豆、ヨーグルト

「調味料類」では、「ほぼずっと同じ商品を買い続けている」が1~3割、「たまに他も買うが基本は同じ商品を買い続けている」が4~5割、両回答を合わせた《継続派》は概ね5~7割となっている。調味料類のなかでは「マヨネーズ」が最も継続購入率が高く、「ほぼずっと同じ商品を買い続けている」が33.2%と、唯一3割に達した。「たまに他も買うが基本は同じ商品を買い続けている」と合わせた《継続派》は76.7%となり、こちらも最も高くなっている。なお「マヨネーズ」は、今回調査した全種の中で最も高い継続率となった。その他に《継続派》が7割を超えたのは「ぽん酢」73.8%、「醤油」72.6%、「ソース」70.6%で、他は7割未満だった。
日頃の商品の買い方(調味料類)
日頃の商品の買い方(調味料類)
【図2】は「食品類」の結果である。全体的には「ほぼずっと同じ商品を買い続けている」が1割程度、「たまに他も買うが基本は同じ商品を買い続けている」が3~5割で、《継続派》は概ね4~6割となった。《継続派》が最も高い食品類は「納豆」の67.4%で、「ヨーグルト」67.2%も僅差で続く。以降「ハム・ウインナー・ベーコン」65.9%、「豆腐」60.7%という順で、他は6割未満である。
日頃の商品の買い方(食品類)
日頃の商品の買い方(食品類)

継続購入率が高い飲料はインスタントコーヒー。日用品では洗濯用洗剤

「飲料類」は「ほぼずっと同じ商品を買い続けている」が1割程度、「たまに他も買うが基本は同じ商品を買い続けている」が3~5割で、《継続派》は概ね5~7割となった。飲料類のなかでの継続率は「インスタントコーヒー」が最も高く「ほぼずっと同じ商品を買い続けている」は27.2%と唯一2割に達した。「たまに他も買うが基本は同じ商品を買い続けている」と合わせた《継続派》は75.0%となり、こちらも最も高く、唯一7割を超えている。以降「缶ビール」67.6%、「牛乳」64.1%、「レギュラーコーヒー」63.9%、「緑茶.紅茶.他お茶類」60.1%と続き、他は6割未満となった。
日頃の商品の買い方(飲料類)
日頃の商品の買い方(飲料類)

その他の調査結果は「事実新聞第79号」に掲載しています

今回の紙面を通じてのテーマは「10年商品」です。「10年商品」とは発売されてから「10年後もある商品」という意味で、ロングセラー商品を指します。また、10年以上に渡って使用されている生活者の「愛用商品」という意味でもあります。「事実新聞79号」では、良い商品がたくさん発売され続けている中、生活者が「ずっと使っている商品」とは何なのかに迫ります。

事実新聞第79号紙面


・ 生活者が思う「いまどきの10年商品」を問う定量調査
-同一商品の継続購入率は概ね5~7割トップはマヨネーズ
-愛用商品の魅力の鍵は五感に強く感じない。実力以上ができる
・ 「10年商品」を写真からみつめるフォトレポート
-困ったときに救ってくれ、新しい価値観をくれた恩人、そしてお守り
・ 買い物から「10年商品」に迫るクリエイトでの買物行動観察
-ライフステージの変化は10年商品の隙。奥深さにも気づく機会
・ 「10年商品」を考える主婦のオンライン座談会
-いまの自分に合わせて常に小さな進化.変化を送り続けてくれる存在
・ オリジナルワークショップ「解体親書」で「10年商品」に寄与する商品を考える
-もっと広い用途で、もっと広い世代で、もっと先の未来でも
事実新聞79号紙面
事実新聞79号紙面

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