廃棄となるモルト粕を使った上質なボックス用素材 「クラフトビールカード-FS」を2月中旬に販売開始
モルト粕をアップサイクルした紙を パッケージやノベリティに活用していただくことができます。
株式会社ペーパル(本社:奈良市、代表取締役:矢田 武博)は、株式会社kitafuku(キタフク)(横浜市、代表取締役:松坂 匠記)と、クラフトビール醸造過程で廃棄となるモルト粕をアップサイクルしたクラフト紙「クラフトビールペーパー」の新製品として、ギフトボックスやダンボールに利用できる新素材「クラフトビールカード-FS」を開発しました。2022年2月中旬より販売を開始いたします。
【クラフトビールカード-FSの3つの特徴】
・厚み、強度があるため、小さめの箱なら一枚で、大きめの箱なら段ボールに加工して使用できます(米坪310g 紙厚約0.38mm)
・モルトを微かに感じ艶のある上質な表面を実現。高級感のある箱やカードに最適です。
・加工や印刷しやすく、平滑性の高い表面を実現しました。
従来のクラフトビールペーパーよりも分厚く強度の高いカード紙となっています。色合いにモルト粕を感じさせる、艶のある上質なクラフト紙となりました。また、FSC認証も取得しています。
今回の製造では、クラフトビールペーパーを販売当初よりご活用いただいている、横浜みなとみらい・NUMBER NINE BREWERY(ナンバーナイン・ブリュワリー)( http://quayspacificgrill.jp )様のモルト粕約100kgを再利用しております。
【今後について】
・クラフトビールカード-FSは2022年2月中旬より在庫販売を開始します。
従来のクラフトビールペーパーと合わせて以下の規格を在庫いたします。
・クラフトビールペーパーが目指す“廃棄となるモルト粕が価値ある製品に生まれ変わる”新しいアップサイクルの仕組み実現に向け、幅広くお使いいただける製品にしていきます。
【クラフトビールペーパーについて】
<クラフトビールペーパーの2つの特徴>
・モルト粕の存在を存分に感じられるクラフト紙です。
・表裏で異なった表情を持っているのが特徴です。表裏ともにラフですが、裏は特にその特徴が際立っています。
クラフトビールペーパーは、クラフトビールを醸造する過程で出るモルト粕を紙に混ぜ込んで作られたクラフト紙です。モルト粕は、ひと月の醸造で2,000kgほど出る醸造所もあり、そのほとんどが廃棄となっています。
「この廃棄されるモルト粕を活用できないか?」という発想から生まれた再生紙がクラフトビールペーパーです。
企画やモルト粕回収スキームなどは株式会社kitafuku様主体で実施しており、当社は紙の開発・製造・流通を行い、モルト粕を通じた新しいアップサイクルの仕組み実現に向け、これからも取り組み拡大に力を尽くして行きます。
【株式会社ペーパルについて】
1890年(明治23年)に奈良で創業して以来、130年以上にわたって紙の販売を通じて日本の紙文化を支えています。2008年に森林を守るためのFSC(R)/COC認証を取得して以来、「紙」という循環可能な素材を社会に提供し、脱プラスチックを視野に入れた素材の啓発活動を行っています。さらに、様々な廃棄素材を紙にアップサイクルするフードロスペーパー事業により、企業の廃棄物を活用することでSDGsへの取り組みを推進しています。
【会社概要】
会社名 : 株式会社ペーパル
所在地 : 奈良県奈良市池田町76-7
代表者 : 矢田 武博
資本金 : 3,000万円
創業 : 1890年(明治23年)
事業内容 : 紙や紙製品の企画・販売
WEBサイト: http://www.pepal.co.jp/
【URL】
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ペーパル
TEL : 0742-46-4446
FAX : 0742-62-5506
e-mail: info@pepal.jp
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