「椎茸×環境価値×廃棄課題」再生エネルギーで生産された SDGs菌床椎茸「しいたけっ子」を“100円/袋”で販売開始
自動化や栽培技術により生産コストを大幅に削減
TSUBU株式会社(以下 TSUBU)は、再生エネルギーで生産されたSDGs菌床椎茸「しいたけっ子」(商標申請中)の販売を東京都練馬区の食のセレクトショップ「天晴(あっぱれ)ONLINE SHOP」にて開始します。
価格は「100円/袋」で販売予定です。消費者が日頃の消費活動において再生エネルギーを使用したSDGs食品を選択し100円で手軽に貢献できるようになることを目的としています。
【自動化や栽培技術により生産コストを大幅に削減】
昨今、農業におけるエネルギーコストの比率は膨大であり燃料価格の高騰などがそのまま農産物の販売価格に反映されておりますが、TSUBUの椎茸農園は太陽光パネルを備えたビニールハウスで自家発電の電力を生み出すことで、燃料価格に左右されない安定的な生産を可能にしました。
また、これまで人の手で行っていた作業を自動化や栽培技術により大幅に削減することに成功し、アグリテックと再エネの両面から生産コストを下げる事で「100円/1袋」を実現することができました。
東京都西多摩郡瑞穂町の椎茸農園では、約40kwhの発電も現在稼働中です。
今後、廃棄菌床を燃料とするバイオマスボイラーも導入準備中であり、廃棄物から再生エネルギーを生み出すことで更に「しいたけっ子」の環境価値を高めてまいります。
他に、TSUBUではフードロス問題についても力を入れており、生産・販売予定のカーボンニュートラルいちご「エコベリー」における規格外品のフリーズドライ化と同様に、椎茸についても商品価値の低いといわれるB・C級品を廃棄することなく、2次加工しやすい保管性・可搬性の良い製品として販売を予定しています。
【「しいたけっ子」の販売を開始】
まず、協業先である自然食品・健康食品を扱う東京都練馬区の食のセレクトショップ「天晴(あっぱれ)ONLINE SHOP」において全国に先駆けて「しいたけっ子」の販売を開始します。
椎茸はβ-グルカン、ビタミンD、ミネラル、食物繊維といった健康に必要な栄養素を豊富に含む低カロリー食品として知られており、「しいたけっ子」は環境問題に貢献しながら、消費者の健康にも一役買える商品として、生食および冷凍品の販売を予定しております。
椎茸は冷凍により、細胞壁が壊れることで細胞内の酵素が活発に活動して旨味が増すと言われており、調理の際に味が染み込みやすいというメリットもあることから、生食と冷凍品両方の美味しさを消費者へ提供してまいります。
■東京都練馬区の食のセレクトショップ「天晴(あっぱれ)ONLINE SHOP」
https://appale.stores.jp/about
【今後の展開】
TSUBUでは「しいたけっ子」の生産スタイルをベースに、ハウスの屋根を提供しPPAモデルにて電力生産者からリーズナブルな価格で生産者が購入するコラボモデルや、バイオマスボイラーへの置換環境価値を、TSUBUの取引先の流通や店舗様へ納品する事も視野に入れており、今後、SDGs食品事業を切り口に、さらに新しいビジネスモデルを展開する予定で、SDGs(持続可能な開発目標)における、2番・7番・13番等を具体的に実現してまいります。
※今回、期間限定で「しいたけっ子」のサンプルをご希望の小売店様・食品メーカー様にお配りいたします。2月20日より1か月間、100個限りとさせていただきます。
ご希望の方は、下記連絡先までメールをお願いいたします。
その際には「会社名・ご使用目的・連絡先」をいただきますようお願いいたします。
【会社概要】
商号 : TSUBU株式会社
代表者 : 代表取締役 佐藤 晃一
所在地 : 〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階
設立 : 2018年4月
事業内容: 情報システム開発・アグリテック事業
URL : http://www.tsubu.biz
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