芝浦工業大学 豊洲キャンパスに新校舎が竣工 グローバル教育・大学院教育をさらに充実させ、研究力強化を図る
芝浦工業大学(東京都港区/学長 山田純)は、東京都江東区豊洲キャンパスに地上14階、地下1階の新校舎建築工事を完了し、「本部棟(Centennial Main Building)」として竣工式を行いました。
創立100周年となる2027年に「アジア工科系大学トップ10」を目指して、グローバル教育・大学院教育をさらに充実させ、研究力強化を図ります。本部棟の中には、英語で学部教育を行う先進国際課程の研究室を設置。研究室の区切りのない自由な交流ができるオープンラボ、そして外部組織との共同研究を推進する「ベイエリアオープンイノベーションセンター」が開設されます。
4月末より地下1階体育館/ジムエリアの利用を開始し、9月中旬の後期授業から、すべての施設利用が始まる予定です。
【ポイント】
・豊洲キャンパスに「本部棟(Centennial Main Building)」として地上14階、地下1階の新校舎を竣工しました
・芝浦工業大学100周年記念事業
・グローバル教育・大学院教育の充実と、研究力強化が目的
【施設概要】
名称 :【日本語】本部棟 【英語】Centennial Main Building
建設地 :東京都江東区豊洲3-7-5
敷地面積 :30,000.26m2
構造 :鉄骨造(地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、地上:鉄骨造)
階数 :地上14階、地下1階
延床面積 :44,493.00m2
建築面積 :4,430.00m2
建築主 :学校法人芝浦工業大学
設計・監理:株式会社日建設計
施工 :鹿島建設株式会社
【設計コンセプト】
■キャンパスとまちをつなぐ
低層部にはカフェや体育館を配置し、3層吹抜けのピロティ空間を設け、キャンパスの中心広場へ学生を導きます。既存の大階段は花壇として整備し、キャンパスの中心に賑わいをもたらします。
■世界に情報を発信するグローバルキャンパス
多様な研究活動、産学連携をサポートし、イノベーション創出のためオープンラボを採用。アクティブラーニング教室を多く配置し、グローバルな人材育成に寄与する教育環境を生み出します。
■特徴的に上へ広がる形のファサード
未来に向かう発展と成長を表現し、理工系大学として先端研究のDNAをファサードに集結させます。風洞実験や振動解析を行ったアルミルーバーを採用し、街区に面したファサードは高くなるほど広がる形にすることで、未来に向かい発展と成長を表します。
【各階用途】
B1F :体育館、アスレチックジム
1F :カフェ、レストラン
2F :事務室
3F~4F :教室、アクティブラーニング教室、事務室、学生ラウンジ
5F~14F:研究室、オープンラボ、収録スタジオ、産学連携ラボ、法人部局等
※各階の用途は現時点の予定となります。
【芝浦工業大学とは】
工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科
https://www.shibaura-it.ac.jp/
日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都とさいたま市に3つのキャンパス(芝浦、豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。
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