歴史ある名刹で、富山の土徳を学び仕事をする。城端別院善徳寺内...

歴史ある名刹で、富山の土徳を学び仕事をする。 城端別院善徳寺内を改修した テレワークスペース、6月28日にOPEN。

一般社団法人富山県西部観光社 水と匠は、内閣府・南砺市の支援を受け、城端(じょうはな)別院善徳寺内にテレワークスペースを整備し、「善徳寺TELEWORK PROJECT」として6月28日にOPENいたします。550年の歴史を重ねた名刹での、特別かつ落ち着いた時間と空間での仕事環境を提供いたします。


テレワークスペースでは、一日利用と月額利用のプランを用意。また、テレワークスペースのみならず地域に根付いた「食体験」「僧侶との交流」「ものづくり・民藝品との触れ合い」「農業体験」等、仏教文化や伝統文化を知る体験プログラムや特別研修などもアレンジが可能で、企業や大学の研修・合宿にも対応します。


善徳寺テレワークスペース


◎善徳寺TELEWORK PROJECT公式サイト:

https://mizutotakumi.jp/zentokuji-telework/



■歴史文化を感じる空間で、五感を研ぎ澄まして学び・考え・働く

越中の小京都と呼ばれた「城端」の中心を担ってきた「城端別院善徳寺」は、「真宗王国」と呼ばれ、仏教信仰が深く根付いた富山の精神風土を体現する名刹であり、民藝運動の創始者で哲学者の柳宗悦が、この寺院に62日間逗留し、民藝思想の集大成ともいうべき「美の法門」を執筆した民藝の聖地でもあります。


第3次ブーム到来とも言われ、関心が高まっている「民藝思想」の根源に触れ、自然と共生しながら生きる富山の暮らしや伝統文化を体感することは、仕事や学習をする上での健やかな精神やモチベーションを作ることにつながります。


情報が溢れ、知識消費ばかりにかたよって息詰まってしまうことも多い現代。善徳寺TELEWORK PROJECTでは、南砺の土地の力、僧侶や民藝品との交流の力を借り、五感をフルに使って学び・考え・働くことができます。


富山県産ナラ材を使ったオリジナル家具

日本庭園を眺めるコワーキングスペース


■富山の素材や伝統の技を使った空間

本PROJECT用にオリジナルで制作された家具に使用されているのは、通常は廃棄されてしまう「虫食い(スポルテッド)」のミズナラ(富山県産)。また、3Dプリンターで植物の幹をかたどったデスクの脚は、生分解する樹脂でできています。富山出身の建築家で、チームラボのメンバーでもある浜田晶則(あきのり)がデザインを手がけました。


会議室/テレカンルーム


■日本庭園を眺めるコワーキングスペースと落ち着いた和室会議室

16席のコワーキングスペースは、善徳寺の日本庭園に面し、四季折々の表情を楽しむことができ、歴史が積み重なった静かで厳かな空間は集中力を高めます。会議やテレカンに使用できる和室の個室3室も利用料に含まれています。


体験プログラム例:作家工房での陶芸体験


■富山が培ってきた価値を共有する体験プログラム

厳しくも豊かな富山の自然がもたらす海・里・山の幸、浄土真宗が根付く精神風土と民藝、加賀前田藩の元花開いたさまざまな工芸など、富山は日本が未来に継いでいくべき価値の宝庫です。これらの価値を体験するさまざまなプログラムやツアーも組み合わせることが可能です。オリジナルの研修や合宿プログラムのアレンジも承ります。



■善徳寺TELEWORK PROJECT概要

所在地  : 富山県南砺市城端405

施設   : 城端別院善徳寺 「北の書院」「西の書院」

営業時間 : 午前9時~午後5時

定休日  : 善徳寺に準ずる

席数   : 16席

       会議室兼テレカンルーム:3室

アメニティ: プリンター、飲み物(コーヒー、お茶)

料金   : 1日利用 3,300円(税込)

       月額利用 8,250円/月(税込)

利用方法 : 公式サイトより予約が必要

       https://mizutotakumi.jp/zentokuji-telework/

企画監修 : 一般社団法人富山県西部観光社 水と匠

運営   : 株式会社水と匠


*他にも、一般社団法人富山県西部観光社が提供する多様な体験コンテンツやツアーから、オプションプログラムをお選びいただけます。詳しくは、こちらへ→→ https://mizutotakumi.jp/


城端別院善徳寺


【城端別院善徳寺】

今から約550年前に本願寺第8代 蓮如上人によって開基され、現在は、東本願寺(真宗大谷派)の城端別院。浄土真宗の開祖、親鸞聖人直筆の「唯信抄」をはじめ、什宝物・法宝物・古文書など、約1万点の寺宝を有し、7月の虫干法会では普段は公開されていない式台門や大納言の間・書院がある御殿にそれらが展示公開されます。創建以来火災になっていないため、戦国時代の終わりに前田利家が宿泊したと言われる部屋や250年前の茶室も現存します。

また、哲学者・鈴木大拙の弟子で「民藝運動」の創始者である柳宗悦が62日間逗留し、民藝思想の典拠となる「美の法門」という論考を書き上げた部屋も当時のままに残されています。

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