ワンストップスタジオ東京が世界の放送局で 高いシェアを誇るVizシステムを7月に導入 ~『配信系バーチャルプロダクション』サービス開始!~
最新鋭の同録グリーンバックスタジオを東京・神田に構える「ワンストップスタジオ東京」では、2022年7月に、世界の放送局で使用される、Vizrt社の3Dリアルタイムグラフィックシステムを導入しました。
※バーチャルプロダクション:VR空間を活用したリアルタイム映像送出を実現するプロダクションワークフローの総称
※XR(クロスリアリティ):VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)の総称
■Vizシステムの導入でキー局レベルの高次元ライブ配信が可能に
このVizシステムの導入により、一般企業でもストリーミング配信を通じ、日本のキー局や、海外の大手放送局でしか行えなかった選挙放送や、スポーツ番組のような、高次元ライブ配信を提供することが可能となりました。このような高次元なライブ配信の提供を可能にしているのが、Vizシステム(VizArtistとVizengineに分類)と、同時採用されたTrackmen社のViotrackRシステムの3つの機能にあります。
■高次元ライブ配信を叶える3つの機能
Vizシステムは、グラフィックを作成するVizArtistと、そのデータを処理するVizEngineに分類されます。
VizArtistは3DCGデータを再現、イラストレーターデータなどのグラフィック素材の3D化といった、主に平面デザインを立体化させる機能を備えています。
次に、VizArtistで作成されたバーチャル空間や3Dテロップに、VizEngineの高速リアルタイム処理を施すことで、映像と3DCGグラフィックデータをリアルタイムで配信処理することが可能になります。
最後に、VioTrackRは、赤外線センサーカメラを用いて特徴点を自動的に解析することができ、その位置情報データをVizシステムと同期を図ることで、ジブアームやスライダーなどのカメラの動きと、VizArtistで作成した3Dバーチャル空間が連動するという仕組みになっています。
これら機能を駆使することで、イベント参加者に、動きの少ない静的な映像配信ではなく、カメラの動きに連動したダイナミックな3DCG背景を有する、リアリティある映像配信を提供することが可能になります。
■Vizシステム:LEDウォールを凌ぐ汎用性とコストパフォーマンス
コロナ禍の中でライブ配信の需要が急増したが、アフターコロナ時代に突入した現在、ストリーミング技術を利用したハイブリッド型イベントの需要が一層の高まりを見せることが予想されます。このような趨勢の中で、イベント参加者は、日本のキー局や、海外の大手放送局レベルのリッチな配信コンテンツを求めています。このような高次元ライブ配信に対する需要を満たすのがワンストップスタジオ東京が導入したVizシステムです。
スタジオをLEDパネルで覆うことにより、精彩かつ大規模なCG空間を作り出す、LEDウォールも注目を集めていますが、これは、映画やCM用の撮影といった収録には活用できますが、マルチカメラへの対応が技術的に困難であるため、ライブ配信には一切適しません。
一方、マルチカメラに対応したVizシステムは収録、ライブ配信の両方に活用可能で、その汎用性はLEDウォールと比べ高いと言えます。
さらに、Vizシステムは既存のグリーンバックスタジオとトラッキングセンサー、およびVizソフトウェアとレンダリングエンジンを活用するため、LEDウォールの1/3程度の価格で、リッチコンテンツ化を実現することが可能で、LEDウォールをはるかに凌ぐコストパフォーマンスを発揮します。
これら価格的優位性と汎用性の点で、Vizシステムの需要はLEDウォールと比べて圧倒的に高いと言えるでしょう。
▼Vizバーチャルプロダクションサービスに関する詳細は以下URLをご参照下さい
https://www.1stop-studio.tokyo/virtualproduction/
▼運営会社 株式会社JPC
▼運営スタジオ ワンストップスタジオ東京
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