700系車両で4両目となる712号車のリニューアル工事を実施...

700系車両で4両目となる 712号車のリニューアル工事を実施しています

・9月18日(日)には、リニューアル工事見学会を初開催

 叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)では、2018年より700系車両のリニューアルを進めており、現在、その4両目となる712号車の工事を実施しています。

 主に1両編成で運用している700系車両は、当社で初めて冷房装置を搭載した車両で、1987年7月に運用を開始しました。運行開始から30年以上が経過したため、順次リニューアルを行い、エクステリア・インテリアの更新、バリアフリー化、LED採用による省エネルギー化、安全性の向上を図っており、712号車は2022年内の運用開始を予定しております。

 このたび、車両のリニューアルを手掛けている阪神車両メンテナンス株式会社(本社:兵庫県尼崎市、社長:箕浦幹也)と同社の工場がある阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:秦雅夫)との共同企画として、工事の様子をご覧いただける見学会を2022年9月18日(日)に初めて開催します。車両をリニューアルしている経過を見学していただくとともに、普段見ることのできない阪神電車の洗車機通過体験、塗装機見学、トラバーサ体験等の設備見学や体験をお楽しみいただけます。

 詳細は次のとおりです。

リニューアル前の712号車      リニューアル工事のイメージ



1.車両番号  712号車(700系 デオ710形)1両×1編成


2.リニューアル内容

・エクステリアの更新。

・座席の取り替えをはじめとするインテリアの更新。

・車いす・ベビーカースペースの設置といったバリアフリー化や座席のカラー変更による優先座席の明確化。

・車内灯・前照灯・行先表示器などへのLED採用による省エネルギー化。

・車体前面の鋼板を厚くし、台枠下部覆い(スカート)新設による安全性の向上。


3.叡山電車リニューアル車両と阪神電車尼崎車庫見学ツアー

現在、阪神電車尼崎車庫内において叡山電車の車両をリニューアルしている経過を見学していただき、叡山電車の紹介や普段見ることのできない阪神電車の洗車機通過体験、塗装機見学、トラバーサ体験等の設備見学や体験をお楽しみいただけます。

開 催 日  2022年9月18日(日)

開催時間  (1)午前の部

        9時30分~11時30分(受付  9時15分~ 9時25分)

      (2)午後の部

       13時30分~15時30分(受付 13時15分~13時25分)

集合場所  阪神電車尼崎車庫正門前(阪神本線尼崎駅下車、徒歩6分)

定  員  各回20名(最少催行人員各回10名)

旅行代金  おとな(中学生以上)    お一人様 7,500円(税込)

      こども(3歳以上小学生以下)お一人様 6,500円(税込)

申込方法  阪神ステーションネットホームページ(阪神アイビートラベルホームページ)よりお申込みください。

      URL:https://www.hanshin-stationnet.co.jp/travel/index.html

      ※お申込みサイトにて詳しい旅行条件書を事前にご確認のうえお申込みください。

      ※先着順ではございません。

      ※お申込みはお一人様1回限りとなります。重複申し込みは無効となります。

      ※午前の部、午後の部どちらかをご希望の場合は、「お問い合わせ欄」に第一希望・第二希望をご記入ください。

      申込受付期間 2022年8月22日(月)~8月28日(日)

      当選者発表  2022年8月30日(火)


【お申込みされるお客さまへのお願い】

・新型コロナウイルス感染症の感染予防および感染拡大防止のため、お申込みの際は次の点についてご理解ご協力をお願いいたします。

 ※ツアー参加中のマスク着用・手指消毒等感染予防対策にご協力ください。

 ※当日受付時に検温を実施させていただき、37.5度以上の方はご参加いただけません。

・新型コロナウイルス感染拡大防止策を十分に配慮し催行いたしますが、感染拡大状況により一部変更または中止となる場合があります。


(参考)

・700系車両について

700系車両は、1987年にデビューした両運転台車で、叡山電車初の冷房車です。ワンマン運転用として設計され、主に1両編成で運行しています。細かな仕様の違いにより、デオ710形(2両)、デオ720形(4両)、デオ730形(2両)の3種類に分かれています。

運用を開始した当時は「クリームとマルーン」の塗装でしたが、2005年より順次デザインを変更し、「新緑をイメージした黄緑」「山をイメージした緑」「川をイメージした青」「紅葉をイメージした赤」の4種類の帯色となりました。

運用開始から30年以上が経過したため、これまでに732号車は2018年に観光列車「ひえい」、722号車は2019年に沿線の神社仏閣をイメージした「朱色」、723号車は2020年に水が豊かで山紫水明の地である洛北の自然を表現した「青色」のカラーリングへリニューアルを行いました。





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