専門学校教員の自由研究!? SDGs事例を学ぶ旅「ふくしまSDGs研修」 2022年9月23日(金)~9月24日(土)
「質の高い教育」提供を目標に、教員が福島県で自主研究に励む
「国際力」「専門力」「人間力」「ITC活用力」を4本柱に教育を展開する、ECC国際外語専門学校(大阪市北区 学校長:瀧山 淳一)では、持続可能な社会の担い手を育成する教育機関として、指導者が幅広くSDGs事例を学ぶ機会を設け「より質の高い授業展開に役立てて欲しい」と、教員を対象にした「SDGs研修」を当校で初めて実施いたします(参加者任意)。第1回となる今回は2022年9月23日(金)~24日(土)の行程で、教員8名が福島県を訪問します。
ECC国際外語専門学校について: https://kokusai.ecc.ac.jp/
【なぜ、福島県!?】
■「東日本大震災による複合災害を被った福島県の復興は、SDGsそのもの!」
本校英語課所属・留学コーディネーターの新谷優貴子(あらやゆきこ)先生は、大阪府生まれの福島県育ちです。2011年以来、学生と共に、福島県の復興支援活動を続けています。
新谷先生:「毎年、学生と共に福島県を訪れていますが、元の姿(震災前)に戻るというよりは、近年は、新しく進化した福島県の姿を見るようになり、毎度感動しています。一方、未だに飛び交う風評や年々風化が進んでいる事実も否めません。震災から11年間、学生と共に、福島県の支援活動を行って参りましたが、今後は、今までとは違う角度から、福島の魅力を発信する必要があると考えるようになりました。そこで、今年2月に福島県で行われた『ふくしまSDGs スタートダッシュギャザリング』をオンライン視聴し、内堀福島県知事のお言葉からヒントを得ました。内堀知事は「複合災害からのふくしま復興こそ、SDGs18番目のゴール」とおっしゃいます。まさに、津波で被災した土地に市民が戻り『住み続けられるまち』を築くために、産地評価の回復を目指して取組み(『産業と技術革新の基盤をつくろう』)、震災の記憶の伝承や復興への取組みを基に、郷土理解教育が進んでおり(『質の高い教育をみんなに』)、原子力に頼らない国内外先端のモデルシティであること(『エネルギーをみんなに、そしてクリーンに』)、処理水の海洋放出問題を目の当たりにする現状(『海の豊かさを守ろう』)など、複合災害からの復興を目指す福島県の目指すゴールこそ、SDGs17ゴールに当てはまると思います。
国際派の進路を提案する本校でも、コース単位でSDGs教育は進んでいます。そこで教員に、震災後、福島県が抱えた苦悩や復興に向けての取組みなど、正しい情報を知ってもらい学生のSDGs教育に役立ててもらう事が、結果、風評・風化対策の小さな一端を担えるのではないかと考えました。卒業後、様々な進路に進む学生の記憶に、少しでも、福島県のポジティブなイメージが残るように、教員の皆さんに福島県を五感で体感頂き、授業展開に役立てて欲しいと思い、この研修を学校長に提案しました。」
■SDGs事例を学ぶ旅「ふくしまSDGs研修」 行程表
主な訪問先 別添付行程表あり
<9月23日(金)>
・一般社団法人東の食の会 専務理事 高橋大就様講話(一般社団法人NoMAラボ代表理事)
・請戸小学校
・東日本大震災・原子力災害伝承館
・ふくしまナラティブ・スコラ2022(福島県環境創造センター主催)
<9月24日(土)>
・大平山霊園
・ニコニコ菅野農園(震災復興からサステナブル農業へ)菅野クニ様講話
■参加教員のバックグラウンドは様々!
国籍、学歴(専門分野)、職歴、バックグラウンドが様々な8人が参加。英会話講師で日本在住5年のオーストラリア人と今年来日したばかりのフィリピン人、総合英語コース担任兼インスタグラマーの先生や英語教材執筆者などが参加します。参加者の視点は様々です。それぞれの視点から「ふくしまの今」を見つめ、2022年度後期各担当教科授業にて、福島県で視察した事例を起用します。
・英語教材を執筆する先生の声
「福島県で出会った方のお話を聞き、リーディングの教材(英語教材)に取り上げたい」
・オーストラリア人の先生の声
「福島のSDGs事例を取り上げ、オンラインで福島と繋ぎ、英語でディスカッションをしてもらおうと思う。授業の様子は、YouTubeで配信したい。」
・総合英語コース担任兼インスタグラマー先生の声
「授業で事例発表するだけでなく、個人的に、福島県の美しい自然をたくさんSNSで発信したい。」
■帰阪後の授業実施予定
授業実施時期:2022年11月~2023年3月
(教科によって時期が異なります。
取材ご希望の方は、お問合せくださいませ)
教科名 :・英語教科 3教科(授業数未定)
Contemporary Issues・Speak Out・
Intensive English Studies Reading&Listening
・専門教科1教科(国際ホテルコース)
ホテリエコーディネート
*この企画は「福島県令和4年度ふるさと・きずな維持・再生支援事業」の補助金の交付を受けて活動しております
■学校概要
学校名: 学校法人山口学園 ECC国際外語専門学校
代表者: 学校長 瀧山 淳一
所在地: 〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2-1-6
設立 : 1971年
プレスリリース添付資料
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