【NTTCom】「まなびポケット」の申し込みID数が400万を突破

~学校現場や保護者向けの新機能を継続的に拡充~

 NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の申し込みID数(※1)が400万IDを突破しました。

 現在、「まなびポケット」は「GIGAスクール構想」を実現するプラットフォームとしての活用に加え、「MEXCBT」(※2)の入り口となる「学習マネジメントシステム」(以下 学習eポータル(※3))としての用途においても全国の多くの自治体に採用いただいております。

 NTT Comは、引き続き児童・生徒の特性に応じた個別最適な学びを支援し、保護者の方々がお子さまの学びをサポートできる機能、教職員のワークスタイル変革を後押しする機能などを提供し、より多くの教育現場で利活用いただく取り組みを続けていきます。


1.背景

 「まなびポケット」は児童・生徒、教職員が一人ひとつのアカウントを持ち、さまざまな学習コンテンツを利用できるクラウド型教育プラットフォームです。インターネットとブラウザーがあれば、どこからでもアクセスできるクラウド上で、提携するさまざまなサービス(授業支援・協働学習支援ツール、個別学習支援教材、英語やプログラミングの学習教材など)を提供しています。

 2017年からサービス提供を開始し、2022年3月時点では300万IDのお申し込みをいただいておりました。また、2021年12月には文部科学省が推進する「MEXCBT」と接続し、活用時の入り口となる「学習eポータル標準モデル(※4)」に準拠したプラットフォームとしてもご利用いただいております。


2.400万ID突破

 このような背景の中、「まなびポケット」は2022年9月時点で全国の800以上の自治体、10,000校以上の学校よりお申し込みいただき、400万IDを突破しました。300万ID突破から半年という短い期間での100万ID増加には、「学習eポータル」として多くの自治体・学校に選ばれていることに加え、出欠連絡や学校から保護者への連絡など、無償で使える保護者向け機能が評価され、保護者IDが増加したことが大きな要因となっています。今後も継続的に保護者向け機能などを追加して、より多くの方々に利活用いただくことをめざします。


3.学習eポータルとして4割以上のシェアを獲得

 2021年度に続き、2022年度においても文部科学省にて「MEXCBT(機能拡充版)の活用募集」が実施され、昨年度からの累計として学校設置者(※5)数で約1,200、学校数で約14,300校(うち実証用の学習eポータルは約290の学校設置者、学校数約1,900校)のお申し込みがありました。

 「まなびポケット」は、そのうちの422の自治体、5,554校に採用いただいています。実証用の学習eポータルを除いた、商用の学習eポータルとして4割を超える学校設置者に導入いただいており、トップクラスのシェアを獲得しています。


4.さらなる利活用に向けた機能拡充

 「まなびポケット」はさらなる利活用の促進に向け、学校現場や保護者向けにあらたな機能を提供していきます。2022年度はすでに「教育委員会向け活用レポート」(※6)、「ポータルブックマーク機能」(※7)を追加しましたが、さらに今後、以下の機能のリリースを予定しています。


(1)保護者からの出欠連絡の自動集計・出力 (2022年度 第3四半期予定)

  保護者向け機能として提供中の出欠連絡機能に、あらたに自動集計・出力機能を追加します。保護者がスマートフォンやブラウザーから登録した出欠連絡を自動で集計、出力することにより、校務支援システムへの登録や連携を効率化し、学校現場における事務処理稼働の負担を軽減します。      


(2)統合認証サービス (2022年度 第3四半期予定)

 2022年3月に文部科学省「情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が改訂され、アクセス制御によるセキュリティ対策が認められました。「まなびポケット」では、同ガイドラインに準拠した多要素認証・リスクベース認証を実現する統合認証サービスをご提供します。

 これにより教職員が、自宅からインターネット経由で校務支援システムを利用することが可能となるため、教職員のワークスタイル変革を促進します。

 また、これまで独立していた校務システムと学習システムとの連携が可能となるため、両システム間のデータ連携や、より高度なデータ活用にもつながります。



(3)WEBQU(学級状態)×CBT(学力)によるクロス分析の可視化機能 (2022年度 第3四半期予定)

 「まなびポケット」上で提供している2つのコンテンツ、「WEBQU」と「まなびポケットCBT」をクロス分析し、可視化する機能を提供します。

 学級の経営状態がわかる「WEBQU」と、学力の状態がわかる「まなびポケットCBT」を組み合わせることにより、児童・生徒の心理状態や学級の経営状態が学力向上にどのような影響を与えているかを可視化することが可能です。これにより児童・生徒、教職員による一人ひとりにあった個別最適な指導の実現をサポートします。



 NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。

https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/


 NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。

https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html


(※1):ID数には、まなびポケットを利用する教職員、児童・生徒、保護者のIDが含まれます。

(※2):「学びの保障オンライン学習システム(「MEXCBT」(メクビット))」は文部科学省が開発を進める、児童・生徒が学校や家庭において、国や地方自治体などの公的機関などが作成した問題を活用し、オンライン上で学習やアセスメントができるCBT(Computer Based Testing)システムです。CBTは問題用紙やマークシートなどの紙を使わずコンピューターを利用した試験をさします。

(※3):学習eポータルは、GIGAスクール構想で整備された一人一台環境と高速ネットワークを活かし、ソフトウェア間の相互運用性を確立してユーザーにとっての操作性を向上させるとともに、教育データをより良く活用するために構想された、日本の初等中等教育向けのデジタル学習環境のコンセプトのことです。

(※4):「学習eポータル標準モデル」は一般社団法人ICT CONNECT 21がまとめた、学習eポータルのコンセプトに関する概要、技術仕様をさします。

(※5):「学校設置者」は学校を直接運営する国(国立学校)、地方公共団体(公立学校)、学校法人(私立学校)のことです。

(※6):「教育委員会向け活用レポート」は各学校での「学習コンテンツの利用状況」や「研修会実施後の活用状況の変化」をグラフ形式で表示するレポート機能のことです。

(※7):「ポータルブックマーク機能」は「まなびポケット」ポータルサイトのトップページに、各学校が独自に利用するWEBサイトやWEBアプリケーションのURLリンクをブックマークできる機能のことです。


■関連リンク

・報道発表「小金井市、東京学芸大学、NTT  Comによる、「GIGAスクール構想による個別最適化された深い学び等の実現に関する連携協定」の締結について」(2021年4月)

 https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2021/0420.html

・報道発表「クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」が文部科学省が推進する「MEXCBT」との連携を開始」(2021年11月)

 https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2021/1101.html

・報道発表「「まなびポケット」の申し込みID数が300万を突破」(2022年3月)

 https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2022/0324.html

・まなびポケットサービスサイト

 https://manabipocket.ed-cl.com/

・まなびポケットたんぽくん

 https://manabipocket.ed-cl.com/tampokun/

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