【福山城築城400年記念】三流派合同千人茶会を開催します!

【福山城築城400年記念】三流派合同千人茶会を開催します!

 福山市では、福山城築城400年を記念し、市内にある三流派(表千家、裏千家、上田宗箇流)合同による茶会を開催します。本市は古くから茶道が盛んであり、毎年市民茶会を開催するなど、一般の方でも参加しやすい取組を行っています。
 作法などが違うため、合同で行うことは極めて稀ですが、初代藩主水野勝成の頃から福山藩に育まれてきた茶道を通じて築城400年を祝う機会とします。

日時

2022年(令和4年)11月13日(日)
9:30~15:30

会場

福寿会館(表千家同門会備後支部)
ふくやま美術館茶室(茶道裏千家淡交会福山支部)
福山城湯殿(上田宗箇流福山支部)

料金

450円(予約券)※料金は当日支払
500円(当日券)

チケット販売場所

表千家同門会備後支部
茶道裏千家淡交会福山支部
上田宗箇流福山支部

福山藩と茶道について

 水野勝成の骨壺は美濃瀬戸焼の葉茶壺であり、美濃に離散した瀬戸の陶工が室町末期から江戸初期にかけて焼いた茶壺で、茶道はなやかな桃山時代から江戸時代に珍重されたもの。また、4代勝種手焼きと伝わるカブの模様が入った素朴な絵付けの楽茶碗も残っている。阿部家時代では阿部正倫自作の楽茶碗や阿部正弘が筆写した「茶湯初心集」が伝えられている。鞆の中村家では邸内に利休茶室待庵を模した二畳の小間を作るなど、福山藩でも茶道が盛んだったことがうかがい知れる。

福山市について

福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。

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