【スマートロッカー】。「非接触ICカード方式」に加え 「スマホQRコード方式」を新たに投入
ウィズコロナを視野に開発、 これからの生活やビジネスでの便利さを追求した次世代型ロッカー
箱物板金加工製品や精密板金加工部品で58年の歴史を刻む『株式会社仁張工作所』が2022年春から発売した「非接触ICカード式貴重品ロッカー」に加え、荷物の受け渡しを可能とした「デリバリーロッカー」を2023年1月から市場に本格投入します。
今回の取り組みは、同社の主力分野である、「貴重品ロッカー」や「オーダーメイドスチール家具」の生産技術を生かし、コロナ禍での三密回避とテクノロジーの進化を見極め、機能性、操作性、デザイン性に優れるだけでなく、導入先の使用目的に応じてカスタマイズできる同社の高度のロッカー製作技術で新市場を開拓できるとの判断による新たな経営戦略です。
「非接触ICカード式貴重品ロッカー」は、ウィズコロナ、アフターコロナ時代のテレワーク中心の職場やリモート学習を行う教育機関、会員制クラブなどで、社員や学生、会員が出社や登校、入場した際の貴重品の収納用途などを想定し、ロッカー中央に設置する液晶画面に社員証や会員証、学生証など非接触ICカードをかざし、タッチパネルで空きボックスの番号を指定するなどして開閉できるようにするもので、形状やデザイン、必要な列・段のマス数は自由設定で導入先のニーズに即してカスタマイズできるのが特長です。
これに対し、新規開発の「デリバリーロッカー」は、いわゆる【受け渡しの場所】としてロッカーが位置付けられており、店舗からお客様へ、会社内の部署から他部署へ、など想定される使用用途が拡がる可能性に期待しています。
「現在普及している、宅配便、クリーニング、調剤薬、などに加え、こちらもマスサイズやマス数などのカスタマイズが柔軟にできることが武器だ」と仁張茂社長は期待を寄せています。
どちらのタイプも、他社製品に対して低価格での提供をすることで、2023年以降市場への浸透を期待しています。
■「デリバリーロッカー」について
用途 :【ICカード方式】個人用ロッカーとして
(社員証や学生証などを鍵として)
【QRコード方式】オフィスや店舗における
受け渡しロッカーとして(スマホへメール送信)
使用想定シーン:オフィス・店舗・施設・学校・ホテルなど
■特徴
リーズナブルな『10種類の標準スタイル』とマスサイズ・マス数・運用にもおよぶフレキシブルな『カスタマイズ』があります。
【標準スタイル】
「スタンダード」「オフィス」「スマートフォン」「パーソナル」「モバイル」など全10種類。
想定される収納物は、スマホ、財布、キー、カード、バッグや手荷物、ノートパソコン、タブレット、書類、その他小物などです。
【カスタマイズ(オーダーメイド)】
対応できる主な項目
・マスサイズ・マス数(列・段)・複数高さ設定(低・中・高)
・ソフトウェア変更(要検討・別途費用)
・オーダーカラー・シール・シルク印刷等のデザインオーダー
・マスアレンジ(アクリル窓・充電コンセント)
・アラーム音によるセキュリティ対策
■仁張工作所について
自社設計・製作のロッカー・オフィス家具・スチール家具をオーダーメイドで提供。半世紀以上の箱物板金技術のノウハウで共同開発に強み。
昭和39年創業より半世紀以上、特注ロッカー・オフィス家具・スチール家具の設計・製作に従事。設計段階からお客様と連携し、OEM・ODMによるお客様への製品提供やオーダーメイドロッカーの製作を得意としています。
同社の強みは、豊富な設計ノウハウ・加工実績を有することで、板金の知識と豊富な設備により、自社にて一貫生産・完結できる点である。実績から生まれたオリジナルロッカーも多岐にわたり、使い勝手の良さ、丈夫な作り、デザイン性など、他社カタログ製品とは異なるユニーク性を有しています。
貴重品ロッカー・スマートロッカー・スポーツロッカー・ワークロッカー・メールボックスなどのユニークな製品群は、お客様からの声を集約した自信作で、標準品だけでなく、サイズ・カラーその他カスタマイズ化したオーダーメイド品を迅速かつ低価格でご提供できる点も、自社設計と板金加工・塗装・組立・現地据付含めた生産体制・品質保証体制によるものと言えます。
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