土屋ケアカレッジで初の「介護福祉士実習指導者講習会」が開始！

2023.01.04 10:00

株式会社土屋

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介護資格研修を展開する土屋ケアカレッジ(理事長：吉田政弘)で、初の「介護福祉士実習指導者講習会」が始まりました。

土屋ケアカレッジは、重度訪問介護(重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービス)を全国で展開する株式会社土屋(本社：岡山県井原市、代表取締役：高浜敏之、在籍人数：2,121人)が運営する介護職員養成のための教育研修機関です。

この度、土屋ケアカレッジでは2022年12月26～28日の3日間、「介護福祉士実習指導者講習会」を初開催しました。当講習会では、実務者研修(介護福祉士国家資格の必須要件)の講師(介護過程)資格が取得できます。

また、介護施設等の実習現場にて、学生の指導者となる資格が得られます。

当該資格を取得している人材の配置が、施設等における加算等の要件になっていることもあり、ニーズが高まっている資格研修の一つです。

土屋ケアカレッジでは、当講習会を皮切りに、今後、全国各地で「介護福祉士実習指導者講習会」を開催予定。質の高い講師の育成を通じて個々の介護職員のスキルアップを図り、介護業界全体の資質向上に貢献します。

土屋ケアカレッジ理事長　吉田政弘

■「介護福祉士実習指導者講習会」の概要

平成19年、社会福祉士及び介護福祉士法等の法律が改正されたことに伴い、介護福祉士養成カリキュラムが大きく変更。併せて実習指導者の要件として、平成24年度より実習施設・事業等(II)の実習指導者には介護福祉士実習指導者講習会の受講が義務付けられました。

＜土屋ケアカレッジの「介護福祉士実習指導者講習会」＞

●取得資格

実務者研修介護過程の講師資格、介護施設等における実習現場にて学生(介護福祉士養成校)の指導者となる資格

●研修内容

実習指導計画の作成・カンファレンスの持ち方・評価方法等。グループワークを基調とするスーパービジョン等。

●受講対象者

介護福祉士として3年以上実務に従事した経験のある方

●研修期間

3日(通学)

●開催場所

全国各地(土屋ケアカレッジのみならず、受講者の勤務先、施設や病院等、全国どこでも講師が出向きます)

●開催日時

応相談(ご希望に添えるようにいたします)

●料金

35,000円(キャンペーン価格)

土屋ケアカレッジの「介護福祉士実習指導者講習会」では、わずか3日間の通学で実務者研修介護過程の講師資格を取得できます。また当校への通学のみならず、全国各地どこでも当校の講師が出向き、時間帯のご要望にも柔軟に対応します。

現場のリアルを重視するからこそ「対面授業」にこだわり、少人数・丁寧な指導を特徴とする当講習会では、様々な介護現場を経験したベテランの介護職講師が経験に基づいたノウハウを分かりやすくお伝えいたします。

URL： https://tcy-carecollege.com/kaigo-jishi-koushu/

(担当者：土屋ケアカレッジ研修品質責任者　上杉秀貴)

土屋ケアカレッジ研修品質責任者　上杉秀貴

■土屋ケアカレッジの想い

土屋ケアカレッジは、「福祉業界への架け橋」になることを至上命題に掲げ、これまでも利用者と介護職員をつなぐ役割を果たしてきました。

当校の「介護福祉士実習指導者講習会」は、介護職員に利用者の生活を守るための「介護過程」を教える実務者研修の講師、また介護施設等における実習現場にて学生(介護福祉士養成校)の指導者となる人材を輩出するための資格研修です。

現在、介護業界では、30万人以上の介護人材が不足するとされる「2025年問題」が目前に迫り、深刻な状況を迎えています。こうした中、介護人材の確保のみならず、質の高い介護士の育成が急務となり、介護士を指導する講師、指導者の養成が喫緊の課題とされています。

土屋ケアカレッジでは、当研修を通じて質の高い講師・指導者を養成することで介護士の質の向上を図り、それによって利用者の自分らしい生活の実現に貢献していきたいと考えています。

また、資格取得による介護職員のキャリアアップを応援し、待遇改善および介護業界全体のスキルアップを図ります。

さらに土屋ケアカレッジでは、看護師向け研修「医療的ケア教員講習会」も開催していることから、「介護福祉士実習指導者講習会」で実務者研修の「介護過程」を、そして「医療的ケア教員講習会」で「医療的ケア」を担当する指導者を育成できます。これにより、実務者研修の全過程を網羅でき、介護業界のますますの発展に寄与できると考えています。

■「介護福祉士実習指導者講習会」の特徴

土屋ケアカレッジの「介護福祉士実習指導者講習会」では、わずか3日間で、実務者研修(介護過程)の講師等の資格が取得できます。

また、介護業界の待遇改善やスキルアップ等の「社会課題」に取り組む当校だからこそ、その礎となる「現場のリアル」を重視し、そのリアリティを生で伝えるべく「対面のみの授業」にこだわった研修を開催しています。

オンラインではなく対面授業を採用することで、実地での丁寧で充実した研修を受けていただくことができます。

さらに講習会では、様々な介護現場を経験したベテラン介護職講師が、経験に基づいた指導を丁寧にわかりやすくお伝えするなど、「実践的」な観点に基づいて「教えるコツ」を学ぶことができるので、指導力の向上はもとより、スキルアップにもつながります。

具体的な内容として、グループワークを基調とした講習が挙げられます。受講生は、ロールプレイにより指導者および生徒の立場をお互いに体験しながら、実践的指導方法を身に付けることができます。

スーパービジョンの講義も大きな特徴です。介護業界におけるスーパービジョンとは、新人の介護職員がスーパーバイザー(指導者)からアドバイス・フォローを受ける過程を指しますが、当講習会ではこのスーパーバイザーになるための指導を徹底しています。

基本的な知識の習得から、実習指導者の役割や在り方、また各種養成校等との連携を図るための方法まで幅広く習得でき、日々の現場の指導スキル向上にも役立つ研修となっているなど、キャリアアップに最適な条件を整えています。

■介護施設等管理者の方へ

本講習会では、豊富な経験を持った介護職員が講師として研修を行うため、職場内でのOJTに最適です。カリキュラムには職員を指導する心構えなど、人材育成スキルの履修も含まれており、新人育成のポイントを学べます。

また、加算算定要因に関わる介護プロフェッショナルキャリア段位制度「アセッサー」では、当講師資格の取得が講習受講要件の一つになっています。

施設等管理者の皆さまには、ぜひ実務者研修介護過程の講師資格を取得した人材配置により施設等の加算等の要件を満たし、介護職の人材育成やキャリアアップ、境遇改善の一端を担っていただけることを願っております。