オムロンコネクトとJMDCのPHRサービス Pep Upとの連携スタート
-バイタルデータの連携で健康行動の改善や医療費最適化を目指す-
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下 オムロンヘルスケア)と株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島 陽介、以下 JMDC)は、オムロンヘルスケアが提供するスマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect(以下 オムロンコネクト)」とJMDCが保険者向けに提供しているPHR*1 サービス「Pep Up」間のデータ連携を2023年4月24日より開始します。
*1 パーソナル・ヘルス・レコードの略。個人の健康・医療・介護に関するデータのこと。
今回のデータ連携により、オムロンヘルスケア製の通信機能付き血圧計や体重体組成計、活動量計で測定したデータをPHRサービス「Pep Up」で利用できるようになります。はじめに、体重体組成計で測定したデータ*2 を連携。今後データ項目は段階的に拡充していく予定です。これにより、「Pep Up」を導入している健康保険組合等の保険者は、組合員である個々人がオムロンコネクトで測定したバイタルデータと健康診断の結果や医療費のデータの両方を用いて、特定保健指導等のサービスを実施しやすくなります。また、オムロンコネクトから連携されるデータが増えることにより、Pep Upユーザーは日々のバイタルデータを活用してよりパーソナライズされた指導やサポートを受けられます。
*2 データ連携開始時は体重のみ
今後、両社はJMDCグループが保有する医療データとオムロングループが保有するバイタル・活動データなどを組み合せて、パーソナライズされた生活者および患者の生活習慣改善支援ソリューションの創出に取り組んでいきます。
■Pep Upの概要
Pep Up(ペップアップ)は、JMDCが健康保険組合向けに開発・提供しているPHRサービスです。Pep Upユーザーにおいては、スマートフォンアプリ等の手元の健康診断の結果や医療費のデータから自らの健康状態に関する気づきをご提供することができ、活動量計や様々な健康増進メニューによる意識変容や行動変容を促進しております。また、保険者においては、紙や対面で実施してきた業務の負荷軽減に貢献しています。
URL: https://static.pepup.life/products/pepup/
■オムロンコネクトの概要
オムロンヘルスケアが提供するスマートフォン健康管理アプリです。オムロンヘルスケア製の通信機能付き健康機器で測定したデータを転送すると、グラフやカレンダーで測定結果を確認することができます。服薬や飲酒などの生活習慣を血圧データと一緒に管理できる「かんたん血圧日記」や過去1週間分の血圧データを家族などと共有できる「血圧お知らせ定期便」など健康管理に役立つ機能を搭載しています。また、血圧計に加えて、心電計、体重体組成計、活動量計、体温計、パルスオキシメータなどで測定したデータを一括して管理できます。
URL: https://www.healthcare.omron.co.jp/smp_omronconnect/
【株式会社JMDCについて】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術を有しています。8億1,000万件以上のレセプトデータと3,700万件以上の健診データ(2022年3月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標(健康年齢)や健康増進を目的としたWebサービス(Pep Up)など、医療データと解析力で健康社会の実現に取り組んでいます。2022年2月に、オムロン株式会社と資本業務提携を行い、同社の持分法適用会社となっております。
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