クラウドサービス情報開示認定機関ASPICが、 遺失物管理サービスと電子帳簿保存サービスを新たに認定 2社はともにASPIC IoT・AI・クラウドアワード受賞企業
~本情報開示認定制度は、平成19年から総務省ご指導の下、 ASPICが立ち上げ・推進しており、利用者が安心して利用できる クラウドサービスの普及推進を図っています。 昨年7月11日には、累計300サービスの認定を突破しました。~
一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)は、2023年6月1日、クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示認定機関として、申請された2件のクラウドサービスについて審査した結果、認定機関の定める審査基準に従って「安全・信頼性に係る情報開示」が適切に行われていることを認定いたしました。
この認定は、サービスの安全性、信頼性に関する情報を正しく開示しているクラウドサービスにのみ与えられるもので、利用者の安心・安全なクラウドサービスの選定に資することを目的としたものです。今回の認定により、累計210社の314サービスが認定されました。
(申請日順)
【認定区分】 ASP・SaaS
(1) 株式会社ナニワ計算センター:「FindManager for SaaS」
(ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022 支援業務系ASP・SaaS部門 奨励賞)
(2) 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ビジネスブレインズ:「ClimberCloud」
(ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021支援業務系ASP・SaaS部門 審査委員会賞)
以下、新規認定サービス及び直近で認定を更新したサービスを紹介します。
認定サービスの開示情報につきましては、利用者が比較、選択等する際の参考に利用いただけるよう、認定機関ASPICホームページに掲載しております。
( https://www.aspicjapan.org/nintei/ )
【1. 新規認定サービス】
新規認定した2サービスを示します。今後も申請があったものから順次、審査を行い、情報開示が適切と判断されるサービスを認定していく予定です。
■ASP・SaaS申請:2サービス(2事業者)
No.1
サービスの名称:FindManager for SaaS
事業者の名称 :株式会社ナニワ計算センター
サービスの概要:落し物・忘れ物の登録・問合せ照合・返還・警察届出などの
一連の処理を改正遺失物法に準拠して簡易に行える
遺失物管理サービス
No.2
サービスの名称:ClimberCloud
事業者の名称 :株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ビジネスブレインズ
サービスの概要:会計帳簿・決算関係書類・取引関係書類(自社・他社発行)などに
タイムスタンプを付与する等、電子帳簿保存法に対応した形式で
クラウド上に保存できる電子帳簿保存サービス
【2. 認定更新サービス一覧】
令和5年3月から直近までで認定更新した、1を下記に示します。認定の有効期間は認定日より2年間有効です。
■更新申請:1サービス(1業者)
認定更新日:令和5年5月27日
No.1
認定番号 :0249-2105
サービス名称 :エブリONE
事業者名称 :エブリ株式会社
サービスの概要:ミーティング(掲示版)、勤務報告(ブログ)、スケジュール、
メッセージ、共有ファイル、アンケート等を
標準機能として利用でき、グループ内のコミュニケーション、
情報共有・蓄積を支援するクローズ型SNSサービス
【3. 情報開示認定機関ASPICからのお知らせ】
(1)AIクラウド情報開示認定取得のお勧め
令和4年2月15日に総務省から「AIを用いたクラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針(ASP・SaaS編)」が公表されました。
( https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000306.html )
AIクラウドサービスは、この指針にて定義される、「AI機能を組み込んだクラウドサービス」のことです。ASPICでは、上記の指針を受けて、令和4年4月1日にAIクラウド情報開示認定制度を新設、運用しております。
発表資料: https://www.aspicjapan.org/pdf/20220401_nintei.pdf
(2)第17回「ASPICクラウドアワード2023」募集中
ASPICクラウドアワードは日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに対し、総務大臣賞(予定)、アワード総合グランプリ、各部門総合グランプリ、他各賞の表彰を行うものです。
〇標記アワードに申し込みのサービスは、情報開示認定新規申し込みの審査手数料を半額とします。
〇アワードへの申し込み締切は、2023年6月20日(火)
〇詳細は、下記URLよりご覧ください。
募集要項: https://www.aspicjapan.org/event/award/17/index.html
【4. 情報開示認定制度の経緯と現状】
平成19年、ASPICは総務省の受託調査研究によりISO27001を参照したASP・SaaSの情報セキュリティ対策ガイドラインの策定を行いました。並行して、総務省とASPICが合同で「ASP・SaaS普及促進協議会」を立ち上げ、この協議会で、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針の策定を行い、この指針をもとに平成20年4月、「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」を創設し、認定機関をFMMC、認定業務運営をASPICとして認定制度が開始されました。また、平成29年には認定機関をFMMCからASPICに移管しました。
以降の経緯は下記リンクを参照ください。
https://www.aspicjapan.org/nintei/about.html
これまでに認定されたサービスは、累計314サービス、210事業者となっています。
【5. 本件連絡先(申請受付窓口)】
一般社団法人日本クラウド産業協会
(クラウドサービス情報開示認定機関)
クラウドサービス情報開示認定事務局
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-3-1 たつみビル2F
担当 : 岩田・国松
TEL : 03-6662-6854
Fax : 03-6662-6347
mail : aspic@cloud-nintei.org
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