ビニールハウスに曲がる超薄型太陽光発電パネルを設置 「水耕栽培用ペラペラ太陽光」サービスを8月1日からスタート
ハウス内で自家発電して大幅に電気代を節約
太陽光エネルギーを中心としたカーボンニュートラルコンサルタント事業を展開する株式会社ティーエスピー(代表:多田 多延子、所在地:広島県広島市)は、水耕栽培用など、大型の農業用ビニールハウスに超薄型太陽光発電パネル「ペラペラ太陽光」を設置し、ハウス内での自家消費による電力供給サービスの提供を8月1日から開始します。
【電気料金の値上がり問題は農家にも直撃】
昨今、電気料金の値上がりが社会問題となっていますが、中でも、事業用(高圧・特高圧)の電気料金は2021年2月以降から約2.1倍※になっています。※新電力ネット「電気料金単価の推移」より
農業用ビニールハウスでの水耕栽培用では、水を回すポンプ、エアコン、水蒸気発生器、LED育苗装置など、多くの電気を使うため、農家の方々は、電気代の高騰のあおりを大きく受けています。
【強度の弱いビニールハウスにも設置可!水耕栽培用ペラペラ太陽光とは】
当社は、水耕栽培用など大型の農業用ビニールハウスにペラペラ太陽光を設置し、ハウス内で自家消費する「水耕栽培用ペラペラ太陽光」サービスを8月1日から開始します。
従来の太陽光発電パネルは重い上、架台が必要でさらに負担がかかるため、耐久性が低いビニールハウスには設置できませんでした。しかし、ペラペラ太陽光は、厚さ2.5mmでクリアファイルのように軽く、薄く、従来の太陽光パネルの重さに比べ、4分の1程度の重さです。さらに、曲げることが可能なため、今までパネルを設置できなかったビニールハウスにも対応が可能です。ペラペラ太陽光で発電した電気は0円で使用できるため、電力会社からの購入量を削減し、大幅な電気代の節約に繋げることができます。また、制度※を活用して即時償却などの節税を行うことができます。
※中小企業等経営強化法に基づく支援措置
【屋根の張り替えにも対応!ペラペラ太陽光の設置方法】
ビニールハウスの屋根は、塩ビ系素材のため、紫外線の影響や気温の変化により、経年変化として裂けやすくなり、透過性が劣化してきます。そのため、5~7年に1度屋根の張り替えが必要となってきます。
太陽光発電パネルを直接ビニールハウスの屋根に設置してしまうと、屋根の張り替えが困難になってしまいます。「水耕栽培用ペラペラ太陽光」は、ビニールハウスにパネルを直貼りせずに設置することで、屋根の張り替えにも対応できます。
■水耕栽培用ペラペラ太陽光の設置方法
設置方法は、ハウスの形状によって変化しますが、主に以下の方法でパネルの設置をします。
1 太陽光パネルをワイヤーで繋げてアーチ状に自立させ、ワイヤーをコンクリートブロックで固定することで移設可能にする。
2 ペラペラ太陽光は接着剤で簡単に取り付けできます。ハウス内の骨材に太陽光パネルの発電側が空向きになるよう接着剤を着け、ビニールハウスの内部に設置することで、屋根の張り替え時に影響がないようにする。
■「水耕栽培用ペラペラ太陽光」お問い合わせページ
https://www.tsp-cg.com/contact
【今後の展開】
ティーエスピーでは、建物の壁面に太陽光発電パネルを設置する「テナントビルの壁面発電」を8月中にサービス開始予定です。また、電気需給のひっ迫、電気料金の高騰など、電力に関する様々な課題を解決するための取り組みを行っていきます。
【会社概要】
会社名: 株式会社ティーエスピー
代表 : 多田 多延子
所在地: 広島県広島市南区出汐1-17-25-2F
URL : https://www.tsp-cg.com/
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