デザインユニット「さだまらないオバケ」が企業と協働 体験型菓子「KUMOMONAKA 雲もなか」で 新しい弔いのカタチを提案
国内最先端の実践教育を行うデザイン専門校、東京デザインプレックス研究所(所在地:東京都渋谷区、学校プロデューサー:黒木 公司)では、デザインで社会問題にアプローチする研究機関/フューチャーデザインラボの取り組みから、プロジェクトチーム「さだまらないオバケ」が2020年に発足。グリーフケアや、死にまつわる文化・価値観をデザインのチカラでアップデートさせることを目指し、デザインプロダクトの企画開発・販売や、エンディング業界のデザイン活動を行っています。
この度、「さだまらないオバケ」が葬祭用品メーカーの三和物産株式会社と共同開発したのは、「KUMOMONAKA 雲もなか」。故人を想いながらつくる、体験型手作り菓子です。
【思い出の中のあの人は、どんな色ですか?】
「KUMOMONAKA 雲もなか」は、大切な人への想いを空へ届ける、新しい弔いのカタチです。大切な人を想いながら付属の7色の色粉で白餡に色をつけ、自分の想いを表現します。想いを餡に込め、ころんとかわいいもなか皮に挟んで口の中へ。食べる直前に餡を挟むため、パリパリとした食感を楽しめます。
【「さだまらないオバケ」が死の弔い方に思うこと】
葬儀や法事のあり方は時代と共に変化しています。大切な人が亡くなった後すぐに求められる社会復帰、核家族化、葬儀の縮小化、リアルな繋がりの減少、さまざまな事情により、人々が「故人への想いや自分の気持ちと向き合う時間」を失ってしまっている現代。タイミングや場所、故人との関係性にとらわれず、それぞれの弔いの時間を過ごすことができるように…そんな思いを込めて「KUMOMONAKA 雲もなか」は誕生しました。
子供からお年寄りまで誰でも簡単に作ることができ、「どうしてその色にしたの?」そんな質問から世代を超えた優しい会話が生まれます。49日やお盆、法要など、「KUMOMONAKA 雲もなか」は、さまざまな集まりの中でのコミュニケーションのきっかけとなるお菓子です。
【デザインへのこだわり】
■もなか
もなかの皮は、故人への想いを乗せて空へ届けてくれる、ふわふわで可愛い雲のカタチに。手のひらにおさまる、ころんとした小さめのサイズ感にもこだわりました。色をつけた餡が隠れてしまわないように、あえて餡が少しはみ出す設計になっています。
■色粉
空にかかる「虹」にちなんで、赤・黄・緑・青・紫・茶・黒の7色を用意しました。多様なイメージ表現を可能にするべく、あえて茶や黒などの鮮やかではない色も選定。「茶色の服が好きな人」「黒髪が綺麗な人」など、ポジティブなイメージでも使うことができます。
■パッケージ
パッケージは、色のついた餡がのぞく「雲もなか」をそのまま表現したようなデザイン。手にした時に高揚感を、開けた時にはワクワク感を覚え、「KUMOMONAKA 雲もなか」の世界観への没入を体感できるデザインを目指しました。
現在、オンラインショップで購入が可能です。同サイトでは、つくりかたの画像や動画コンテンツも掲載されています。
KUMOMONAKA 雲もなか オンラインショップ
【さだまらないオバケ】
デザインのチカラで死への向き合い方を変える「死のリデザイン」をテーマに活動するデス・デザインユニット。東京デザインプレックス研究所にて発足し、2022年8月に100BANCHのGarage Programに採択される。「ひきだしカードゲーム&ノート」などのプロダクトづくり、「デス・スナック死と私」などカジュアルに死を語れる場やコミュニティづくり、葬儀業界のデザインパートナーとしてのクリエイティブづくりを行っている。
【東京デザインプレックス研究所】
「東京発コンテンポラリーデザインの複合型教育機関」として2012年開校(2023年8月現在7,700名超の学生が在籍)。「ボーダレス思考」「ソーシャルデザイン」「経済合理性」「デジタル環境対応力」「コミュニケーション力」を教育コンセプトとした、大人(社会人・学生など)のためのデザイン専門校です。最先端の教育プログラムや独自の教育システムがデザイン業界から注目を浴びています。
<教育分野>
デジタルコミュニケーションデザイン、空間コンテンポラリーデザイン、WEBインタラクションデザイン、グラフィック/DTP、WEBクリエイティブ、UXリサーチ、UI/UX、デザインストラテジー、クリエイティブデザイン、商空間デザイン、CAD/3DCG、インテリアデザイン
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