司馬遼太郎作品初の本格電子化『竜馬がゆく(一)』主要電子書店の1位独占! 7月12日より、第2弾 4~6巻の配信開始!
株式会社文藝春秋(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:平尾隆弘)が発売した、司馬遼太郎『竜馬がゆく(一)』の電子書籍版が、発売以来、主要電子書店の1位を記録しています。
-
7月12日から『竜馬がゆく』(四)~(六)が配信
文藝春秋は、6月21日、司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』(一)~(三)を電子書籍化して発売しました。司馬作品の長編の本格電子化は初めてになります。土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげた、総発行部数2,500万部の司馬遼太郎、永遠のベストセラーです。
発売以来、売上好調で、『竜馬がゆく(一)』は、iBookStore、楽天Kobo、紀伊國屋書店、Reader Store、BookLive!、ガラパゴスストアなど、主要な電子書店のデイリーランキング、週刊ランキング、書籍ランキング等で売上1位を記録しました。
iBookStore、楽天Kobo、Reader Storeでは、コミックの人気作を押さえての1位も記録しました。コミックと小説が一緒のランキングで、歴史小説が1位になるのは稀です。
1962年の産経新聞での『竜馬がゆく』連載開始から半世紀、根強い司馬遼太郎人気、読者からの「電子化リクエスト」の最上位にあった作品人気を裏付けた形になります。
売上部数も当社作品の中でも過去に例をみない出足になっています。
7月12日からは、4~6巻が配信になります。「池田屋ノ変」「蛤御門ノ変」「薩長同盟」など、物語としても盛り上がる部分です。
また、司馬遼太郎生誕90年になる8月7日には7~8巻(完結)が発売になり、さらなる部数増を期待しております。
「わたくしは、日本史の人物のなかで、坂本竜馬ほど、男としての魅力にとんだ存在はないとおもうのだが、どうだろう。この底ぬけに明るい、しかも、行くとして可ならざることのなかった、カンのいいひとりの天才をかきたい。(中略)。その魅力が、なにであるかを、わたくしはこの小説をかきながら、読者とともに考えてゆきたい。きっと楽しい読み物になるだろうという自信はある」(司馬遼太郎/「産経新聞」昭和37年6月16日夕刊一面に掲載された『竜馬がゆく』連載予告より抜粋)
「電子書籍にためらいがあったわけではありませんが、司馬作品は紙の本でお読みくださった方がいい、と思っていました。電子端末の進化がその境界の垣根を低くしました。これからは二つの媒体が共存しつつ、読者はそれぞれの特質を状況に応じて楽しむことになるのでしょう。今回の電子書籍化で、竜馬が新たな表情で読者に何事かを語りかけてくるような気がします」(司馬遼太郎記念館館長 上村洋行)
■著者紹介/司馬遼太郎(しば・りょうたろう)
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、『梟の城』で第42回直木賞受賞。41年、『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。47年、『世に棲む日日』を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、『ひとびとの跫音』で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、『街道をゆく“南蛮のみちI”』で日本文学大賞受賞。62年、『ロシアについて』で読売文学賞受賞。63年、『韃靼疾風録』で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。著書に『司馬遼太郎全集』『司馬遼太郎短篇全集』『坂の上の雲』(文藝春秋)ほか多数。平成8(1996)年没。
■書誌情報 『竜馬がゆく』(1~8)
販売価格 : 660円(1~8共通)
発売日 : 1~3巻 発売中、4~6巻 7月12日、7~8巻 8月7日(完結)
主要販売電子書店: Kindleストア、iBookstore、楽天kobo、Reader Store、紀伊國屋書店、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他電子書籍を販売している主要書店
特設サイト : http://hon.bunshun.jp/sp/ryoma-ebook
*注意! 司馬遼太郎の「遼」は正しくは、「にてんしんにょう」になります
*司馬遼太郎記念館では、「竜馬がゆく展」を、7月28日(日)まで開催中です。詳しくは、司馬遼太郎記念館ホームページ( http://www.shibazaidan.or.jp )をご覧下さい。
取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては
プレスリリース内にございます企業・団体に直接ご連絡ください。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)