会津中央病院と昭和村が連携した通院バスの運行開始 「医療×MaaS」により社会問題解決に向けた連携強化
一般財団法人 温知会 会津中央病院(福島県会津若松市、以下 会津中央病院)は、昭和村(福島県昭和村)との連携により、2023年11月13日(月)からオンデマンドバスと病院受診を結びつけた通院バスの運行を開始します。
日本の医療は、急速な少子高齢化の進行によって大きな課題に直面しています。高齢者の増加に伴い、慢性疾患や加齢に伴う健康問題に直面し、定期的な医療ケアを必要とする方が増加しています。都市部においては医療施設や専門医の数が比較的充実していますが、地方や山間部などの地域では医療インフラが不足しており、病診連携の強化が求められています。また、過疎化による公共交通の減少や高齢者や運転困難な人々の増加により、通院が困難な状況が多く見られ、社会問題となっています。
このような課題を解決するために実施される、オンデマンドバスと病院受診を結びつけた通院バス運行の取り組みでは、「医療×MaaS(Mobility as a Service:移動性サービス)」を検証し、近隣市町村とも連携しながら地域医療の課題を解決し、地域社会への貢献を目指します。
■運行概要
日時 :2023年11月13日(月)~ 毎週月曜日(休診日を除く)
運行ルート:金山町→昭和村→会津中央病院(会津若松市)
利用者 :会津中央病院へ通院される方(受診、付き添い等)
利用料金 :無料
利用申込 :事前予約制(電話 0242-25-1590 又は会津中央病院Webサイトより)
申し込みサイト(会津中央病院Webサイト):
https://www.onchikai.jp/access/webreserve-busmap/
■特徴
・からむんバス(昭和村オンデマンドバス)、公共交通機関との連携した運行
・送迎バスの走行位置をネットから確認可能(遅延情報や送迎ツールとして利用)
・バス乗車の予約、受診予約をDX化することで、予約の簡素化、管理業務軽減
・近隣市町村とのオンデマンドバスとの連携について検証
■運行ルート(毎週月曜日)
金山町→昭和村→(博士トンネル)会津中央病院
片道距離:約72km、片道所用時間:約100分
<主な停留所>
7:49 水沼橋(会津金山町)→8:00 会津川口駅→8:25 昭和村役場→8:27 昭和村すみれ荘→8:31 喰丸ハゾメ前→8:41 小野川生活改善センター→9:30 会津中央病院
*帰りは13:30 会津中央病院発
■連携強化について
各市町村やオンデマンドバスとの連携のほか、ライドシェアや自動運転などの動向も視野に入れ、各関係機関と協議しながら、効率的で住民の方々にとって便利で使いやすいシステムを検証していきます。点のサービスを線で結ぶことで将来的な社会問題を地域として解決していきたいと考えています。
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